女性ゴルファーはユーティリティーを上手に活用ようした方がスコアアップする可能性が高くなりますよね。
もしご自分のお好きな女子プロゴルファーがいらっしゃいましたら、その選手のクラブセッティングを確認してみてください。きっとユーティリティーをたくさん使用したセッティングになっていると思いますよ。
レディースゴルファーにとっては、男性よりもユーティリティーが重宝するクラブになりますので、上手に活用することがスコアアップの上で非常に大切です。
そこで、レディース向けユーティリティーの上手な選び方をご紹介していきたいと思います。ぜひ選び方のご参考にしてくださいね。
目次
1. レディースユーティリティーのロフト角の選び方
レディース向けのユーティリティーの選び方で、最も大事なポイントはロフト角の選び方です。ロフト角が異なればゴルフボールの飛ぶ飛距離も変わってきますよね。
そこで、飛距離に応じた上手なロフト角の選び方を確認していきましょう。
1-1. ユーティリティーへ期待する飛距離の範囲
まずはレディースゴルファーにとって、ユーティリティーに期待したい飛距離の範囲は何ヤードなのかを考えていきましょう。
その際は、アイアンとドライバー・フェアウェイウッド(FW)との空白の飛距離が何ヤードあるかを考えていくとわかりやすいです。
例えば、7番アイアンで100ヤード、ドライバーで150ヤードという女性ゴルファーのケースを考えてみましょう。彼女は難しい6番アイアンや、フェアウェイウッド(FW)は使わないようにしています。
この場合、ユーティリティーでカバーしたい飛距離の範囲は100ヤードから150ヤードの間になりますね。その飛距離をカバーできるロフト角を選ぶことが大事なユーティリティーの選び方になります。
1-2. 空白の飛距離を埋めるユーティリティの選び方
ユーティリティのロフト角を選ぶ際は、前後のクラブとの空白の飛距離の間隔にも気をつけるようにしましょう。例えば、上のレディースゴルファーの場合、ドライバーとアイアンの空白の飛距離が100ヤードから150ヤードの50ヤードあります。
そこで、ユーティリティーを1本購入する場合は、ちょうど中間の125ヤード打つことのできるロフト角を選ぶことが大事な選び方になります。
この場合の番手は、レディースゴルファーのヘッドスピードにもよりますが、大体4番〜5番ユーティリティーになるかと思います。
ユーティリティーは6番〜7番が易しいからといって、7番UTを買ってしまうと、7番Iと飛距離があまり変わらなくなってしまい、UTとドライバーの間の空白飛距離が大きくなってしまいますので気をつけてくださいね。
もちろん、7番UTは要らないといっている訳ではございませんよ。7番Iの代わりに7番UTを使用することはおすすめです。あくまで7番Iと7番UTを同時にセッティングするメリットは少ないということです。
1-3. 難しいロフト角は選ばない
ユーティリティは難しいロフト角を避けることも大切な選び方です。レディースゴルファーにとって難しいロフト角は21度以下のものです。
ロフト角が少ないと、ゴルフボールを高く上げるためにはそれだけヘッドスピードが必要になります。
そこで、どうしてもヘッドスピードが男性よりも遅くなってしまう女性ゴルファーは、21度ユーティリティーの代わりにFWを使用することをおすすめしますよ。
2. レディースにおすすめなユーティリティーの本数の選び方
次にレディースゴルファーにおすすめなユーティリティの本数の選び方をご紹介していきます。
UTの本数は、前後のクラブの得意度に応じて決めてあげるとスコアアップにつながります。前後のクラブとはドライバーやFWとアイアンのことですよ。
そこで、本数の選び方を詳しく考えていきましょう。
2-1. アイアンが苦手なレディースゴルファーの場合
アイアンが苦手なレディースゴルファーの場合は、7番アイアンでもかなり難しく感じてしまうのではないでしょうか。
そこで、ユーティリティーの本数を多くして、7番Iの代わりに7番UTを使用する選び方も大変おすすめです。7番UTは7番Iと飛距離がほとんど同じか、少し飛ぶイメージを持っていただけると良いかと思いますよ。
この場合のユーティリティーの本数は、7番UTと4〜5番UTの2本にしてあげると良さそうですね。
2-2. フェアウェイウッドが得意な場合
フェアウェイウッドが得意なレディースゴルファーもいらっしゃるかと思います。FWはユーティリティよりも難しいですが、重心深度が深く設計されておりますので、ゴルフボールの高さを出しやすいクラブです。
そこでFWが得意なゴルファーは、FWを多めにセッティングした方がスコアアップに繋がる可能性があります。
例えば、フェアウェイウッドを7番FWくらいまで用意し、ユーティリティーは6番UTの1本だけを購入するのもおすすめな選び方です。
また、すでに9番FW持っていて、ミスショットも少ない女性ゴルファーの場合は、ユーティリティーを購入する必要は特にありませんよ。
3. レディース向けユーティリティーのシャフトの選び方
最後にレディースゴルファーのUTのシャフトの選び方を確認していきましょう。シャフトの選び方はUTの重量を決める大変重要なポイントですよ。
レディースゴルファーの場合、どうしても力の弱いゴルファーは多くなってしまうかと思いますので、ユーティリティーのシャフトはなるべく軽めのシャフトを選ぶことが大事な選び方です。
目安としては、7番アイアンとFWやドライバーの重さの中間になるようにシャフトの重さを選んであげるとよいかと思いますよ。
良く分からないという女性ゴルファーも安心してください。レディース向けモデルのシャフトは、もともと軽くなるように設計されていることが多いです。あまり気にしなくても問題ありませんが、あくまで参考程度に覚えておきましょうね。
ただし、スポーツ経験豊富でドライバーで200ヤード前後飛ぶという方もいらっしゃいますよね。そのような方は女性向けのシャフトですと軽すぎる場合があるので、男性のシニア向けシャフトなども検討してみてくださいね、
レディースゴルファーにとってユーティリティーはとてもおすすめ!
いかがでしたでしょうか。レディースゴルファーにとって、アイアンはボールが上がりづらく、FWはクラブが長くて操作しづらいですよね。
そこでその中間になるユーティリティーはレディースゴルファーに大変おすすめなゴルフクラブになります。ぜひ上手に活用して、ゴルフのスコアアップにつなげていきましょうね。
UTを購入する際は選び方がとても大切です。上でご紹介した選び方のポイントを参考にして、ご自分にジャストなユーティリティを探してくださいね!
また、ユーティリティを購入する際の目安となる、レディースゴルファーの7番アイアンの飛距離目安はご存知でしょうか?
『女性の7番アイアンの平均的な飛距離の目安はどれくらい?もっと飛ばすにはどうするの?』で詳しくご紹介しておりますので、興味のあるレディースゴルファーはぜひこちらもチェックしてくださいね。