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サンドウェッジに鉛を貼って調整するカスタム方法をご存知でしょうか。このチューニングによって、よりボールが安定したショットを打てるようになる可能性があります。
そこで、サンドウェッジへの鉛の貼り方を詳しくご紹介していきたいと思います。
サンドウェッジに鉛を貼るメリットやおすすめな商品、プロゴルファーの状況も交えた盛りだくさんな内容になっておりますので、ぜひご確認してくださいね。
目次
1. サンドウェッジへの鉛の貼り方の基本
まずはサンドウェッジへの鉛の貼り方から確認していきましょう。
鉛の貼り方としては、「サンドウェッジのバックフェースに貼るチューニング」と、「サンドウェッジのシャフトに貼るチューニング」の2通りの鉛の貼り方があります。
どちらの鉛の貼り方にも共通して言えることですが、鉛を貼る前はゴルフクラブに付着している汚れをしっかりと取り除いてから貼るようにしましょう。
ゴルフクラブに汚れが付着していると、せっかく貼った鉛が簡単に剥がれてしまいますので気をつけてくださいね。
またシャフトに鉛を巻きつけるときは、鉛に隙間も重なりも作らないことが、大切な鉛の貼り方のポイントです。鉛と鉛の間の隙間は、ヘラで鉛を伸ばすようにして埋めていきましょう。
2. サンドウェッジのヘッドを重量アップしたい時の鉛の貼り方
サンドウェッジのヘッドに鉛を貼るチューニング方法にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
では早速、そのメリットと貼り方について確認していきましょう。
2-1. クラブヘッドを重量アップするメリット
ゴルフクラブのヘッドを重量アップするチューニングをすると、スイング中にヘッドの重量を感じながらスイングすることができます。
プロゴルファーや上級者ゴルファーの場合は、スイング中のヘッドの重さの感覚をとても大切にしております。ヘッドの重さでスイングしていくことで、より狙った方向へ安定してゴルフボールをショットできるようになります。
サンドウェッジは狙った方向へボールをショットする精度が最も必要となるゴルフクラブです。
そのため、ヘッドの重量を鉛で重くするチューニングをして、より正確なショットをできるように鉛の貼り方で調整しているのです。
2-2. 鉛の貼る位置による効果の違い
サンドウェッジのヘッドを重くチューニングをする時の鉛の貼り方を確認していきましょう。サンドウェッジへの鉛の貼り方は、バックフェース（フェースの裏面）に貼ることが基本的な鉛の貼り方になります。
鉛の貼る位置は、正確な弾道のショットを打てるように、フェースの芯の裏側を目安に貼る貼り方が一般的です。
ただしゴルフボールにかけるスピン量を大きくしたい時は、フェースのトップライン側に鉛を貼る貼り方も効果があります。
もう少しグリーンでボールを止めたいという場合は、バックフェースの上側への鉛の貼り方を試してみてはいかがでしょうか。きっとすぐに効果を感じることのできるチューニング方法ですよ。
またSWのスピン量アップには、溝加工という秘策があることをご存知でしょうか？『サンドウェッジの溝加工とは？プロのようなスピンを手に入れる秘訣を大公開！』で詳しくご紹介しておりますので、スピンが欲しい方はぜひご確認してみてくささいね。
3. サンドウェッジを振りやすくしたい時の鉛の貼り方
サンドウェッジの鉛の貼り方を上手に活用しチューニングすることで、サンドウェッジを他のアイアンと同じような感覚でスイングできるようになります。
サンドウェッジのバランスは、他のゴルフクラブよりもヘッド側が重い作りになっていることが一般的です。
そこにSWのシャフトのグリップの下に鉛を貼ってチューニングすることで、サンドウェッジのバランスが他のアイアンと同じようになり、アイアンと同じ感覚でスイングできるようになります。
サンドウェッジのヘッド側の重量が重すぎるというゴルファーの方にもおすすめな鉛の貼り方ですので、気になるゴルファーの方は是非このチューニングを試してみてはいかがでしょうか。
またゴルフクラブのバランスに関しては『ゴルフクラブのD◯の意味って何？バランスの仕組みを徹底解説！』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらも併せてご確認してくださいね。
4. サンドウェッジに貼るおすすめな鉛とは？
サンドウェッジは最も重いゴルフクラブです。そのためアイアン用の軽い鉛では、調整効果を感じることができない可能性があります。
そこでおすすめな商品がウェッジ専用の鉛です。通常の鉛よりも重い特徴があり、サンドウェッジのバックフェースに貼っても、しっかりとその調整効果を体感することができます。
サンドウェッジ用の鉛の中でも特におすすめな商品が「バランスアップスーパー18」です。
こちらの鉛では1枚18グラムもありますので、どんなゴルファーの方でも鉛を貼った効果を体感できるはずですよ。もちろん鉛が重すぎると感じたら、鉛をカットして使用することも可能です。
サンドウェッジの鉛の貼り方をお調べになっているゴルファーの方は、ぜひこちらの鉛を確認してみてくださいね。
5. プロゴルファーはサンドウェッジの鉛調整を頻繁に実施している！
プロゴルファーの場合は、SWの鉛調整を頻繁に実施しております。またプロゴルファーのは鉛も1グラム単位で綿密に調整を行なっている選手が多いです。
アマチュアゴルファーの方が1グラムの違いを体感することは不可能に近いと思いますが、プロゴルファーはその世界での鉛調整をしているのですね。
またプロゴルファーは、サンドウェッジのバンスを削るチューニングを実施しているケースがあります。このためバウンスを削って軽くなってしまったサンドウェッジを元の重量に戻すために鉛を貼る場合もあります。
プロゴルファーにとってサンドウェッジはスコアに直結するゴルフクラブですので、それだけ各選手のこだわりが大きく現れているのではないでしょうか。
またプロゴルファーが実施しているサンドウェッジのバンスを削る効果は、『プロもやってる！サンドウェッジのバンスを削るメリットとその方法を徹底解説！』で詳しくご紹介しておりますので、興味のある方は是非こちらもご確認してくださいね。
6. サンドウェッジの鉛調整は補助ツール
ここまでサンドウェッジの鉛の貼り方とそのメリットをご紹介して参りました。しかし、決して忘れてはいけないことがあります。それは、「鉛調整はあくまでサンドウェッジの調整の補助ツール」であることです。
確かにサンドウェッジに鉛を貼ってチューニングすることで、ショットしたボールの弾道が良くなるかもしれません。
しかし、この調整効果を過信してしまうことは危険です。なぜなら鉛がスイングを改善してくれるわけではないからです。
基本手順としては、まずはしっかりと正しいスイングを練習していくことが先決です。それでも満足のいくボールをショットできないときに、ここでご紹介した鉛の貼り方で微調整を加えてチューニングしていくことをおすすめ致します。
7. サンドウェッジの鉛の貼り方を実践してみよう！
いかがでしたでしょうか。サンドウェッジへの鉛の貼り方とその効果はご確認いただけましたでしょうか。
サンドウェッジの鉛の貼り方は、クラブヘッドのバックフェースに貼る方法が一般的です。クラブヘッドの重心を少しだけ重くすることでより安定したスイングが可能になります。
万が一鉛を貼って失敗したと思ったら簡単に剥がすこともできます。鉛の貼り方に興味を持っているゴルファーの方は、是非この機会にチューニングしてみてはいかがでしょうか。
またSWに限らずゴルフクラブの鉛調整にはたくさんのメリットがあります。詳しくは『【悩み別】バランス調整で理想のゴルフクラブに！正しい鉛の貼り方のコツを解説！』でゴルフクラブ別にご紹介しておりますので、是非こちらでご確認してくださいね。
