女性ゴルファーのドライバーの飛距離は男性ゴルファーと大きく異なります。そのため女性ゴルファーは、女子の平均的な飛距離や目安を参考にして練習した方が上達が早くなるのも当然ですよね。
そこで、女子ゴルファーから見た時のドライバーの飛距離の平均と目安を詳しくご紹介していきたいと思います。
また、後半ではドライバーの飛距離アップメニューもご紹介しております。女性ならではの飛距離アップ方法もご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
目次
1. 女性ゴルファーのドライバーの飛距離の平均と目安
まずは、女性ゴルファーのドライバーの飛距離をタイプ別にご紹介していきましょう。
ご自分が属しているタイプのドライバーの飛距離を確認して、今後練習場で練習する際の目安としてご活用してくださいね。
1-1. 女子プロのドライバーの飛距離
まずは参考として、女子プロのドライバーの飛距離を確認していきましょう。
女子プロはドライバーで平均230ヤード前後ショットしています。飛ぶ女子プロの場合は250ヤード以上飛距離が出る選手もおります。
女子プロのドライバーの飛距離は、アマチュア男性ゴルファーの平均飛距離よりもボールが飛んでいることになります。
女性のアマチュアゴルファーがこのレベルまで到達するのは相当な練習量が必要ですので現実的ではありませんが、女子プロの凄さがよく伝わるのではないでしょうか。
1-2. 飛ぶ女性のドライバーの飛距離
女性ゴルファーの中でもボールが飛ぶタイプの方の平均的なドライバーの飛距離は200ヤード前後と言われております。ドライバーでこれだけ飛距離が出ると、ゴルフがとても楽しくなりますよね。
レディースティーからショットする分には、十分にスコア80代を出すことが可能になります。またゴルフコンペのドラコン賞では、男性を差し置いてドラコン賞を狙える飛距離になります。
さらに、男性ゴルファーと同じようにレギュラーティーからラウンドすることも可能です。
男性ゴルファーの飛ばない方と同じくらい飛距離が出ておりますので、自信を持ってレギュラーティーに挑戦してみてはいかがでしょうか。
1-3. 平均的な女性のドライバーの飛距離
女性の平均的なドライバーの飛距離は175ヤード前後と言われております。
女性はレディースティーからラウンドしますので、ドライバーでこの飛距離をショットできれば、十分過ぎるほどボールが飛んでいます。ドライバーで175ヤード飛べば、スコア100切りも余裕で狙うことができますよね。
とはいえ、この数字はある程度の練習とラウンド経験があることを前提とした平均値のように感じられます。実際にはドライバーでこんなにボールが飛ばない女性の方もかなり多いのではないでしょうか。
そこで女性ゴルファーなら、まずはドライバーの飛距離の平均値といわれている175ヤードを目標にして練習場で練習していきましょう。
1-4. 飛ばない女性のドライバーの飛距離
女性ゴルファーで飛ばないタイプと言われている方の平均的なドライバーの飛距離は150ヤード前後と言われております。
ゴルフを始めたばかりの女性の場合は、まずはこの150ヤードを目指して練習していくことをおすすめします。
150ヤードは飛ばない方の飛距離とご紹介しておりますが、実際にドライバーで安定的に150ヤードショットできれば、レディースティーからラウンドするには十分な飛距離ですよ!
1-5. ゴルフを始めたばかりの女性のドライバーの飛距離
ゴルフを始めたばかりの初心者の女性の方やあまり練習されていない方は、ドライバーで150ヤードも飛距離が出ない方もたくさんいらっしゃるかと思います。
ドライバーはシャフトが長くてコントロールが難しいクラブです。ゴルフ初心者の女性の場合、ドライバーでしっかりとボールをショットできないことが多いです。
初心者の方の場合、ドライバーの飛距離が100ヤード前後になってしまうこともよくあります。しかし練習場でドライバーや他のゴルフクラブを練習してく過程で、自然とスイングが習熟し、ボールの飛ぶ飛距離も向上していきます。
ドライバーで150ヤード飛距離が出ないからといって、決して心配する必要はございませんので安心してくださいね。
2. 女性がゴルフでドライバーの飛距離アップのためにまずやるべきこと
ドライバーで飛ばないタイプに所属してしまった方や、ゴルフ初心者の女性の方は、ドライバーの飛距離アップのコツがわかると簡単に飛距離アップできてしまいます。
そこで女性ゴルファーが飛距離アップを目指す上で、まず意識すべきことをご紹介していきたいと思います。
2-1. ミート率を向上させる
ドライバーの飛距離はヘッドスピードとミート率に分けて考えることができます。
ヘッドスピードを向上させるためには練習が必要ですが、ミート率が悪い方は比較的簡単にアップすることができます。ミート率はドライバーの芯でショットできれば、それだけアップしていきます。
そこでミート率を向上させるためには、まずはドライバーのどの部分でショットしてしまっているかを確認することが大切です。
その時はドライバー用の「ショットマーカー」を使用すれば誰でも簡単に判断できます。練習場でドライバーのショットマーカーをフェースに貼ってスイングすれば、ボールをヒットした部分が着色しますので、誰でも簡単に判別できます。
ショットマーカーを使用してドライバーの芯でショットできるようにスイングの練習をしていけば、自然とミート率は高くなりますので、ぜひ意識して練習してみてくださいね。
2-2. 手打ちにならないように注意しよう
ミート率のアップを目指して練習する時は注意すべき点があります。それはスイングが手打ちのスイングにならないようにすることです。
ミート率のアップを意識すると、どうしてもゴルフクラブを腕でスイングしようとしてしまいがちです。しかし手打ちのスイングは飛距離、方向性ともに悪化してしまいますので注意が必要です。
そこでおすすめな方法が、テークバックでしっかりと体を回すことを意識する方法です。女子は体が柔らかいですので、男性よりもたくさん体を回すことができますよね。
イメージとしては、テークバックで左肩が顎の下まで来るようにしっかりと体を回してあげましょう。
こうすることで手打ちのスイングを改善できると同時に、体を使ったスイングを練習することができます。女性のゴルフの上達に向けても大切なポイントですので、ぜひ意識してみてくださいね。
3. 女性がドライバーのヘッドスピードを上げるためには?
ドライバーの飛距離をアップするためには、ヘッドスピードを向上させる方法もあります。
ヘッドスピードの向上メニューというと筋トレを思い浮かべる女性の方も多いかと思います。もちろん筋トレはボールの飛距離アップに向けて大変おすすめな方法です。
しかし、苦手な筋トレをしなくてもドライバーのヘッドスピードを向上させ、飛距離アップを実現することは可能です。
ここでは女性に効果抜群で、簡単にドライバーを飛距離アップさせる方法をご紹介していきたいと思います。
3-1. 大きくゆったりとスイングする
ドライバーの飛距離アップを目指す上では、スイングを大きくゆったりとすることが大事なポイントです。これにはもちろん理由があります。
ヘッドスピードは遠心力が大きくなればなるほど速くなります。遠心力を決めるのはゴルフクラブのシャフトの長さだけと思いがちですが、ご自分の腕の長さも遠心力の大きさを左右する重要な役割を担っています。
腕が縮こまってしまうようなスイングではそれだけ遠心力が小さくなってしまい、ヘッドスピードも低下してしまいます。特に初心者の女性の方はこの傾向がありますので注意してくださいね。
ヘッドスピードアップに向けて、スイング中は腕を極力伸ばしてクラブを振ることが大事なポイントです。
そのためには、大きくゆったりとゴルフクラブをスイングするイメージを持つと意識しやすいですので、ぜひ練習場で意識して練習してみてくださいね。
3-2. 日常生活を工夫して下半身を強化
女性なら日常生活でちょっとした工夫をするだけで、ドライバーの飛距離アップができてしまうかもしれません。
その方法とは、なるべく下半身の筋肉を使って生活していくことです。
例えば近くのコンビニへ行く時は、車の代わりに自転車や徒歩で行くなどの方法で下半身を鍛えることができます。またエレベーターを使用せずに極力階段を使用することも大変おすすめな方法です。
特にOLの方は通勤時に意識すれば効果は抜群です。
このように日常の生活には下半身を強化できる方法がたくさん眠っております。日常生活を上手に活用するだけで下半身が鍛えられてドライバーの飛距離アップにも繋がりますので、ぜひ意識してみてはいかがでしょうか。
女性のドライバーの飛距離を確認してゴルフの練習の目安にしよう!
いかがでしたでしょうか。女性ゴルファーのドライバーの飛距離はご確認いただけましたでしょうか。
女性の平均的なドライバーの飛距離は170ヤード前後と言われております。ドライバーで170ヤード飛ばない女性の方は、まずはこの飛距離を目標に練習されてみてはいかがでしょうか。
またゴルフを始めたばかりの初心者の方は、ドライバーの飛距離が出なくでも心配する必要はありません。
まずは100ヤードで構いませんので、しっかりとドライバーでスイングできるように練習していきましょう。ゴルフのスイングに慣れてくれば、ドライバーの飛距離も向上していきますよ!
またアイアンの練習をするときは、アイアンの飛距離目安も知っていると便利です。女性の7番アイアンの平均飛距離はご存知でしょうか。
女性の7番アイアンの飛距離に関しては、『女性の7番アイアンの平均的な飛距離の目安はどれくらい?もっと飛ばすにはどうするの?』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。