キャディバッグの口枠は何分割かに区切られていてますが、クラブの入れ方はどのようにすれば良いのでしょうか。またキャディバッグにはポケットがたくさんついていますが、ゴルフボールやティーをどのように収納すれば良いのでしょうか。
初めてキャディバッグを購入された初心者の方にとって、その入れ方は分からないことだらけかと思います。
そこで今回は、キャディバッグへのクラブの入れ方や小物類の収納方法を詳しくご紹介していきます。どれもゴルフ場でキャディバッグを使いこなすために必要不可欠な情報ばかりです。
ゴルフ初心者の方にも分かりやすいように解説しておりますので、ぜひキャディバッグの収納方法を整理してみてくださいね。
目次
1. キャディバッグへのクラブの入れ方
まずは、キャディバッグへのクラブの収納方法を確認していきましょう。もちろんクラブの収納方法には、正しい入れ方がございます。同伴プレーヤーやキャディさんは、意外とクラブの入れ方をチェックしているものです。
ぜひこちらで正しい入れ方をチェックして、今後のラウンドのご参考にしてくださいね。
1-1. キャディバッグの正しい収納方法!
クラブを収納する口枠は、何分割かにセパレートされていますよね。一般的には5分割から6分割の商品が多いかと思いますが、収納方法の考え方は全て同じです。
ここでは5分割のキャディバッグを例にとります。この場合のクラブの入れ方は、サンドウェッジからドライバーにかけて「右下→左下→中間右→中間左→上段」の順番に収納していきます。
入れ方の決まりとして、右下をウェッジ、左下をショートアイアン、中間右をミドルアイアン、中間左をロングアイアンとユーティリティ、上段をドライバーとウッド用として活用するとスマートに収納できます。
またこの時は、それぞれのお部屋のクラブを右から左に番手の小さい順に並べてあげるとよりスマートです。
ちなみにパターの入れ方は、隙間のある所に入れて置けば問題ありません。ラウンドでは乗用カートにパター入れが付いていますので、パターはそちらへ収納することになります。
1-2. 雑に見えるキャディバッグの収納方法とは?
ゴルファーの中には、キャディバッグへクラブを無造作に入れてしまう方もいらっしゃいます。それぞれのお部屋にクラブを収納するのではなく、隙間のある箇所にとにかくクラブを押し込んでしまうのです。
また初心者の方の中には、時間に追われてクラブを収納する時間を取れず、詰め込んでしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ただこうした煩雑な入れ方をすると、クラブを取り出したい時に、瞬時にどこにあるか分からなくなってしまいます。
またホールアウト時にクラブを置き忘れてしまった場合でも、クラブを整理整頓しておかないと、置き忘れたことを気づかずに次のホールへ移動してしまいがちです。
1-3. クラブの入れ方で同伴プレーヤーに迷惑をかけることも!
キャディバッグへクラブを煩雑に入れていると、同伴プレーヤーの方に迷惑をかけている場合があります。
乗用カートにはキャディバッグがギッシリと並びますよね。キャディバッグからクラブを取り出す時に、隣のバッグに入っているクラブと引っかかってしまう場合、少なくともどちらかの入れ方に問題があります。
上記でご紹介した収納方法でクラブをキャディバッグに入れると、番手ごとのシャフトの長さの違いによって、自然と引っかからないようになります。
それにも関わらずクラブ同士が引っかかってしまう場合は、キャディバッグへのクラブの入れ方に問題のある可能性が高いです。
隣のバッグの持ち主の方は、もしかしたら内心ではイライラしているかもしれません。周りのゴルファーの方は意外とクラブの入れ方を見ていたりしますので、ぜひ正しい入れ方で管理していくように心がけてくださいね。
2. キャディバッグへの小物類の入れ方
キャディバッグには、あらゆる場所に大小異なるポケットが付いています。このポケットへの収納方法はとても大事なポイントです。
こちらの章では、おすすめなポケットの収納方法も交えながら解説していますので、特に初心者の方はご参考にしてみてくださいね。なおここでは、キャディバッグの持ち手の付いている側を正面として解説しています。
2-1. 正面ポケットへの収納方法
乗用カートにキャディバッグを積む時は、正面ポケットが上に来るように積み込みます。このためラウンド中に使えるポケットは、基本的に正面ポケットだけと思ってください。
正面ポケットには、ラウンドで必要になる小物類を中心に収納していきます。具体的なゴルフ用品を上げると、ゴルフボール・ティー・マーカー・グローブ、などを収納するようにしておきましょう。
2-2. 背面ポケットへの収納方法
背面ポケットは、主にゴルフシューズを入れる時に活用します。練習場へゴルフシューズを持参する時は、基本的にこのポケットを使用します。
ただゴルフ場へいく時は、更衣室でゴルフシューズを履き替える都合上、ボストンバッグにシューズを入れて携帯されることをおすすめいたします。
また乗用カートにキャディバッグを積んだ場合、背面ポケットは完全に使用不能になります。このためラウンド中は、背面ポケットは使用しません。
2-3. サイドポケットへの収納方法
サイドポケットは、容量の大きなポケットです。このポケットは、レインコートや防寒に備えたゴルフウェアの収納に使うことが一般的です。
ただキャディバッグを乗用カートに積み込んでしまうと、基本的にサイドポケットは使用できません。このためラウンド中にレインコートを取り出す場合は、キャディバッグをカートから取り外す必要もござます。
とはいえ、キャディバッグにレインコートが入っていると安心感もございますので、レインコートを収納しておくのはおすすめです。
ちなみにサイドポケットにグローブやダースボールを保管する入れ方はおすすめしません。ゴルフ場では係員さんがキャディバッグをカートに積み込んでくれますので、気付いた時にはグローブやボールを取り出せなくなっている可能性があります。初心者の方は特に注意してくださいね。
3. キャディバッグの上手な収納方法をマスターしよう!
いかがでしたでしょうか。キャディバッグへのクラブの入れ方やゴルフ用品の収納方法はご確認いただけましたでしょうか。
ゴルフクラブを綺麗にキャディバッグに収納できれば、身だしなみもしっかりとしている印象を与えてくれます。一方でキャディバッグへのクラブの入れ方が汚いと、整理整頓ができないと思われてしまうだけでなく、隣の方にご迷惑をかけている可能性もございましたね。
またキャディバッグにはポケット類がたくさんついていますので、しっかりと収納を使い分ける必要があります。特に乗用カートへ積み込む際は背部とサイドのポケットは使用できませんので、必要なゴルフ用品は正面ポケットに入れておくようにしましょう。
それでは、キャディバッグの入れ方をしっかり整理して使いこなしていきましょう!