アイアンセットを購入すると6番アイアンのロフトの角度は自ずと決まってきますよね。ご自分のクラブの6Iンのロフト角は把握されておりますでしょうか。
またロフト角はクラブのブランド毎に大きく異なっていることをご存知でしょうか。ロフト角は飛距離を決定づける大事な指標であるだけに、ぜひとも把握しておきたいポイントです。
そこで、6番アイアンのロフトの角度の目安や、代表的なブランドの6Iのロフト角を詳しくご紹介していきます。
同伴プレーヤーの方と比較して6番アイアンが飛ばないと悩まれている方は、もしかしたら6Iのロフト角の違いが影響しているかもしれません。
ゴルフクラブのロフトを考える良い機会でもありますので、ぜひご確認してみてくださいね。
目次
1. 6番アイアンのロフト角の平均はどのくらい?
6番アイアンのロフト角は、大体27度前後になるゴルフクラブが多いです。
ただメーカーやクラブのブランドによって6番アイアンのロフト角が大きく異なる場合があります。あくまで平均的なスペックとしてご参考にしてくださいね。
ご自分の6番アイアンのロフトの角度が気になるという方は、メーカーのホームページなどを確認してみましょう。それぞれの番手のロフト角を一目で確認できて参考になりますよ。
また6番アイアンの場合、大抵ですが前後の番手とロフト角が3度程度変わってきます。例えば6Iと5Iを比較すると、ロフトの違いは約3度になるクラブが多いです。
ショートアイアンでは番手毎の飛距離差が大きいのに対し、6Iと5Iで飛距離差が小さくなるのは、このロフト角の差の違いも影響しているのですね。
2. ブランド毎の6番アイアンのロフト角を徹底比較
6番アイアンのロフトの角度はゴルフクラブのブランド毎に大きく異なってきます。
そこでこの章では、代表的なブランドの6番アイアンのロフト角が何度になっているのか徹底的に比較していきましょう。実際のゴルフクラブを参考にすれば、おおよその目安が掴めてくるはずです。
どれも一度は耳にしたことのある有名なブランドから厳選して掲載しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
2-1. DUNLOP XXIO X 6番アイアン
アマチュアゴルファーからの人気シリーズ、ダンロップのゼクシオを確認してみましょう。このモデルの6番アイアンのロフトは26度にセッティングされております。
このモデルは、メーカーからもストロングロフトであることが告知されております。このため標準タイプより少しロフトが立っているのがご確認いただけますね。
ちなみにこちらのシリーズは、シャフトの長さも少し長めになっております。シャフトを長くすることでヘッドスピードを出しやすく、飛距離も出しやすいクラブとなっております。
低重心化と深重心化の効果でミスショットにも強く、初心者の方でも扱いやすいクラブですよ。
2-2. Callaway GBB EPIC STAR 6番アイアン
キャロウェイから発売されている爆飛びと噂のゴルフクラブを確認してみましょう。メディアでもたくさん取り上げられているシリーズですので、ご存知の方も多いかと思います。
このシリーズの6番アイアンは、ロフト角が23度と非常に立っていることが確認できますね。これは他のブランドだと5I相当のロフトに匹敵します。
これなら飛ぶのも当たり前ですよね。もちろん普通の5Iよりも易しく飛ばすことができるからこそ、ここまで人気を集めております。
やや大きめのヘッド形状は構えた時の安心感を演出してくれ、初心者の方でも安心してスイングできます。Amazonのレビューでも「飛ぶ」と高評価の付いている人気シリーズです。
メーカー:キャロウェイ
ロフト:23度
詳細情報:「Callaway GBB EPIC STAR アイアンセット」の詳細はこちら
2-3. DUNLOP SRIXON Z765 6番アイアン
ダンロップの上級者モデル、スリクソンから発売されているこちらのモデルも確認してみましょう。
6番アイアンのロフトの角度は28度のセッティングされております。一般的に上級者モデルになるほどロフトが寝てくる傾向があります。
ちなみにこのモデルは、クラブの抜けの良さを追求しております。クラブヘッドの後方側を削ぎ落とし、またトウ側とヒール側に丸みをつけることで、ラフからでも確かな抜け心地を体感できます。
またクラブの操作性にも優れ、上級者の方のニーズにもしっかりと応えてくれるモデルになります。お値段もリーズナブルでおすすめなモデルですよ。
2-4. BRIDGESTONE TOUR B X-CBP 6番アイアン
ブリヂストンから発売されている人気シリーズ「X-CBP」の6番アイアンのロフト角を確認してみましょう。
こちらのクラブでは、6番アイアンで27度のロフト角になっております。これは上でご紹介した6番アイアンのロフト角の目安としても一致しますね。標準的なスペックのアイアンセットと言えるのではないでしょうか。
ちなみにこちらのシリーズでは、クラブフェースのトウ側とヒール側に厚みを持たせております。このバランス設計により、アイアンの芯を外してしまってもしっかりとボールを飛ばすことができるのです。
ミスショットにも強いモデルになり、初心者の方でも扱いやすいと人気のゴルフクラブです。
2-5. TITLEIST 718 MB 6番アイアン
硬派なゴルフクラブの代名詞でもあるタイトリストのマッスルバックシリーズを確認してみましょう。
こちらのモデルの6番アイアンのロフト角は31度に設計されております。他のモデルと比較して、ロフトの角度がかなり寝ていることがご確認いただけますよね。
かなりハードなスペックになりますので、馴染みのないクラブかもしれません。クラブのフェース面積も小さく、ミスショットにもシビアなゴルフクラブになります。
ただその分だけ意のままに弾道を操れるメリットもあり、主にツアープロからご愛用いただいているモデルになります。上級者向けのゴルフクラブになりますが、6番アイアンのロフト角の違いの確認としてぜひチェックしてみてくださいね。
3. 6番アイアンの飛距離が異なるのはロフト角の影響!?
6番アイアンのロフト角はブランド毎に多種多様であることはご確認いただけましたでしょうか。ブランドごとに6番アイアンのロフト角がこんなに違うと、当然飛距離の違いも無視できません。
ご自分が5Iでショットするパー3を同伴プレーヤーが6Iでショットしたら、その飛距離の差に落胆してしまうものです。ただこの飛距離の差は、もしかしたらロフト角の違いが影響しているかもしれません。
上でもご紹介したように、同じ6番アイアンでもロフト角は23度から31度まで多種多様です。これでは番手1つから2つ分の飛距離が簡単に逆転してしまいますね。
同伴プレーヤーよりも飛ばないからとって決して悲嘆せず、いつも通りにラウンドしていきましょうね。くれぐれも力んでスイングを崩してしまわないように気をつけましょう!
目安となる6番アイアンのロフトの角度を整理しよう!
いかがでしたでしょうか。6番アイアンのロフトの角度の平均は、大体27度前後になります。ただブランドによって、そのロフト角は大きく異なってきましたね。
上では硬派な6Iからストロングロフトの6Iまで、たくさんのシリーズのロフト角を比較してきました。その差を比較していただくとわかる通り、6Iのロフト角は多種多様ですね。
6番アイアンのロフト角が異なれば、当然ですが飛距離も大きく異なってきます。同伴プレーヤーと比較して6番アイアンが飛ばないと悩まれている方は、もしかしたらロフトの角度の違いが影響しているのかもしれません。
これを逆手に取れば、もっと6Iを飛ばしたいという方にとって、上でご紹介した飛び系シリーズは大きな武器となります。
ご自分のプレースタイルも踏まえながら、自分だけのアイアンシリーズを探してみてくださいね!