グリップ改造で簡単！パターをカウンターバランスにする方法とそのメリットを解説！

最近では「カウンターバランス」という言葉を耳にする機会が増えてきました。特にパターに関しては、頻繁にカウンターバランスという言葉を聞くケースがあるかと思います。

しかし、この言葉に馴染みのないゴルファーの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

カウンターバランスに関するサイトや記事は少ないですので、情報量が不足しているのも仕方のないことだと思います。

そこで、カウンターバランスの意味を詳しくご紹介していきます。またパターをカウンターバランスにするメリットやその方法も併せて解説していきます。

ぜひこちらの記事で正しい情報をご確認いただき、今後のゴルフのご参考にしてくださいね！

 

1. パターをカウンターバランスにするとは？

そもそもゴルフ用語として一般的に使用される「カウンターバランス」とはどのような意味なのでしょうか。

カウンターバランスとは、ゴルフクラブのバランスを軽くすることを言います。もっと分かりやすく言うと、ゴルフクラブのグリップ側の重量を大きくすることで、クラブヘッド側の重量を相対的に軽くすることです。

ゴルフクラブのバランスは、ヘッドとグリップの重量で決まりますよね。

そこで、グリップ側の重量を大きくして、ゴルフクラブのバランスを手元側に移動させることをカウンターバランスと表現します。

またゴルフクラブのバランスの意味は、『ゴルフクラブのD◯の意味って何？バランスの仕組みを徹底解説！』の記事で詳しくご紹介しております。

ゴルフクラブにおけるバランスの意味を再確認したいゴルファーの方は、ぜひこちらもご確認してくださいね。

2. パターをカウンターバランスにするメリット

パターをカウンターバランスにすることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。

パターをカウンターバランスにしてグリップ側の重量を大きくすると、それだけ手元の操作性の高いパターにすることができます。

パターのバランスの変化によるメリット・デメリットに関しては、『グリップ交換でパターのバランスは変わる！その影響と注意点を総まとめ！』でもご紹介しておりますので、ぜひこちらの記事もご確認してくださいね。

最近ではパターヘッドの重いゴルフクラブが増えてきております。特にマレット型のパターなどは、パターヘッドを重くして安定的にストロークすることに着眼したクラブですので、それだけヘッドヘビーのクラブが増えてきております。

しかしパターのヘッドが重すぎると、ヘッドが振り子のような動きをしてしまってストロークしづらく感じるゴルファーの方もいらっしゃいます。

ヘッドが重すぎる時は、グリップ側の重量を重くしてカウンターバランスにすれば、ご自分のストロークしやすいパターに改造することができるのです。

 

3. パターをカウンターバランスに改造する方法

それでは、パターをカウンターバランスに改造する方法をご紹介して行きたいと思います。クラブのヘッドの重量は、基本的に変更することができませんよね。

そこでカウンターバランスにするためには、グリップ側の重量を増やしてあげれば良いわけです。

ここでは代表的な改造方法をご紹介して行きますので、カウンターバランスに興味のあるゴルファーの方はぜひご参考にしてくださいね。

3-1. シャフトに鉛を装着

一番簡単な改造方法は、グリップの下のシャフトに鉛を装着する方法です。

鉛はゴルフショップでも簡単に購入することができますよね。こうした鉛をシャフトの下に巻くことで、誰でも簡単にパターをカウンターバランスに改造することができます。

鉛装着の方法では大きなバランス調整はできませんが、パターのバランスの微調整をしたい時にはおすすめな方法になりますよ。

鉛でバランス調整をする改造方法に関しては、『【悩み別】バランス調整で理想のゴルフクラブに！正しい鉛の貼り方のコツを解説！』の記事で詳しくご紹介しております。

パター以外ゴルフクラブで鉛調整する効果も詳しくご紹介しておりますので、是非こちらも併せてご確認してくださいね。

3-2. グリップ交換

今装着してある純正のグリップよりも重たいグリップを使用すれば、それだけグリップ側の重量を大きくすることができますよね。こうすれば必然とカウンターバランスに改造することができますよね。

パターのグリップを重くするメリットは、『パターで重いグリップが向いている人の特徴とは？重くするための方法を徹底解説！』で詳しくご紹介しておりますので、是非こちらの記事もご確認してくださいね。

またパターをお店でグリップ交換するときは、少しでも最安値で実施したいですよね。

パターのグリップ交換のお値段は、『パターのグリップ交換費用が安いのはどこ？ゴルフショップごとの料金を徹底比較！』の記事で詳しくまとめております。

気になるゴルフショップごとのグリップ交換の費用は、是非こちらの記事で基本情報を整理してくださいね。

3-3. グリップの下に鉛を巻く

これは少し上級のテクニックになりますが、パターのグリップの下に鉛を巻くことで、よりカウンターバランスのクラブに改造することができます。

この方法では、基本的に何回か施工を繰り返してベストなセッティングを見つけていくことになります。そのためこの方法を採用するためには、基本的にはご自分でパターのグリップ交換をする必要があります。

ご自分でパターのグリップ交換をされるゴルファーの方でしたら、このような方法でパターをカウンターバランスにする改造方法もありますので、是非ご参考にしてくださいね。

また、パターのグリップ交換の方法に興味を持たれたゴルファーの方もいらっしゃるかと思います。

そんな方は、『自宅で簡単！絶対失敗しないパターのグリップの交換方法を徹底解説！』でグリップ交換の方法を詳しくご紹介しておりますので、是非こちらの記事でご確認してくださいね。

 

4. カウンターバランスが注目される理由

近年では、パターのカウンターバランスが脚光を浴びております。これにはパターのヘッド重量が重くなっていることが一因にありますが、その背景にはアンカリングの禁止があると言われております。

アンカリングの禁止とは、パターのグリップエンドを体に固定してストロークすることを禁止したルールのことですね。

アンカリングの禁止に関しては、『意外と知らない！パターのグリップに関するルールとアンカリングの禁止を徹底解説！』で正しい情報をまとめておりますので、ぜひこちらの記事もご確認してください。

ルールの改正前にアンカリングしていたゴルファーの方にとって、パターのグリップを握っているという感覚は少なかったと言われております。どちらかというとグリップを固定しているという感覚が強かったのではないでしょうか。

アンカリングが禁止されたことで、今までと同じようばグリップ感覚を得るためには、パターをカウンターバランスに改造する必要があったと言われております。

この情報が全て正しいとは限りませんが、とても興味深い話ですのでご参考までにご紹介させて頂きました。

5. パターをカウンターバランスに改造してグリップ側の重量を重くしよう！

いかがでしたか。パターをカウンターバランスに改造するメリットや、その方法はご確認いただけましたでしょうか。

特に最近ではヘビーウェイトのパターが多く販売されておりますので、カウンターバランスを検討しているゴルファーの方も多いかと思います。

そのような時は、ぜひカウンターバランスの改造に挑戦されてみてはいかがでしょうか。

ご自分にベストなフィッティングのパターに改造できれば、それだけストローク数が減少すること間違いありません。ぜひ上でご紹介した方法から、ご自分にとってベストな方法を選択してみてくださいね。

またパターのグリップ交換を実施した時は、しっかりと乾燥時間を確保する必要があります。

乾燥時間の意味やその目安は、『パターのグリップを交換する際の乾燥時間はどれくらい？溶液ごとの目安と注意点を総まとめ！』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらの記事もご確認してくださいね。