みなさんはゴルフの練習に素振りを取り入れていますでしょうか。野球で素振りが大切なのはご存知の方も多いかと思いますが、ゴルフでも素振りはとても有効な練習方法になります。
素振りをすることで安定したスイングが身につき、またヘッドスピードも向上しますので、素振りはボールの飛距離アップには特に有効な方法になります。
そこでゴルフクラブを使用した素振りから、身近にある道具を使用した素振りまで、それぞれの練習方法と期待される効果も交えながらご説明していきます。ご自分にあった素振りの練習方法を見つけて普段の練習に取り入れてみてはいかがでしょうか!
目次
1. ゴルフクラブで素振りして飛距離アップする方法
飛距離アップにおすすめな練習方法としてまずご紹介するのは、普通にゴルフクラブで素振りする練習方法です。
素振りは綺麗なんだけど、いざラウンドや練習場でゴルフボールをショットするとミスしてしまうというゴルファーは多いですよね。そんなゴルファーはショットする際にゴルフボールに気をとられれてしまい、本来のスイングができていない可能性が高いです。
そこでゴルフボールを気にすることなくスイングできる素振りは特におすすめの練習方法になります。使用するクラブはドライバーからアイアンまでお好きなゴルフクラブで構いません。
回数の目安は1日20回程度でもいいですので毎日素振りの練習をしていくことで、自然と安定してフォームが身につき、実際にゴルフボールをショットする時も素振りどおりにショットできるようになります。
その結果ショットが安定するだけでなく、ミート率も向上して飛距離アップにも繋げていくことができます!
ゴルフクラブで素振りをする目的はヘッドスピードをあげることではなく、安定したスイングを身につけるためです。安定したスイングを身につける練習方法は「ゴルフのスイングが安定しない!その原因を克服する3つのコツと練習方法!」に詳しくご説明しておりますので、素振りの際の参考にしてくださいね。
ゴルフクラブで素振りをする際は、無理に早くクラブをスイングしようと意識せず、普段どおりにスイングするように心がけてください。
アイアンで素振りされる際は、きちんとターフが取れているかも確認しながら素振りができるとなお効果的かと思います。最近では素振り用のマットも市販されておりますので、自宅のお庭で練習される際に是非活用してはいかがでしょうか。
2. ゴルフクラブを逆さ向きに持って素振りするレッスン
飛距離アップを考える上でヘッドスピードは欠かすことができない要素です。ヘッドスピードを意識しているゴルファーは多いかと思いますが、ヘッドスピードが最も早くなるべき場所まで意識しているゴルファーは少ないのではないでしょうか。
ヘッドスピードはゴルフボールにインパクトした直後で最速にすることで最もゴルフボールの飛距離を飛ばすことができるスイングになります。
多くのアマチュアゴルファーはゴルフボールにインパクトする前でヘッドスピードが最速になっており、失速する形でゴルフボールにインパクトしているため、それだけヘッドスピードの割にボールの飛ぶ飛距離をロスしてしまっています。
そこでおすすめな練習方法が「ゴルフクラブを逆さ向きに持って素振りする練習」になります。
このレッスンは「すぐに効果が出る!アイアンで飛距離アップするスイングのコツと練習方法!」でもご紹介しておりますが、ゴルフクラブを逆さ向きに持ってスイングすると、スンイングのヘッドスピードが最も早くなる地点で「ビュン!」と音がします。
その音を確認しながら、ゴルフボールのインパクトからインパクトの直後に「ビュン」と音がなるように素振りをしていくことで確実に飛距離アップに繋げていくことができます。
また、このレッスンはゴルフ場でドライバーでティーショットする直前にやっても飛距離アップの効果が期待できます。回数の目安は2〜3回でも構いませんので、ティーグラウンドでドライバーを反対に持って素振りをし、飛距離アップに繋げていきましょう!
3. バットを使用した素振りで飛距離アップするレッスン
次にバットを使用したレッスンをご紹介いたします。バットは野球用のバットで構いませんが、持っていない方はゴルフの素振り用のバットも市販されていますので、そちらを購入してみるのもいいでしょう。
またバットを選ぶ際は振れる範囲でなるべく重めのバットを選ぶと良いかと思います。
3-1. バットで素振りをする効果
ゴルフクラブより重いバットを使用した素振りをしていくことで、ゴルフのスイングを安定させる効果が期待できます。またゴルフクラブを振る際はどうしても綺麗なスイングをしようと意識してしまい、自分の本来持っているヘッドスピードを引き出せていないケースが多いです。
そこでゴルフクラブと一旦距離を置いてバットで素振りをすることで、自分の本来の潜在能力を呼び覚まし、ヘッドスピードを向上させることができます。さらに筋トレ効果のおまけ特典つきのレッスンになりますね。
以上をまとめますと、バットを使用した素振りをすることで「ミート率UP ✖️ ヘッドスピードUP」で飛躍的に飛距離アップに繋げていくことができるのです。
3-2. バットで使用した素振りのレッスン方法
では、バットを使用した飛距離アップのレッスン方法をご紹介していきます。
まずはゴルフクラブを握るようにバットを持って、実際にクラブを振るようにテークバックで右股間に体重が乗るように、フィニッシュで左足に体重が乗るように左右の体重移動を意識しながらゆっくりと大きく素振りしていきましょう。回数の目安は体が温めるまでと考えて10回程度で良いかと思います。
体が温まってきたら徐々にスイングスピードを上げていきましょう。その際に決してスイングが崩れない範囲内で素振りをするようにしてください。
例えば、スイング中に上半身が起き上がってしまったり、フィニッシュで体がふらついてしまうようでしたら早く振りすぎていますので、少しスイングスピードを抑えましょう。回数の目安としてはこちらも10回程度やれば十分でしょう。
たったこれだけのレッスンで飛距離アップに繋げることができるのです。信じられないという方は1日だけでもいいのでこのレッスンをした後にゴルフクラブを振ってみてください。
自分でもびっくりするくらいクラブを速く振れるようになっていて、ヘッドスピードの向上を必ず実感できると思いますよ!
ただし、バットを使用した過度な練習は腰を痛めてしまい、ゴルフが出来なくなってしまう恐れもあるため、必ず自分のスイングの無理のない範囲内で練習に取り組みましょう。
4. 竹箒で素振りで飛距離アップするレッスン
最後に竹箒を使用した素振りレッスンをご紹介いたします。竹箒とは庭の掃除に使用するあの竹箒のことです。バットの素振りに慣れてきたら、竹箒でも素振りをしていくことでさらなる飛距離アップに繋げることが期待できます。
竹箒はバットよりも重く、しかも長いので、竹箒を使って素振りをすることでバットを使用した素振り以上に飛距離アップの効果を期待できます。
練習方法としてはバットで素振りするときと同じように、左右の体重移動を意識しながらゆっくりと大きく振るように意識してください。決して竹箒を速く振ろうと意識する必要はありません。
速く振ろうと思っても振ることができませんし、スイングが乱れて逆効果になってしまいますので気をつけましょう。
ただし、この練習はそれだけ腰への負荷も大きくなります。腰に持病を抱えている方や、練習中に腰に違和感がでてきた方はこの練習は控えるようにしてくださいね。
練習に素振りを取り入れてして飛距離をアップしよう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフクラブを使用した素振りレッスンからバット、竹箒を使用した素振りレッスンまでたくさんの練習方法がありましたね。どれも飛距離アップが期待できるおすすめレッスンばかりです。
素振りは自宅でも簡単にできる練習ですので、練習場が近くにないゴルファーにとっても大変有効な練習になるかと思います。ぜひ普段の練習に素振りを取り入れて飛距離アップに繋げていってください。
素振りをすれば飛距離アップだけでなくゴルフのスイングも安定してスコアアップも間違いありませんよ!