ゴルフグローブが汚れてくると、思い切って洗濯したくなりますよね。
グローブを手入れしないと、クラブの汚れが付着してみるみると汚くなります。また汗などが蓄積すると、悪臭の原因になってしまうこともありますよね。果たしてゴルフグローブは、水で洗うことができるのでしょうか。
そこで今回は、ゴルフグローブの洗濯の可否やお手入れの方法について詳細に解説していきます。
まず冒頭では、そもそもグローブを洗濯することの可否を詳細に解説しています。また後半では、グローブの生地に応じたお手入れの方法も詳しくご説明しています。
ゴルフグローブの洗濯しようかご検討されている方は、ぜひご参考になさってくださいね。
目次
1. ゴルフグローブは洗濯しても良いの?
そもそもゴルフグローブは洗濯しても良いのでしょうか。これにはグローブの生地が大きく関係してきます。一般的にゴルフグローブの生地は「合成皮革」と「天然皮革」に大別できます。
そこでまずは、それぞれの生地に応じた洗濯の可否をチェックしていきましょう。
1-1. 合成皮革のゴルフグローブは洗濯可能!
合成皮革とは、ポリエステルなどの繊維から生産された革製品です。ポリエステルはウエアにも積極的に活用されている繊維ですよね。
このため合成皮革のグローブは水で洗うことも可能です。もちろん洗濯できるとはいえ、洗濯機で洗う方法はおすすめできません。あくまで手洗いでお手入れすることが基本です。
詳しい手入れ方法は次章で掲載していますので、ぜひそちらでご確認してくださいね。
1-2. 天然皮革のゴルフグローブは洗濯不可!
天然皮革とは、天然の革製品を活用した革製品です。ゴルフグローブの場合、羊皮を使用している場合が多いです。中にはカンガルー皮を使用してグリップ力を強化した高級商品も販売されています。これらは基本的に水で洗うことは厳禁です。
天然皮革は水にとても弱い素材です。このため水で洗ってしまうと、グローブが萎んだり、硬くなってしまう原因になります。
革製品の財布やシューズを水で洗う方はいっらしゃいませんよね。革靴をお風呂でお掃除する方もいないと思います。同様に天然皮革のゴルフグローブを洗濯することは基本的に厳禁です。
ただ天然皮革のグローブでも、手入れをすることはできます。天然皮革の手入れ方法は後半で掲載していますので、併せてご確認してくださいね。
2. 合成皮革のゴルフグローブのお手入れの方法!
合成皮革は洗濯可能とはいえ、洗濯機を使用することは推奨できません。基本的には水で手洗いするようにしましょう。この際は薄めた中性洗剤を使用しても良いですが、できれば水で洗った方が理想的です。
またグローブを洗う時は、水の温度にも注意するようにしましょう。できれば水温30〜35度程度のぬるま湯で洗うことが理想的です。この温度が最も繊維を痛めにくい温度と言われています。
また洗うときは、ゴシゴシ擦ることはせずに、柔らかく揉み込むようにお洗濯してあげてくださいね。
3. 天然皮革のゴルフグローブのお手入れの方法!
天然皮革のゴルフグローブは洗うことができませんでした。ただグローブが汚れてきたら、手入れはしたいものですよね。そこで天然皮革のグローブを手入れする方法をご紹介していきます。
天然皮革を手入れするときは、まずグローブを手に着用しましょう。この効果でグローブの型崩れを防止でき、また天然皮革に皮脂の湯量を供給できます。これは革製品のシューズにグリスを塗るイメージと同じです。
そして、ぬるま湯に濡らしたタオルを用意して、グローブを優しくこするように汚れを落としていきましょう。
引っ張ったりゴシゴシこすると、すぐにグローブが痛んでしまいます。あくまで優しくソフトに手入れをしてあげてくださいね。
4. ゴルフグローブを洗濯した後の乾燥が重要!
ゴルフグローブを手入れをした後は、しっかりと乾燥させる必要があります。この乾燥を怠ってしまうと、グローブの型崩れの原因にもなってしまいます。
そこで、グローブを乾燥させる方法を確認していきましょう!
4-1. タオル生地に挟んでグローブを乾かす!
グローブを乾かすために、乾燥機などを使用するのは御法度です。
グローブを洗濯したら、タオルの生地などを活用して優しく挟み込むように水分を吸収させます。吸水性の良いタオルを使用してあげるとベストです。手頃なタオルがない場合は、雑巾などを活用しても問題ありません。
ただし水分を拭き取ろうと過度にプレスしてしまうと、生地が伸びでしまうリスクもあります。あくまで優しく挟み込んであげるように意識してくださいね。
4-2. ゴルフグローブを陰干しで乾燥させる!
タオルでグローブの水分を拭き取ったら、陰干しでしっかりと乾燥させましょう。
ベランダなどの風通しの良い日陰を活用して、速やかにグローブを乾燥させるように心がけてくださいね。これは雨天のラウンドでグローブが濡れてしまった時も同様の対応が必要になります。
また乾燥させるときは、ゴルフグローブ用ハンガーを活用するのもおすすめです。グローブハンガーを装着すれば、乾燥と同時に形状保存の役割も果たしてくれます。
ゴルフグローブ用におすすめなハンガーは下記の関連記事で特集していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
5. そもそもゴルフグローブを汚さない対策を講じよう!
ゴルフグローブは、ウエアと異なり大胆に洗濯することができませんでした。そこでグローブの手入れを最小限にするおすすめな方法をご紹介していきます。
グローブの汚れは、ほとんどがクラブのグリップの汚れです。このため、クラブのグリップを洗うとグローブも汚れにくくなります。
グリップにはゴルフ場の土埃や手汗が染み付いています。こうしたグリップを握ってフルスイングをしていては、グリップが汚れても文句は言えませんよね。
定期的にグリップを濡れたタオルで拭き取るようにお手入れしてあげれば、気になるグローブの汚れも最小限に抑えられます。またクラブのグリップ力が向上する効果も期待できます。ぜひクラブ側のお手入れも積極的に実施してあげてくださいね。
6. ゴルフグローブはあくまで消耗品と割り切ろう!
ゴルフグローブが汚れても本格的に洗濯できないと、その汚れや臭いが気になってきますよね。
このようなときは、思い切ってグローブを新調するのもおすすめな方法です。グローブの手入れには限界がございますので、ある程度は消耗品と割り切る考え方も必要になります。
グローブが汚れてきたということは、それだけ一生懸命に練習やラウンドを繰り返してきた証でもあります。今まで頑張ってきたゴルフグローブに引導を渡し、新しくグローブを新調されてはいかがでしょうか。
また練習機会が多くてすぐにグローブがダメになってしまう方は、激安のゴルフグローブを購入するのもおすすめです。
初心者の方は、ゴルフグローブが長持ちするように合成皮革の商品を購入されることをおすすめいたします。初心者の方におすすめなグローブの選び方は、『初心者におすすめなゴルフグローブの選び方と人気商品ランキング10選!』でまとめています。こちらの情報も併せてご確認してくださいね。
7. ゴルフグローブを上手に洗う方法を身につけよう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフグローブの洗濯可否は、その素材によって大きく異なります。
合成皮革のグローブなら、ぬるま湯で洗うことができました。天然皮革の場合は、水に濡れると型崩れの原因になりますので、基本的に洗うことができません。グローブの新調をご検討されている方は、こちらも選び方のご参考にしてくださいね。
またグローブを手入れした後は、しっかりと陰干しで乾燥させる必要があります。このときはゴルフグローブハンガーが大活躍してくれますので、こちらも併せて活用してくださいね。
それでは、ゴルフグローブを上手に手入れして、少しでも長く使えるようにしていきましょう!