ゴルフ場ではご存知の通り、服装に関するルールやマナーがございます。それだけに帽子の選び方に迷われている初心者の方もいらっしゃると思います。
ゴルフブランド以外の帽子を着用予定の方にとって、マナーは気になる問題ですよね。またこの記事をご覧の方の中には、そもそもキャップなしの是非を確認したい方もいらっしゃると思います。
そこで、ゴルフ場での帽子のマナーに関して、初心者の方にも分かりやすいように詳細に解説していきます。
冒頭では、そもそも帽子の着用がルールなのか否かに触れていきます。また意外と盲点になりがちな、クラブハウスでの帽子のマナーもご紹介していきます。
ゴルフ場での帽子のマナーをしっかり整理して、初心者の方も自信を持ってコースへ足を運んでくださいね!
目次
1. ゴルフで帽子着用はマナーなのか?
まずは、そもそも帽子なしでラウンドしたらマナー違反になるのか否かをみていきましょう。
いつも帽子を被らないでプレーされている方にとって、このマナーは気になりますよね。キャップを着用されていない方は、ぜひご確認してくださいね。
1-1. ゴルフ場の服装ルールにおける帽子の扱い!
ゴルフ場での服装は、ドレスコードによって定められておりますよね。そこでまずは、ドレスコードの観点から帽子のルールを確認していきましょう。
実際にゴルフ場のドレスコードを確認してみると、帽子に関する記載のないクラブが多いことに気づきます。
大半のゴルフ場では、ラウンド中の帽子の着用を服装規定に設けていません。ただし、ゴルフ場の中には、帽子の着用を明記しているコースもあります。この場合、帽子なしはルール違反です。
服装規定に「帽子着用」と明記がなければ、プレー中に帽子を被らなくても、ルール違反にはなりません。ただ、だからと言ってコース内で帽子を被らないと良いと判断するのは、少し早計な印象もあります。それではその理由を確認していきましょう。
1-2. 帽子の着用がマナーと考えるゴルファーも多い!
確かに帽子の着用が明文化されていなければ、帽子なしでラウンドしてもルール違反ではありません。ただゴルフ場には、帽子の着用をマナーと考えている方もいらっしゃいます。
ゴルフは紳士のスポーツとも言われている通り、ルールに無いことであっても、暗黙の了承と認識されていることもありますよね。例えば、「グリーンで大声で叫んではいけない」と明記されていないからといって、グリーンで奇声を発することはマナー違反です。
帽子の着用に関しても、同じような位置付けとして認識している方もいらっしゃいます。ルール上は問題なくても、同伴者ゴルファーの方からマナーが悪いと思われたら、それだけで損をしてしまいますよね。
このように考えると、ゴルフ場では帽子を被った方が無難といえそうです。
1-3. 帽子をマナーと考えるのは安全上の理由もある!
ゴルフ場で帽子がマナーと考えられる理由として、安全面も影響しています。
帽子が推奨されるのは、ボールが頭部に直撃した場合に、怪我の程度を低減させるためです。ボールが直撃した時に帽子を被っているか否かで、怪我の程度が大きく変わりますよね。
実際に過去には、ボールが頭部に直撃することで死亡事故も発生しています。当然コース内には、他のゴルフ初心者の方もいらっしゃいます。いつ隣のホールからボールが飛んできても不思議ではございません。
また帽子を被っていないと、林の中でボールを探す際に、枝で頭部を切ってしまう可能性もあります。帽子を被っていないせいで怪我をするのは勿体ないですよね。
安全面を考えても、やはりラウンド時はキャップを着用されることをおすすめいたします。
2. ゴルフ場のクラブハウスにおける帽子のマナー
帽子のマナーに関しては、ラウンドだけの話ではありません。そこでこの章では、クラブハウスでの帽子のマナーについてご説明いたします。
うっかりマナーが悪いと思われてしまわないためにも、ぜひご確認してくださいね。
2-1. ゴルフ場への行き帰りの際の帽子のマナー
まずはゴルフ場では行き帰りするときの服装を注意してみてください。クラブハウスへ入退場する際は、帽子を被らないのがマナーです。
よく小学生の頃に、「室内では帽子を脱ぎましょう!」と先生が言ってましたよね。同じように、クラブハウス内でも帽子を脱ぐことがマナーです。
うっかり帽子を被ったまま入退場してしまわないように気をつけてくださいね。
2-2. ゴルフ場のレストランでの帽子のマナー
ゴルフ場では、昼食をレストランでお召しになりますよね。この時も帽子に関するマナーがございます。
レストランでは帽子を外すことがマナーです。大抵のゴルフ場では、レストランの入り口に、帽子を掛けるハンガーが備え付けられています。
昼食の際は、クラブハウスへ入ったタイミングで帽子を脱ぎ、そしてレストランの入り口でキャップをハンガーに掛ける習慣を付けてくださいね。
3. マナーを意識したゴルフ場での帽子の選び方!
ウェアはゴルフブランドから選ばれれている方でも、帽子はプライベートのものを使用したい方もいらしゃると思います。
ゴルフブランド以外のキャップを着用するときは、その選び方も気になりますよね。そこでマナーの観点からゴルフ場での帽子の選び方を確認していきましょう。
3-1. 帽子のブランドにルールはあるの?
ゴルフ場で着用する帽子に関しては、ゴルフブランドである必要はございません。ゴルフブランド以外のキャップを着用していても、ルール違反ではありませんし、マナーが悪いと思われることもまずないです。
ただもちろん、ゴルフブランドの帽子には、通気性の良さやUVカット処方など、ラウンドを想定した作りになっています。またスイングのしやすさも考慮し、遊びなく着用できるフリーサイズになっている場合が多いです。
そこでゴルフブランド以外の帽子を選定される際は、通気性が確保され、スイングに支障のないアイテムから選んでくださいね。
3-2. 帽子の形状にルールはあるの?
一言で帽子といっても、キャップやハット、サンバイザーなど、たくさんの種類がありますよね。果たして帽子の形状にルールやマナーはあるのでしょうか。
これに関しても、注意すべきポイントは特にございません。ゴルフブランドからも、キャップからハットまでたくさんの商品が発売されていますよね。またサンバイザータイプも人気なゴルフ用品です。プロゴルファーのファッションを見ても、帽子のデザインは様々ですよね。
初心者の方でも自信を持って、ご自分のお好きな形状の帽子をご選択してくださいね。
3-3. 帽子のカラーにルールはあるの?
ゴルフは紳士のスポーツとも言われていますので、基本的には派手すぎる帽子は避けられた方が無難です。
落ち着きのあるブラックやダーク系のキャップを選択すれば間違いありません。もちろん白色や、女性ならピンク色の帽子を着用したからといって、マナー違反になることはございません。
ただゴルフ場では、帽子に限らずグリーン系のカラーは避けることをマナーと考えている方もいらっしゃいます。
帽子や服装は、後続組から自分のポジションを識別させる役割も担っています。カラーがグリーンだと、芝と同調してしまい、後続組から見えづらくなります。そのためグリーン色の帽子やウェアは、なるべく避けられた方が無難と言えますね。
4. ゴルフをする際には帽子着用をマナーとした方が無難!
いかがでしたでしょうか。ゴルフ場では、帽子に関するルールを設けていないコースもたくさんございます。
それだけに初心者の方にとって帽子のマナーは気になりますよね。ゴルフ場では、基本的には帽子を着用してプレーされた方がマナー的にも無難です。
また帽子を着用することで、怪我防止の役割も期待できます。怪我してからでは手遅れですので、ゴルフ場では帽子を着用するようにしましょう。
帽子の選び方としては、ゴルフブランドにこだわる必要はございません。またキャップ以外でも、ハッとやサンバイザーでも問題ございません。それではお好みな帽子を着用して、マナーよくゴルフ場でプレーしていきましょう!