ゴルフ場では、カバーなしのキャディバッグを持参している方がいらっしゃいます。
またバッグ置き場を良くみてみると、カバーなしのキャディバッグが点在している場合もあります。果たしてゴルフ場ではキャディバッグからカバーを外す必要があるのでしょうか。
そこで今回は、ゴルフ場でキャディバッグからカバーを外す必要性について詳しく見ていきたいと思います。また後半では、カバーなしのバッグを活用されているゴルファーの方の理由などもご紹介しています。
キャディバッグのカバーについて気になる情報を、この機会にぜひ整理してみてくださいね。
目次
1. ゴルフ場でキャディバッグのカバーは外すべき?
結論から申し上げますと、ゴルフ場でカバーを外すというマナーはございません。
キャディバッグを乗用カートへ積む場合、カバーを途中から折りたたんで、カートのベルトで固定します。積み下ろしは基本的にゴルフ場のスタッフさんが実施してくれますので、初心者の方でも特に心配する必要はありません。
ただゴルフ場では、カバーなしのキャディバッグを使用している方が確かにいらっしゃいます。それではなぜ、キャディバッグからカバーを外すのでしょうか。
初心者の方にとっては気になるポイントですよね。次章ではその理由を詳しくご紹介していきます。
2. キャディバッグをカバーなしにするゴルファーの理由
キャディバッグには、基本的にカバー付きで販売されています。それなのにカバーなしでラウンドしているということは、意図的にカバーを外していることになります。
そこで、カバーを外す理由を見ていきましょう。
2-1. カバーなしが格好良い!
キャディバッグをカバーなしにしているゴルファーの理由は、おそらく「格好良い」からだと推察します。プロゴルファーは、ゴルフ場でキャディバッグにカバーを付けていません。
プロゴルファーの場合、キャディがバッグを担いでラウンドします。このためカバーが付いていると、クラブの抜き差しに著しく邪魔な存在となってしまいます。TVでトーナメントを観戦する機会がございましたら、カバーなしになっていることを確認していただければと思います。
このようなことから、「カバーなし=上級者ゴルファー」というイメージが定着しております。
実際にカバーなしは上級者の方に多い傾向であり、見よう見真似でカバーを外す方もいらっしゃるのではないでしょうか。
2-2. 日常的にクラブの使用頻度が高い!
カバーを外す理由として、日常的にクラブの使用頻度が高いことも想定されます。
毎日練習される方にとって、毎回打ちっ放しでカバーを外すのは面倒臭いです。ご自宅でパターやアプローチの練習をするときでも、都度カバーを外すことは大変です。
またゴルフ場や打ちっ放しから帰宅した後にクラブのメンテナンスをするとなると、やはりカバーを外すのが面倒臭いです。さらにクラブの鉛調整をされている方なら、なおさらバッグからのクラブの取り出し回数は増えます。
このように、日常的にキャディバッグからクラブを抜き出しするゴルファーの方にとって、カバーは邪魔な存在になります。このタイプに該当する方は、カバーは必要ありません。使い勝手を悪くする邪魔なカバーを外すのは当然ですね。
2-3. クラブの湿気対策!
キャディバッグをカバーなしにしている理由としては、クラブの湿気対策も考えられます。
特に雨の日のゴルフ場でラウンドした後は、ご帰宅後にしっかりとクラブやバッグを乾燥させる必要があります。乾燥のためには、カバーを外して通気性をよくする必要があります。
カバーの脱着を何回か経験していると、やがて面倒臭くなり、カバーの必要性を感じなくなってきます。これもキャディバッグからカバーを外す要因となっていそうですね。
2-4. カバーが破損している!
カバーなしの理由としては、そもそもカバーが破損しているケースも想定されます。カバーの脱着箇所が壊れてしまったり、カバーが破けてしまうこともございます。
キャディバッグのカバーは単品で販売されていることが少なく、またバッグごと買い換えるのも勿体ないです。このため、キャディバッグをカバーなしのまま使用されている方もいらっしゃいます。
もしこのパターンに該当されている方がいらっしゃいましたら、激安のキャディバッグを購入してみるのもおすすめです。
2-5. カバーに折り目がつく!
乗用カートやキャディバッグを乗せる時は、カバーを途中から折り曲げてカートのベルトに固定します。このため当然ですが、カバーに折り目がつきます。またベルトが汚れていると、その汚れがバッグに遷移してしまうこともございます。
このためキャディバッグに特段のこだわりのある場合は、カバーに折り目や汚れが付かないように、カバーを外している場合もあるかと思います。
ちなみに白地ツアーバッグは、カバーなしが多い印象を受けます。ただこの場合、白地で汚れやすいからカバーを外すのではなく、上でご紹介したビジュアル型・上級者型の可能性が高いです。
白地ツアーバッグは上級者イメージの強いデザインでもありますので、敢えてカバーを外している可能性が高そうです。
3. 移動中のキャディバッグにはカバーを付けよう!
キャディバッグにカバーを不要と考えている方もいらっしゃいますが、お車での移動中は基本的にはカバーを装着されることを推奨いたします。
カバーは、クラブを傷や損傷から守る上で重要な役割を果たしています。確かにドライバーやウッドにはヘッドカバーが付いてますが、フードカバーと2重でクッション効果を持たせることで、より衝撃を吸収してくれます。
ゴルフクラブのシャフトは、ふとした瞬間に折れてしまうものです。カバーなしでクラブのシャフトが折れてしまっては後悔先に立ちませんので、ぜひカバーを付けるようにしてみてはいかがでしょうか。
特にカバーなしに特段のこだわりのない場合は、カバーを付けておかれることを推奨いたします。
4. 結論!必ずしもキャディバッグにカバーを付ける必要はない!
いかがでしたでしょうか。ゴルフ場では、無理にキャディバッグからカバーを外す必要はございませんでした。ただゴルフ場では、カバーなしのバッグを活用している方もたくさんいらっしゃいます。
上ではカバーなしのバッグを使用している方の理由なども詳しく取り上げてきましたので、きっと疑問点の解消に繋がったかと思います。
またキャディバッグのカバーは、ご移動中にクラブを傷や損傷から守る効果も期待できましたね。ゴルフ場ではカバーのことは特に気にせず、思う存分にラウンドを楽しみましょう!