この記事をご覧の方は、10番アイアンを所有されている方かと思います。ご年配の方からクラブを譲渡してもらった場合、もしかしたら10番アイアンが含まれているかもしれません。
また現行のゴルフメーカーでも、10番アイアンをラインナップしたメーカーはございます。こうしたクラブを見ると、10Iの飛距離が気になってきますよね。果たして10番アイアンでショットしたら、ボールはどのくらい飛ぶのでしょうか。
そこで、10番アイアンの飛距離を詳しくご紹介していきます。またピッチングウェッジと10Iの互換性や、10Iを市販しているゴルフメーカーにも触れております。
10番アイアンに興味のあるという方は、ぜひこちらの内容をチェックしてみてくださいね。
目次
1. 10番アイアンとPWと飛距離は同じなの?
10番アイアンに触れる機会があると、PWとの飛距離の違いが気になりますよね。そもそも10番アイアンとPWは同じクラブなのでしょうか。
厳密に10番アイアンとPWを比較すると、PWの方がロフトが少し寝ている印象もあります。ただ今日ではゴルフクラブのストロングロフト化も影響し、むしろ10番アイアンの方がロフトが寝ている場合もあります。
最近では、番手とロフトの関係性も曖昧になってきております。基本的には10番アイアンもPWも同じ程度の飛距離が出るクラブと思っていただいて問題ありません。どちらのクラブも、9Iの一つ下の番手とイメージするとわかりやすいですよ。
もし厳密に両者のクラブの飛距離を比較したいゴルファーの方がいらっしゃいましたら、双方のクラブのロフト角を比較してみてくださいね。
2. 10番アイアンの飛距離の目安はどのくらい?
それでは、10番アイアンをフルスイングした時の飛距離について確認していきましょう。
ここではドライバーの飛距離を基準にして、アマチュアゴルファーを3つのタイプに分けてご紹介していきます。冒頭では、男子プロが10番アイアンをスイングした時の参考飛距離も触れております。
ぜひ10番アイアンの飛距離のイメージを確認してみてくださいね。
2-1. 男子プロの飛距離
10番アイアンを使用している男子プロはほとんどいらっしゃいません。とはいえ、もし仮に男子プロが10番アイアンを使用したら、どの程度の飛距離が出るのかは気になりますよね。
あくまでご参考ですが、男子プロが10番アイアンをショットしたら、130〜145ヤードはボールが飛ぶはずです。
ちなみに男子プロのドライバーの平均飛距離は280ヤード前後になります。
2-2. アマチュアで飛ぶゴルファーの飛距離
アマチュアで飛ぶタイプの方は、10番アイアンでどのくらいの飛距離が出るのでしょうか。ここではドライバーで250〜270ヤード前後飛距離の出る方の場合を見ていきましょう。
ドライバーで270ヤード弱の方が10番アイアンをショットしたら、120ヤードくらいの飛距離が出るはずです。
それにしてもドライバーで270ydもボールが飛ぶなんて羨ましいですよね。ドライバーの飛距離アップに向けた打ち方のコツは、『すぐに効果が出る!ドライバーの飛距離アップのコツを総まとめ!』でまとめております。
この記事をご覧になったこの機会に、ぜひチェックしてみてくださいね。
2-3. 平均的なアマチュアゴルファーの飛距離
続いてアマチュアで平均的な飛距離の方の場合を見ていきましょう。ここではドライバーの飛距離が210〜230ヤード前後の方をみていきましょう。
この層の該当されるゴルファーの方は、10番アイアンでフルスイングして100ヤード程度の飛距離になります。
100ヤードは一つの基準になる飛距離でもあります。10番アイアンを所有されている方は、たくさん練習して100ヤードを得意な飛距離にしてくださいね。
2-4. アマチュアで飛ばないゴルファーの飛距離
最後にアマチュアで飛距離の出ないゴルファーの場合も確認してみましょう。ここではドライバーの飛距離で200ヤード弱の方が対象になります。
この層に該当される方は、10番アイアンをフルスイングして80ヤード程度のショットになります。
この層に該当される方は、スイングのコツを確認することで簡単に飛距離アップできる可能性もあります。
詳しくは『すぐに効果が出る!アイアンで飛距離アップするスイングのコツと練習方法!』で掲載しておりますので、今後の練習のご参考にしてくださいね。
3. 10番アイアンがセッティングされているブランドはどこ?
10番アイアンは滅多にお目にかからないクラブかと思います。とはいえ、今日でも10番アイアンをレギュラーモデルとして発売しているブランドがあります。それはずばり「本間ゴルフ」です。
本間ゴルフでは、アイアンセットの中に10Iもラインナップされております。その代わりにPWのセッティングがありません。
9I、10Iと続く方が、感覚的にはむしろイメージしやすいですよね。10番アイアンに興味のある方は、ぜひ商品ページもチェックして見てくださいね。
4. ストロングロフト化の影響で10番アイアンは必要になるのか?
最近ではストロングロフト化の影響もあり、9Iでもかなりロフトの立ったクラブが発売されております。
この場合、PWでかなりの飛距離を打ち分けていく必要性があります。ハーフスイングの得意な中上級者ゴルファーの方ならいざ知らず、初心者にとってはハーフスイングでの飛距離調整は難しいですよね。
そこで将来的には、9IとPWの中間的な存在として10Iが登場してくる可能性は十分にあるかと思います。
現にストロングクラブで有名なJGRの爆飛びシリーズでは、ピッチングウェッジが2本入ったモデルも発売されております。ご自分の目で確認したいという方は、商品ページもチェックしてみてくださいね。
それにしても今後のゴルフクラブのセッティングがどのように変わっていくのかは興味深いですね。ストロングロフト化の影響で4Iが消滅した代わりに、10Iがラインナップされる日もそう遠くはないかもしれませんね。
豆知識として10番アイアンの飛距離も覚えておこう!
いかがでしたでしょうか。10番アイアンの飛距離はチェックできましたでしょうか。
10番アイアンは、基本的にPWと同じ程度ボールの飛ぶクラブです。上ではゴルファーのタイプ別に目安の飛距離をご紹介してきましたので、ぜひご参考にしてくださいね。
とはいえ、10番アイアンはなかなか馴染みのないクラブでもあります。読者の方の中には、10番アイアンというクラブの存在すら知らなかった方もいらっしゃるのではないでしょうか。
10番アイアンの飛距離を覚えておけば、ゴルフに詳しい人と思ってもらえるかもしれません。またもしかしたら、今後10番アイアンというクラブに触れる機会があるかもしれません。
ぜひ10番アイアンの飛距離も豆知識として覚えておきましょうね!