ゴルフで気をつけるべき靴下の長さに関するマナーとは？【ウェアとの組み合わせや選び方まで！】

普段何気なく着用している靴下ですが、ゴルフ場へ履いていくときはその長さが気になりますよね。果たして靴下の長さには、ルールが設けているのでしょうか。うっかり靴下の長さでマナー違反を指摘される事態は避けたいものです。

そこで、ゴルフに適した靴下の長さについて詳細に解説していきます。

靴下の長さは、ゴルフウェアとの組み合わせで異なってきます。この記事では初心者の方にも分かりやすいようにポイントを絞って解説しています。

また後半では、ハイソックスを使用するメリットもご紹介しております。こちらもぜひ一度目を通してみてくださいね。

 

1. ゴルフでの靴下の長さの基本

ゴルフ場での服装はドレスコードで規定されていますが、靴下の長さまで言及していない場合も多いです。それだけにゴルフ場へ持参するソックスの長さの選び方は、意外と悩ましいですよね。

ゴルフ場へ履いていく靴下の選び方は、ふくらはぎが隠れる長さが基本です。ゴルフ用の靴下も、この長さの商品が大半を占めていますよね。もちろんゴルフ用の靴下にこだわる必要はございません。

ビジネス用の靴下でも、くるぶしが隠れる長さがあれば、マナー上の問題はありません。唯一注意点を上げるとするなら、なるべく黒や紺といったダーク系の靴下を選ぶようにしましょう。

ゴルフ場へ履いていく靴下の選び方は、『ゴルフの靴下に関するマナーやルールを徹底解説！正しい選び方も大公開！』でも解説しています。特に初心者の方は、ぜひこちらの記事もご参考にしてくださいね。

2. ゴルフでショートソックスを着用しても問題ないのか

最近では、長さの短いくるぶし丈のショートソックスが市販されています。果たしてショートソックスは、マナー上どうなのでしょうか。

これには様々な見解がありますが、ここではあくまで一般的な考え方について掲載していきたいと思います。ショートソックスを検討しているゴルファーの方はぜひ参考にしてくださいね！

2-1. 長ズボンと靴下の長さ

長ズボンを履くと、靴下の長さに関わらず、ソックスはズボンで隠れてしまいます。このため、特に靴下の長さに神経を使う必要もないと言われることが多いです。

靴下の長さに関するドレスコードがないのも、長ズボンを着用すれば見えなくなってしまうからかもしれませんね。

ただ名門ゴルフクラブの中には、ふくらはぎ丈の靴下をマナーとする場合もあります。こうしたコースでラウンドされる場合は、しっかりと丈の長さのある靴下を選択しましょう。

2-2. 短パンと靴下の長さ

夏の暑い時期では、短パンを履いてクールにプレーしたい方も多いことでしょう。Amazonや楽天市場といったネットショッピングでも、短パンのゴルフウェアは人気商品です。

ゴルフ場の中には、夏季期間限定で短パンでの着用を認めているコースも存在します。こうしたゴルフ場では、短パンでプレーしてもマナー上の問題はございません。

ただ短パンでプレーする場合は、靴下の長さの選び方に注意が必要です。この時は、基本的にくるぶしが隠れるハイソックスの着用がマナーです。

短パンとハイソックスはセットと覚えておくと忘れませんね。

2-3. スカートと靴下の長さ

スカートでプレーする場合、靴下の長さにもポイントがあります。

ゴルフ場では、基本的に肌の露出を控えることがマナーです。そのためスカート着用時は、ハイソックスの着用が基本です。もちろん、さらに長さのあるニーハイを身にまとうことも可能です。

確かに女子プロでは、スカートにショートソックスを身にまとう選手もいらっしゃいます。ただアマチュアゴルファーの方には、マナー上あまりおすすめできない組み合わせですよ。

 

3. ゴルフ場で長さのある靴下がおすすめな4つの理由

基本的にゴルフ場では、ふくらはぎ以上の長さのある靴下を着用することがポイントでした。

長さのある靴下を着用することには、マナー以外のもたくさんのメリットがございます。特にゴルフ初心者の方には意外と盲点になりがちな内容ですので、ぜひご確認してみてくださいね。

3-1. 長さのある靴下で足元の怪我の防止！

ゴルフ場では、常にフェアウェイの芝の上でプレーできるとは限りません。ドライバーのショットが曲がって、ボールが林やブッシュの中へ入ってしまったら、ボールを探しにいく必要があります。

この時に素足がむき出しになっていると、枝に足が引っかかって怪我をしてしまう場合があります。また草木に素足が触れて、足が被れてしまうリスクもありますよね。

確かに長ズボンを着用することで、こうしたリスクは抑えられます。ただ長さのあるハイソックスを重ね着することで、より一層のリスクヘッジができます。

特に女性の方の場合、足の怪我やかぶれは致命傷ですよね。こうしたリスクを未然に回避するためにも、しっかり長さのある靴下を身にまといましょう。

3-2. 長さのある靴下でゴルフ場での虫刺され防止！

夏のゴルフ場では、虫刺されにも注意が必要です。特に高原や山岳タイプのゴルフ場へ行かれる場合は、コース内にハチやブヨが潜んでいる場合もあります。

ハチやブヨは、ゴルフウェアの生地を貫通して、肌に甚大なダメージを与えます。

ハチやブヨの被害に一度でも合われたゴルファーの方なら共感いただけると思いますが、肌が異常なほど腫れ、そして痛いです。当然ゴルフのプレーに専念できなくなってしまいます。

この時でも、長さのしっかりある靴下を着用することで、虫刺されの被害を低減できますよね。

3-3. 長さのある靴下で日焼け止め対策！

女性ゴルファーの方なら、夏ゴルフは紫外線との戦いでもありますよね。もちろん足元に日焼け止めクリームを塗られると思いますが、それだけではどうしても日焼けしてしまいます。

長さのある靴下には、足元を日焼けからお守りする効果も期待できます。素足に日焼け止めクリームを塗り、ハイソックスを着用し、さらに長ズボンを履けば、3段階で日焼け対策を講じられます。

ゴルフ場で絶対に焼かないためにも、長さのあるソックスは重要な役割を担っております。

またゴルフ場での日焼け対策の方法は、『女性のゴルフの日焼け対策の決定版！絶対焼かないための完全マニュアルを大公開！』で詳細にまとめております。特にゴルフ初心者の方はぜひチェックしてくださいね。

3-4. 長さのあるゴルフ用の靴下は疲れにくい！

ハイソックスタイプのゴルフ用靴下は、基本的に疲れにくい構造をしています。ふくらはぎの部分をしっかりとサポートする構造になっており、足元を支えてくれるからです。

特に均等着圧設計になっているハイソックスは疲れにくい特徴があります。これも靴下の長さがあるからこそのメリットですよね。

また疲れにくいゴルフ用の靴下は、『ラウンドで疲れない！高機能なゴルフ用靴下のおすすめ人気ランキング10選！』の記事で厳選してご紹介しております。

Amazonや楽天市場のネットショッピングで取り扱いのある商品からランキング形式で掲載していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

4. マナー違反にならない靴下の長さを選択しよう！

いかがでしたでしょうか。名門クラブでは、靴下の長さにもルールを設けている場合もあります。

ただ楽天GORAやGDOから予約できるゴルフ場では、靴下の長さまで規定していない場合が多いです。この場合でも、一般的にはハイソックスを身にまとうことが望ましいとされています。

ただ長ズボンを着用すれば、くるぶしタイプの靴下でも特に問題ありません。注意が必要なのは、短パンやスカートと、くるぶし靴下の組み合わせです。

これはマナー的にも、安全面でも好ましくありません。細かいようですが、見る人は意外と足元までチェックしているものです。

マナー違反にならないように気をつけながら、ゴルフ場で身にまとう靴下の長さを決めてくださいね！