女性ゴルファーの方は飛距離に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。女性は男性よりもパワーに劣りますので、飛距離が出ないのも当然です。
しかし女性に特化したスイングをすることで、効率的に飛距離アップを目指すことができます!
そこで、女性ゴルファーにおすすめな飛距離アップの方法をまとめてご紹介していきます。
ゴルフ初心者の女性の方はもちろん、飛距離に悩んでいる中級者の女性ゴルファーにもおすすめな内容ですので、ぜひご確認してくださいね。
目次
1. 女性の飛距離アップにおすすめなゴルフのグリップ
グリップはゴルフクラブと体をつなぐ唯一の接点ですので、非常に大切なポイントです。このグリップですが、女子ゴルファーの飛距離アップに効果の高いおすすめなグリップがあることをご存知でしょうか。
グリップは右手の小指を左手の人差し指と重ねるグリップが有名ですよね。このようにグリップ採用している女性ゴルファーの方も多いかと思います。
しかし握力やパワーに劣る女性ゴルファーの場合、男性と同じようにグリップをしていると飛距離アップには非効率的です。
そこでおすすめなグリップが「テンフィンガーグリップ」です。
これは10本全ての指でゴルフクラブを握るグリップになります。このグリップを採用することで非力な女性でも安定してクラブをスイングできるようになりますので、効率的に飛距離アップを期待できます。
女子プロも採用している選手がいるほどおすすめなグリップですので、まだ試したことのない女性の方は、是非トライしてみてくださいね。
2. 女性の手打ちスイングを改善して飛距離アップ
女性ゴルファーの方が飛距離アップに悩む最大の原因は、手打ちのスイングにあるのではないでしょうか。
そこでまずは手打ちスイングの正体と、飛距離アップに向けた改善方法を確認していきましょう。
2-1. 手打ちのスイングとは
手打ちのスイングとは、腕だけを使ってゴルフクラブをスイングする打ち方です。
手打ちのスイングでは、腕力でしかパワーをゴルフボールに伝えることができません。そのため、当然ゴルフボールの飛ぶ飛距離も大きくロスしてしまうのです。
特に初心者の女性ゴルファーの方の場合、ゴルフボールを綺麗にショットしたいという意識が強すぎるがあまり、手打ちのスイングになってしまう傾向がありますので注意しましょう。
手打ちのスイングは筋肉痛でも気づくことができます。ゴルフの練習後やラウンド終わりに腕や肩が筋肉痛になってしまう女性ゴルファーはいらっしゃいませんか?
それはもしかしたら手打ちのサインかもしれません!詳しくは『ゴルフで筋肉痛になっても良いのはどこ?痛い場所でスイングの課題が分かる!』でご紹介しておりますので、ぜひこちらでご確認してくださいね。
2-2. 手打ちスイングを改善して飛距離アップする練習方法
手打ちのスイングを解消して飛距離アップするためには、バックスイングでしっかりと体を回すことが大切なポイントです。
ゴルフ初心者の女性の方の場合、体の回転不足で手打ちになってしまっているケースが多いです。そこで、簡単に体を回す方法をご紹介していきたいと思います。
バックスイングで体を回すためには、ゴルフクラブがトップの位置に来た時に、ご自分の背中がターゲット方向を向くようなイメージで腰を回転させると良いです。
このようにしっかりと体を回転させてスイングすることで、体全体を使ってゴルフボールをショットでき、飛距離アップに大きく貢献しますよ!
初めのうちはゴルフボールを綺麗にショットできない女性の方もいらっしゃるかと思いますが、繰り返し練習場で練習していくことで必ずショットできるようになります。
飛距離アップに向けてとても大切なポイントですので、ぜひ練習していきましょうね!
3. 女性はミート率を上げてゴルフの飛距離アップが近道!
ゴルフボールの飛ぶ飛距離にはミート率がとても大きく左右しております。
ミート率とは、ゴルフクラブにどれだけ綺麗にボールが当たったかを示す重要な指標です。ミート率は高ければ高いほど、ゴルフボールの飛ぶ飛距離も向上します。
女子プロは最高レベルのミート率で毎回ショットしているのですよ。そこでミート率を上げる練習方法をご紹介していきたいと思います。
3-1. 前傾角度を維持
ゴルフクラブをスイングしているときは、前傾角度をキープすることが大切なポイントです。前傾角度とは下半身と上半身をつなぐ腰の角度だとイメージしてください。
スイング中に前傾角度が起き上がってしまうとゴルフボールをトップしてしまいやすく、反対に前傾角度が沈み込んでしまうとダフリやすくなってしまいます。
前傾角度を維持するコツは、ご自分の頭とゴルフボールの距離を等間隔にキープするイメージでスイングすることです。
また前傾角度がキープできているか不安な女性の方は、後ろからスマホで撮影してもらうと簡単にチェックできます。ぜひ一度ご確認してみてくださいね。
3-2. 左右のスエーを撲滅して飛距離アップ
ゴルフ経験が増えてくると、飛距離アップには左右の体重移動が必要であることに気づいてくるかと思います。
しかし体重移動を意識するがあまり、バックスイングで右にスエーしてしまう女性ゴルファーの方がいらっしゃいます。
スイング中にスエーしてしまうとミート率が下がってしまい、またヘッドスピードも低下してしまいますので、飛距離アップは期待できません。
そこで女性ゴルファーの方のスエーの対策としては、アドレスで右膝を少し曲げておき、右膝の向きが変わらないように意識してバックスイングしましょう。この際は手打ちにならないようにしっかりと体も回転させてくださいね。
ご自宅でもゴルフクラブを握ったつもりでイメージしていただくと、右の股関節あたりに体が捻転したパワーを実感できるかと思います。
このパワーが飛距離アップの源になっておりますので、ぜひたくさん練習していきましょうね!
4. 女性でもヘッドスピードを上げてゴルフの飛距離アップ!
最後に女性のヘッドスピードを上げて飛距離アップする方法をご紹介していきたいと思います。
女性がヘッドスピードを上げるためには、女性特有の体の柔軟性を活かしたスイングをすることがポイントです。早速確認していきましょう。
4-1. 大きくスイングする
ゴルフクラブはシャフトが長いほどヘッドスピードが速くなりますよね。そのため大きくスイングした方がヘッドスピードは速くなります。
コンパクトなスイングを推奨しているレッスンプロもいらっしゃいますが、これは男性向けのスイング理論ではないでしょうか。女性ゴルファーの場合、どうしても男性と比較すると身長が低くパワーもない方が多いですよね。
そのためできる限り大きくスイングをして、少しでもヘッドスピードを速くした方が飛距離アップに繋がります。
もちろんご自分の制御が効かないほどゴルフクラブを大振りをしてしまって厳禁ですが、なるべく大きくスイングするように練習して飛距離アップに繋げましょう!
4-2. テークバックを高くする
ヘッドスピードを向上させるためには、テークバックを高くとる方法もおすすめです。
テークバックを高く取り過ぎることは良くないと聞いたことのある女性もいらっしゃるかと思います。しかし、これは体の硬い男性向けのスイング理論です。
体の柔らかい女性の場合は、テークバックの位置を高くとってもバランスを崩さずにスイングすることができます。実際に女子プロのスイングを見ていても、各女子プロとも高いテークバックを取っておりますよね。
ただしテークバックを高くすると、それだけ上半身が起き上がりやすくなってしまいますので注意も必要です。これではミート率の低下で飛距離アップは期待できませんでしたね。
そこで練習場で練習するときは、上半身の前傾角度をキープできる範囲内で、なるべくテークバックを高くとって飛距離アップに挑戦してみましょう!
女性ならではメリットを活かして効率的にゴルフの飛距離アップを目指そう!
いかがでしたでしょうか。女性ゴルファーの飛距離アップの方法はご確認いただけましたでしょうか。
女性ゴルファーは男性と同じようにスイングをしていても、なかなか飛距離アップに繋がらないこともありますよね。
そこで女性ならではのグリップやスイングを練習して、飛距離アップを目指してみてはいかがでしょうか。一人でも多くの女性ゴルファーの方が飛距離アップできるように応援してます!
また、女性に特化したスイングを学びたいという女子ゴルファーの方へはレッスンDVDがおすすめです。
女性におすすめなレッスンDVDについては、『女子のゴルフ上達におすすめ!女性に特化したDVD教材の人気ランキング!』で厳選してご紹介しておりますので、興味のある女性ゴルファーはぜひご確認してくださいね。
女性ゴルファーの皆さんが効率的に飛距離アップができることを心から祈っております!