ゴルフ場の服装に関してはプレー中だけでなく、行き帰りの服装にもマナーがあることはご存知ですよね。
しかし、夏の暑い時期はできることなら少しでも薄着をしたいものですよね。夏のゴルフ場へ行き帰りするときは、涼しい服装をすることが可能なのでしょうか。
そこで、夏のゴルフ場に行くときの行き帰りの服装について解説していきたいと思います。ゴルフ場へ入場時の服装マナーは全てのゴルファーに共通の内容ですので、ぜひご確認してくださいね。
また、夏に限らずゴルフ場へ入場時の服装マナーは、『これだけは知っておくべき!ゴルフでの服装のマナーを総まとめ!』で詳しくご紹介しております。プレー中のゴルフウェアのルールについても併せてご紹介しておりますので、ゴルフ初心者の方はこちらもぜひ併せてご確認してくださいね。
目次
1. 夏のゴルフ場への行き帰りでジャケットは必要か
ゴルフ場への入場時は、基本的にジャケットを着用することがルールですよね。しかし、夏の暑い時期はできることなら行き帰りにジャケットは着用したくないと考えているゴルファーもいらっしゃるかと思います。
今の時代は会社でもクールビズを採用しているくらいですので、ゴルフ場でも何か特別な措置があっても良さそうですよね。
ご安心してください。ゴルフ場によってはそんな社会風潮を察してか、しっかりと夏季限定の処置を講じてくれているコースもあります。
そこで、まずは夏のゴルフ場へ行き帰りする時にジャケットを着用する必要があるのかを見ていきましょう。これに関してはゴルフ場によって行き帰りに必要な服装のルールが異なります。
主なルールは下でご紹介する3点ございますので、まずは確認して見ましょう。
1-1. 年中ジャケットの着用が必要なゴルフ場
残念ながら1年中ジャケットの着用を義務付けているコースがあります。このようなコースでは夏の暑い時期でも、ゴルフ場への行き帰りにはしっかりとジャケットを着用する必要がございます。
一般的に名門コースにこの特徴が多いですので、ゴルフ場へ行く前にしっかりと入場時の服装マナーを確認してくださいね。
会社でも残念ながらクールビズを採用していない会社があるように、ゴルフ場でもしっかりとフォーマルな格好を取らないといけないということですね。
1-2. 夏季はジャケットを着用しなくても良いゴルフ場
夏季は行き帰りにジャケットを着用しなくてもよいコースがあります。
このようなゴルフ場では、服装規定に「ジャケット着用(夏季7月ー9月は除く)」などのように表記されております。おそらくはこのタイプの服装規定を設けているコースが最も多いと思います。
行き帰りにジャケットを着用しなくても良い期間はゴルフ場によって設定が異なりますので、事前にしっかりと確認しましょうね。
どうしても多汗症で夏は絶対に上着を着たくないという方は、事前にホームページで服装規定を調べてみると、このような特別措置が採用されているかを確認することができますよ。
1-3. 年中服装規定を設けていないゴルフ場
通年で入場時の服装規定を設けていないコースもあります。このようなコースでは原則として行き帰りの服装に気を使う必要はありません。
しかし、ゴルフは紳士のスポーツでありますので、最低限の行き帰りの服装マナーを守る必要はあるかと思います。服装ルールがないからといってサンダルなどでの入場は避けるようにしましょうね。
たとえ服装規定のない会社でも、最低限の身だしなみは整える必要がありますよね。社会人として最低限のマナーはしっかりと守るようにしましょう。
2. 女性編!夏のゴルフ場へ行き帰りするときの服装
女性の場合は行き帰りの服装を比較的自由にとることができますが、いくつかの注意点がございます。
その中でも特に注意が必要なのは下半身の露出です。ゴルフ場へは基本的に生足を露出して入場することは禁止です。
夏は暑いですので、行き帰りはショートパンツやノースリーブを着用したい方もいらっしゃるかと思いますが、マナー違反になりますので気をつけてくださいね。
ただし、行き帰りにワンピースを着用して入場することは問題ありません。この場合でも生足を露出することは厳禁ですので、必ずストッキングを着用して入場するようにしましょうね。
ただ基本的には生足を露出して出かける方は少ないかと思いますので、意識しなくても日常的にできている方が多いかと思います。あくまで参考程度に記憶にとどめておきましょうね。
3. 夏のゴルフ場への入場時に短パンの着用は可能か
以前はプレー中に短パンを着用することはマナー違反でしたが、最近ではラウンド中の短パン着用を認めているコースも増えてきました。今日ではたくさんの短パンゴルフウェアも販売されております。
そのせいかゴルフ場の行き帰りに服装も、そのまま短パンウェアを着用している方がいらっしゃいます。しかしこれはもちろんマナー違反です。そもそもゴルフ場への行き帰りの服装とプレー中のウェアは別々にすることがマナーです。
プレー中に短パンを着用できるからといって、入場時も短パンで良いわけではないので、ゴルフ初心者の方はぜひ気をつけてくださいね。
まさかサラリーマンが短パンを履いて会社へ出勤するわけにはいきませんよね。それと同じ様に考えて頂けると、このマナーの大切さをよく理解して頂けるのではないでしょうか。
またプレー中の短パン使用に関しては、『夏のゴルフで短パン着用はOK?意外と知らないルールとマナー!』でも詳しく取り上げておりますので、ゴルフ初心者の方はぜひ併せてご覧になってくださいね。
4. その他の夏のゴルフ場へ入場時の注意点
最後に夏のゴルフ場へ入場するときの、その他の注意事項をまとめてご紹介していきます。
夏ならではのうっかりしてしまいそうな服装がございますので、ゴルフ初心者の方に限らず経験者の方もぜひ注意してくださいね。
ここで取り上げる事例は実際に私が目撃したことのある事例です。私も含めて常に注意していることですので、分別のある皆様もうっかりしないように気をつけてくださいね。
4-1. サングラスの外し忘れ
ゴルフ場へは季節を問わずサングラスを着用して入場してはいけません。
しかし、特に夏になるとプレー中にサングラスを着用するゴルファーが増えますので、ついうっかり入場時にサングラスを着用してまうゴルファーがいらっしゃいます。
特に行き帰りの車の運転などでサングラスを着用していると、うっかりそのままゴルフ場へ入場してしまいがちですので、ぜひ気をつけるようにしてくださいね。
サングラスをしていても注意されることはないかもしれませんが、景色も暗くなってしまいますし、つまづいて怪我をしてしまう危険性もあります。必ずしもサングラス外すようにしましょう。
4-2. 帽子の取り忘れ
こちらは主に女性がうっかりやってしまいそうなケースです。
夏は紫外線も気になりますので、女性なら行き帰りに紫外線対策として帽子をしている方も多いかと思います。そのまま帽子を被ったままゴルフ場へ入場してしまいやすいですが、クラブハウス内では帽子の着用はルール違反になります。
特に行き帰りの服装として帽子を被っている方はそのまま来場してしまわないように注意してくださいね。
4-3. タオルを首にかけての入場
これも夏ならではのマナー違反になりやすい代表的なケースです。夏のゴルフ場では、熱中症対策として冷んやり冷感タオルを持参されるゴルファーの方も多いですよね。
ただしクラブハウスへ入場される際に、タオルを首に掛けて入場されるのはもちろんマナー違反です。うっかりミスをしてしまわないように、ぜひ気をつけましょう。
また夏のゴルフ場での熱中症対策は、『これで万全!ゴルフでの熱中症対策におすすめな人気グッズ15選!』でまとめております。この機会にぜひチェックしてみてくださいね。
夏ゴルフの行き帰りでは服装マナーに気をつけよう
いかがでしたでしょうか。上でご紹介した通り、夏に服装ルールが緩和されるのはジャケットの着用有無のみです。
それ以外の入場時の服装マナーは通念を通して共通ですので、特に初心者の方はしっかりと服装ルールを確認して、行き帰りの服装を見直してみてくださいね。
また夏のゴルフ場はうっかり行き帰りの服装のまま入場してしまいがちです。特に紫外線対策として帽子を被っている女性の方はそのまま入場してしまいがちですので、入場前に必ず脱帽するように意識して気をつけましょうね。
ゴルフ場に入場する前はクラブハウス前のがらす扉に映っている自分の服装をしっかりと確認し、万全の準備を整えてから入場してくださいね。
また、夏ゴルフではお昼休憩時のビールが大変美味しい時期になります。しかし飲酒はプレーだけでなく帰りの運転にも影響がでるということをしっかりと意識する必要があります。
ゴルフ場での飲酒に関しては『ゴルフ場でのビールやお酒はOK?スコアへの影響と飲酒運転の危険性を解説!』で取り上げておりますので、飲酒予定の方は是非こちらも併せてご確認してくださいね。