ドライバーの飛距離はもちろんですが、7番アイアンで150ヤードは一つの基準になる飛距離になりますよね。
それだけに多くのゴルファーの方が、7番アイアンで150ヤードショットしたいと練習に励まれているのではないでしょうか。
そこで、7番アイアンで150ヤードショットするために必要なヘッドスピードやスイングのポイントをまとめてご紹介していきます。
また後半では、ヘッドスピードに悩んでいるゴルファーの方でも、7番アイアンで150ヤードの飛距離を稼ぐゴルフクラブの選び方もご紹介しております。
ヘッドスピードには自信があるのに7Iで150ヤードショットできないゴルファーの方はもちろん、ヘッドスピード不足で150ヤードを諦めてしまっているゴルファーの方も必見ですよ!
目次
1. 7番アイアンの平均飛距離はどれくらい?
一般的な男性アマチュアゴルファーの場合、7番アイアンの平均的な飛距離は140ヤードと言われおります。
このため、7番アイアンで150ヤードショットするためには、男性アマチュアゴルファーの平均よりも10ヤード飛ばす必要がありそうですね。
ちなみに7番アイアンは、グリーンを安定的に狙えるクラブでもあります。その飛距離が長くなれば長くなるほどライバルとの差も付きますので、この10ydの差はスコアメイクの上でかなり大きな違いと言えるでしょう。
また7番アイアンの平均的な飛距離は、『【プロとアマチュア比較】7番アイアンの平均的な飛距離はどれくらい?』でご紹介しております。
男子プロや女子プロの飛距離も交えながら詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
2. 7番アイアンで150ヤード打つために必要なヘッドスピード
7番アイアンの飛距離を算出するにあたり、ヘッドスピードとは切ってもきれない関係にあります。7番アイアンで150ヤードショットするためには、どのくらいのヘッドスピードが必要になるのでしょうか。
ここではあくまで目安となりますが、7番アイアンでだいたい37m/s以上ヘッドスピードがあれば、150ヤードショットすることは可能です。
反対にヘッドスピードが36m/s以下になってしまうと、150ヤードショットすることが難しくなってしまいます。
とはいえ、力のあるアマチュアゴルファーの男性の方なら、この数値のヘッドスピードを確保できているゴルファーの方も多いはずです。
このため7番アイアンで150ヤードの飛距離を出せない問題点は、別のところにありそうですね。
7番アイアンのヘッドスピードの目安については、こちらの『7番アイアンのヘッドスピードの理想と平均はどれくらい?飛距離との関係とおすすめの練習方法!』で ご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてくださいね!
3. 7番アイアンで150ヤードショットできない要因
ヘッドスピードは足りているのに、なかなか7番アイアンで150ヤードショットできない方も多いかと思います。
なぜ十分なヘッドスピードが出せていても、150ヤードの飛距離をショットすることができないという状態になってしまうのでしょうか?
これには、大きく分けて3つの要因があります。ここでは代表的な3つの要因についてご説明していきます。
3-1. アウトサイドインのスイング軌道
まずは、ゴルフクラブのスイング軌道が問題となっているケースについてです。
スイング軌道は、インパクトの直前にクラブがゴルフボールの内側から入るインサイド軌道でショットする必要があります。何故なら、これが最もボールの飛距離が出る軌道だからです。
反対にゴルフボールの外側からクラブが降りてくるアウトサイドイン軌道になってしまうと、残念ながらボールは飛んでくれません。これでは7番アイアンで150ヤードショットすることが難しくなってしまいます。
そこで、まずはご自分のスイング軌道がアウトサイドイン軌道になっていないかを確認しながら練習していきましょう。
練習場でボールを打つ際に、出玉が左に飛んでいるゴルファーの方は、アウトサイドイン軌道になっている可能性があります。次回練習時に早速チェックしてみましょう。
3-2. 7番アイアンの芯にボールが当たっていない
7番アイアンのミート率が低い場合、ボールの当たりどころに問題のある可能性があります。アイアンの芯でショットできればミート率も高くなりますが、芯を外してしまうとミート率も下がってしまいますよね。
7番アイアンで150ヤードショットするためには、なるべくアイアンの芯でボールをショットしたいところです。
そこでまずは、アイアンの芯でボールをショットできているか確認してみましょう。その際はショットマーカーを使用すると簡単にフェースの当たりどころをチェックできます。
ショットマーカーはとてもリーズナブルなお値段の上、飛距離アップ効果も非常に高くおすすめな練習用品となります。ぜひこの機会にお試しになってみてくださいね。
3-3. 7番アイアンでダフっている
7番アイアンで150ヤードショットに向けて、ダフってしまうことは厳禁です。
仮にスイングがダフってしまうと、インパクト直前でヘッドスピードが大きく減少してしまいます。
インパクト直前で少しでもダフってしまうと、飛距離は10〜20ヤードは落ちてしまうと思ってください。これでは7番アイアンで150ヤード打つことは難しいですよね。
アイアンのダフリを避けるためには、スイング中に膝と前傾の角度をキープすることが重要です。アドレスよりもこの角度が深くなってしまえば、ほぼ確実にダフってしまうからです。
そこで、両者の角度を常にキープできるように意識して練習していきましょう。
また7番アイアンで安定したショットを打つコツは『アイアンの芯に当たらない!その原因と対策をパターン別で解説!』で詳しくご紹介されております。
飛距離アップに向けたヒントが満載となっておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
4. ヘッドスピード不足でも7番アイアンで150ヤードショットできる!
7番アイアンで150ヤードショットすることに向けて、ヘッドスピードが足りていることを前提にお話を進めてきました。
しかし最近では、ヘッドスピードの遅いゴルファーの方でも7Iで150ヤード打てるゴルフクラブがたくさん販売されております。
ここではそのようなクラブの特徴をご紹介していきます。こうしたゴルフクラブを使用すれば、ヘッドスピードが不足していても十分に7Iで150ヤードの飛距離を稼げますよ!
4-1. ストロングロフトのゴルフクラブ
ストロングロフトのクラブとは、通常のアイアンのロフト角よりもロフトが立っているクラブのことを指します。
7番アイアンの平均的なロフト角は31度程度になりますが、市販されている7番アイアンの中にはロフト角が30度未満のクラブもたくさん販売されております。
こうしたゴルフクラブを使用すれば、より簡単に7番アイアンで150ヤードの飛距離を出せるようになります。イメージとしては、6Iで150ヤードをショットする感覚と思っていただくと分かりやすいのではないでしょうか。
また7番アイアンのロフト角については、『7番アイアンのロフトの角度は何度が理想?飛距離の目安や選び方を徹底解説!』で詳しくご紹介しております。
7番アイアンで150ヤードの飛距離を打ちたいゴルファーの方にとって、ヒントが満載な情報になりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
4-2. 高反発のゴルフクラブ
高反発のゴルフクラブとは、ヘッドに高反発素材を使用して、よりボールを飛ばそうと設計されたクラブのことです。
これはヘッドスピードの遅いゴルファー向けのゴルフクラブになります。シニアゴルファーの方でも高反発クラブを使用すると、より簡単に7番アイアンで150ヤードの飛距離を出せますよ。
また高反発のゴルフクラブは上でご紹介したストロングロフトになっているケースが一般的です。ストロングロフトと高反発を併せれば、ヘッドスピードが足りなくても、きっと7番アイアンで150ヤードショットできるはずです。
高反発のゴルフクラブはルール非適合な点が残念なポイントですが、大会に出場されないゴルファーの方にとっては特に関係のない話ですよね。
本気で7番アイアンで150ヤードショットしたいゴルファーの方は、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
5. 誰でも7番アイアンで150ヤードは飛ばすことができる!
いかがでしたでしょうか。7番アイアンで150ヤードの飛距離を稼ぐための方法はご確認いただけましたでしょうか。
ここでは7番アイアンで150ヤードショットするために必要なヘッドスピードや、ミート率の大切さを重点的に説明してきました。
すでにヘッドスピードが足りているゴルファーの方なら、スイング軌道やダフリを修正することで、十分に7Iで150ヤード飛ばせるはずです。まずはこれらのポイントを徹底的に見直し、少しでも早く150ヤードの飛距離を現実にしていきましょう。
またヘッドスピードの遅いゴルファーの方でも、ゴルフクラブを上手に選ぶことで、150ヤードの飛距離を打つことは十分に可能です。
そのような時にストロングロフトや高反発モデルのゴルフクラブは大きな武器となりますので、ぜひともご検討してみてくださいね。