ゴルフ初心者の方はゴルフ場へ初めていかれた際に、ティーグラウンドにたくさんティーマークの色があってどこからティーショットを打てばよいのか混乱してしまうこともあるのではないでしょうか。
ティーグラウンドにあるティーマークの色には、白色、青色、赤色、黒色、黄色などさまざまな色がありますが、それぞれの色にはそれぞれの意味があります。
そこでティーマークの色の種類とその意味を初心者ゴルファー向けにご説明していきたいと思います。各ホールへ進むごとにドライバーなどのゴルフクラブで第一打のティーショットする際は、このティーマークの色をみてどのティーグラウンドを使用するかを判断します。
ゴルフ場でラウンドするにあったって絶対に必要な知識となりますので、まだティーマークの色の意味を詳しく知らなゴルフ初心者の方は必ずご確認するようにしてくださいね。
目次
1. 白色のティーマーク:レギュラーティー
白色のティーマークはレギュラーティーと呼ばれております。男性ゴルファーは通常この白色のティーマークのティーグラウンドからティーショットすることになります。
これからゴルフ場デビューされるゴルフ初心者の男性ゴルファーは、とりあえず白色のティーマークのあるティーグラウンドを使用すると覚えておきましょう。
また白色のティーグラウンドは女子プロゴルファーのトーナメントでも使用されています。
女子プロ選手以外のゴルファーでも、上級者ゴルファーやドライバーの飛距離に自信のあるゴルファーは白色のレギュラーティーを使用しても問題ありません。
この白色ティーマークのティーグラウンドはティーショットの基準になりますので、下でご紹介する他のティーマークの色の意味をご説明する際は白色のレギュラーティーを基準にされるとわかりやすいと思いますよ。
2. 赤色のティーマーク:レディースティー
赤色のティーマークの色はレディースティーを意味します。女性ゴルファーは一般的にこの赤い色のティーマークを使用します。
赤色のティーマークのティーグラウンドは白色のレギュラーティーの前方にあります。
女性ゴルファーは男性ゴルファーよりもゴルフボールの飛ぶ飛距離が出づらいですので、ティーグラウンドを前方に設置しているのですね。
パー5などのロングホールでは赤色のティーマークはレギュラーティーよりもかなり前方にある場合があります。赤色のティーグラウンドが見つからない場合でもカートに乗って前へ進めば絶対にありますのでご安心してください。
これからゴルフデビューされる初心者の女性ゴルファーは赤色のティーマークのあるレディースティーグラウンドを使用すると思ってくださいね。
また女性ゴルファーがゴルフボールをティーショットする順番は安全面をプレーの進行を考慮して、同伴の男性プレイヤーが全員ゴルフボールをショットし終わったあとにしましょうね。
3. シルバー(ゴールド)色のティーマーク:シニアティー
シルバー色のティーマークはシニアゴルファー向けに設置されたティーグラウンドを意味しております。
どうしても歳を重ねるごとにドライバーの飛ぶゴルフボールの飛距離が低下してきてしまいますよね。そこでシニアゴルファー向けに、白色のティーマークよりもやや前方にシニアティーを設置しているゴルフ場もあります。
ティーマークの色はシルバー色の代わりにゴールド色を使用しているゴルフ場もあります。
残念ながらシニアティーは全てのゴルフ場で設置されているわけではありません。シニアティーを使用されたいゴルファーは事前にゴルフ場予約サイトかゴルフ場へ確認されることをおすすめいたします。
ちなみに何歳以上のゴルファーはシニアティーを使用しないといけないというルールはございません。白色のレギュラーティーでは少し距離が長いように感じるようになったら、シルバー色のティーマークのティーグラウンドからプレーされてみてはいかがでしょうか。
また女性ゴルファーでレディースティーでは物足りなくなってきたけどレギュラーティーでは飛距離がありすぎてまだまだ大変という女性ゴルファーはこのシニアティーをご使用されるのもおすすめですよ。
4. 青色のティーマーク:バックティー
青色のティーマークのティーグランドはバックティーと言われております。バックティーはレギュラーティーよりも後方に設置されておりますので、総ヤード数はレギュラーティーよりも長くなります。
ゴルフ上級プレーヤーで白色のレギュラーティーからでは飛距離が短くて物足りないと感じるゴルファーは、バックティーを使用することもあります。
ちなみにバックティーを使用すると各ホールあたり飛距離が20〜50ヤードほど長くなります。こうなるとセカンドショットで使用するゴルフクラブの番手が1つから4つ上がりますので、その難しさがよくわかるのではないでしょうか。
ただし初心者のゴルファーの方がバックティーを使用することは通常できません。バックティーを使用するとそれだけ難易度が上がりますので、プレーに時間がかかってしまいます。
ゴルフ場ではプレーファーストがマナーですので、他のゴルファーに影響が出ないように、バックティーの使用に制限をかけているゴルフ場が多いです。
青色のバックティーの使用には、ゴルフ場の会員になったり、ゴルフ場へハンディーキャップの事前申請を行う必要がありますので、ゴルフ初心者の方は間違って使用してしまわないように気をつけましょうね。
5. 黒色のティーマーク:フルバックティー
黒色のティーマークのティーグラウンドはフルバックティーやチャンピョンティーと呼ばれています。黒色ティーは一般的にプロゴルファーのトーナメントで使用されていますが、アマチュアゴルファーのハンディーキャップの低い方の大会で使用されることもあります。
黒色のティーグラウンドは基本的に男子プロの大会で使用するティーグラウンドですので設置していないゴルフ場も多いです。もしゴルフ場に黒色のティーマークを発見したら、そこのゴルフ場は男子プロのトーナメントでも使用されたことがあるかもしれませんよ。
この黒色のティーグラウンドは上述の通り基本的に大会用で使用しますので、プライベートでの使用はできないことが多いです。ゴルフ初心者の方は間違ってしまわないように気をつけてくださいね。
6. 黄色のティーマーク:特設ティー
黄色のティーマークのティーグラウンドは特設ティーと言われており、ティーショットがOBだった場合に使用します。またパー3でもティーショットがOBだった場合用に、この黄色の特設ティーを設置しているゴルフ場もあります。
この特設ティーは初心者ゴルファーでもラウンドしやすいように、各ゴルフ場がローカルルールとしてできた設定したティーグラウンドになります。
大半のゴルフ場でこの特設ティーはありますが、特設ティーがある場合は、ティーショットのティーグラウンドに「特設ティーあり」や「前進4打」と表記がありますのでそちらを確認してみましょう。
ティーマークの色と種類を理解してスムーズにプレーしよう!
いかがでしたでしょうか?ゴルフ場のティーマークは上でご紹介したように様々な種類の色がございます。それぞれの色のティーマークには意味がありますので、まだティーマークの色の意味を知らなかったゴルフ初心者の方はしっかり確認してくださいね。
またこれからゴルフ場デビューを予定しているゴルフ初心者の方は、「男性なら白色のティーマークのレギュラーティーを、女性なら赤色のティーマークのレディースティー」を使用すると覚えておくと当日にゴルフ場でスムーズにプレーすることができますよ!
またゴルフ場でのプレー進行はコースに立っている杭を見て判断します。杭のルールや見方は「【色・種類別】ゴルフ場の杭ごとの意味とルールを徹底解説!」に詳しくご説明しておりますので、これからコースデビューを予定しているゴルフ初心者の方は、ぜひこちらもご確認してくださいね。