ゴルフラウンド終わりや翌日に太ももの裏が筋肉痛になってしまうゴルファーもいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろんゴルフ初心者のうちは全身筋肉痛になるかと思いますので、太ももの裏も例外なく筋肉痛になるでしょう。しかし、太ももの裏は経験者のゴルファーの方でも筋肉痛になりやすい場所ですよね。
太ももの裏が筋肉痛になる原因は、ゴルフクラブのスイング以外にも、ゴルフ場でのある行動が原因で筋肉痛になってしまっていることがあります。
そこで、ゴルフ翌日に太ももの裏が筋肉痛になってしまう原因や、おすすめな対策方法をご紹介していきたいと思います。
目次
1. ゴルフで太もものの裏が筋肉痛になりやすい理由
太ももの裏は、ゴルフ翌日に筋肉痛になりやすい場所です。
その理由はとても簡単で、日常生活では太ももの裏の筋肉はなかなか使用していないからです。日常的に使用していない筋肉をゴルフ場で使用すれば、当然その場所の筋肉は筋肉痛になってしまいますよね。
特にサラリーマンなどで一日中椅子に座ってパソコン仕事や電話番などをされている方は、太ももの裏の筋肉を全く使用していないですので、筋肉痛になりやすいのも当然ですね。
また営業マンなどで外回りしているゴルファーの場合でも、ただ単に歩く程度では太ももの裏の筋肉はあまり使用していませんので、やはりゴルフ終わりに筋肉痛になってしまうケースがあります。
2. ゴルフで太ももの裏が筋肉痛になる原因
太ももの裏の筋肉は日常的に使っていない筋肉ですので、筋肉痛になりやすい場所でしたね。
では、太ももの裏の筋肉はゴルフ場のどのようなシーンで使用しているのでしょうか。
実は、スイング以外の時でも太ももの裏の筋肉を酷使している時があります。もしかしたら太ももの裏の筋肉痛の原因はスイング以外にもあるかもしれませんよ。
2-1. クラブをスイングした時の負担
まずはゴルフクラブをスイングした時の負担が原因で、太ももの裏が筋肉痛になる場合から確認していきましょう。
ゴルフのスイングではテークバックやフォロースイングで、上半身と下半身の捩れを使用してゴルフボールをショットしますよね。この捻れが生み出すパワーを利用して、ゴルフボールの飛ばす飛距離を大きくすることがスイングの基本です。
捻転で生じた捩れを支える重要な下半身の筋肉が太ももです。太ももには常に一定量の負荷がかかっていて、筋肉痛になりやすい場所と言うことができます。
練習場で練習する分には太ももの裏は筋肉痛にならなくても、ゴルフラウンド終わりに筋肉痛になるゴルファーもいらっしゃるかと思います。
その原因としては、ゴルフ場の傾斜は平らではありませんので、練習場でショットする時以上に太ももの裏に負担がかかってしまっていると考えられますね。
2-2. ラウンド中の歩行
ゴルフ場ではスイング以外の要因でも、太ももの裏が筋肉痛になることがあります。
それはラウンド時の歩行です。もちろん普通にフェアウェイを歩いている分には太ももの裏が筋肉痛になることはありません。
太ももの裏が筋肉痛になってしまう原因は、ドライバーでショットしたゴルフボールがスライスしてしまい、過度に急な右斜面を山登りしたことなどが原因になり得ます。
また、斜面は登る時よりも降りる時の方が太ももの裏が伸びて負担がかかっております。続組に迷惑をかけないようにと急な斜面を駆け上がったり駆け下りたりすると、次の日に太ももの裏が筋肉痛になってしまいやすいですよ。
3. ゴルフでの太ももの裏の筋肉痛対策
太ももの裏の筋肉痛対策としてはストレッチをする方法が大変おすすめです。
ストレッチは練習場での練習前やゴルフ場でのラウンド前はもちろんのこと、日常的にも暇な時間があった際に積極的に実施していくことで、筋肉痛対策につながります。
ぜひ積極的にストレッチして太ももの裏をケアしてあげましょう。
3-1. 前屈ストレッチ
前屈はご存知ですよね。足をまっすぐに伸ばした状態から上半身を曲げて行き、手が地面につくように屈んで行くあのストレッチです。
前屈は太ももの裏だけでなく下半身全体の筋肉をほぐす効果が期待できるおすすめのストレッチの方法です。
ゴルフ場に着いてからラウンド前に簡単にできるストレッチになりますので、ぜひ前屈運動をして下半身のケアをしてあげましょう。
また、前屈で手の先が地面から20センチメートル以上離れてしまうゴルファーはとても下半身が硬くなっております。日常的に前屈を取りいれて下半身の筋肉をほぐしてあげると、ゴルフ終わりの太ももの裏の筋肉痛から解放されるかもしれませんよ。
3-2. 膝抱えストレッチ
これはベッドで就寝前や起床直後に実施できるおすすめのストレッチ方法です。
やり方はとても簡単で、ベッドに仰向けになった状態で片膝を90度に曲げ、太ももの裏に両手を通し、腕を体に引き付けるように引っ張るだけです。
この際、もう片方の足は曲がってしまわないように伸ばしてくださいね。片足づつ両方の足を毎日ストレッチしてあげると、太ももの裏の筋肉もほぐれて筋肉痛対策につながりますよ。
また、前屈は痛いし嫌いなゴルファーの方でも、膝抱えストレッチならばストレスなく下半身をケアできますので、前屈が嫌いな方へもおすすめな方法ですよ。
4. 実は筋肉痛ではないかも!?ゴルフで太ももの裏が痛む危険な病気
最後に筋肉痛以外の理由で太ももが痛くなってしまう危険な病気をご紹介したいと思います。
それは坐骨神経痛です。坐骨神経痛のゴルファーが安易にストレッチをしてしまうと逆効果になってしまう危険性もあります。
ゴルフ終わりに筋肉痛のような症状がしばらく経過しても治らないという方は、一度整形外科を受診されることをおすすめします。ぜひ頭の片隅に留めておいてくださいね。
ゴルフによる太ももの裏の筋肉痛は日頃のストレッチで改善しよう!
いかがでしたでしょうか。太ももの裏は日常的に使用しない筋肉ですので、スイングの是非にかかわらずゴルフ翌日に筋肉痛になってしまいやすい場所です。
そこで筋肉痛対策として、日常からストレッチで筋肉のケアをしていくことがおすすめな方法になります。もちろん練習場での練習前やゴルフ場でのラウンド前も忘れずに前屈でストレッチしましょうね。
また太ももの裏は筋肉痛だけでなく、肉離れなどの靭帯損傷しやすい場所でもありますので、ぜひケアして行きましょう!
また、ゴルフ終わりに腕が筋肉痛になってしまう方はいらっしゃいませんでしょうか。腕の筋肉痛はあまり好ましい状況ではありません。
その原因や対策は『ゴルフで腕が筋肉痛になるのは普通?その原因と予防・解消方法をご紹介!』で詳しくまとめておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。