あなたのパターのアドレスはどのようなアドレスですか?ゴルフの中でもパターは少し特殊であり、パターのアドレスは特に正しいアドレスというものはありません。
プロゴルファーを見ていただいてもわかる通り、選手毎にアドレスのスタンス幅が異なったり、前傾角度が異なったり、膝の角度が違ったり、グリップが異なったりと、選手毎に多種多様ですよね。
ただ残念なことに、一部のゴルファーは自分が好きなプロゴルファーのアドレスを真似したり、教え側が正しいと思っているアドレスを強要されたりしたことで、本人にとっては非常にぎこちないアドレスとなっているケースがあります。
アドレスに違和感があるとパットの打ち方まで不自然になってしまい、ミスパットにつながってしまいます。
そこで、今回はパターのアドレスの中でも膝の角度にフォーカスを当て、アドレスの際の膝の角度について詳しく解説していきたいと思います。
目次
1. パターのアドレス時の正しい膝の角度はあるのか
膝はパット時の下半身の状態を支えるとても重要な部位です。膝の角度がぎこちなくては下半身が安定せず、上手にパッティングすることができません。
ではパターのアドレスに正しい膝の角度あるのでしょうか?結論から言いますと、膝の角度はこうしなくてはいいけないという正解はありません。つまりご自分が最も違和感なくアドレスでき、違和感なくパッティングできる膝の角度が正解と言えるでしょう。
但し、一つだけ注意点があります。それは余りにも膝を曲げすぎてしまうのはよくないということです。目安としては、アドレスした際の膝の位置が自分のつま先より前に出てしまっていると膝が曲がりすぎです。自分の膝の位置を確認し、膝がつま先より前に出ない範囲で自分がパットしやすい膝の角度を見つけていきましょう。
2. パターで膝の角度を伸ばした方がいいタイプのゴルファー
まずは膝の角度を伸ばした方がパターショットしやすいゴルファーの特徴を見ていきましょう。膝の角度を伸ばした方がいいゴルファーはアドレスした際の重心位置がつま先よりにあるゴルファーになります。試しに重心をつま先側にかけた状態で膝を曲げてみてください。ものすごく違和感がありませんか。
そのような状態でパッティングしたら、ナイスパットは打てないでしょう。これは極端な例ではなく、実際にこのようなぎこちないアドレスをしているゴルファーをよく見かけますので、是非ご自分のアドレスの膝の角度を見直してみてくださいね。
また、パターのストローク中に膝の角度が動くのは厳禁です。もし膝の角度をキープするのが苦手というゴルファーは少し膝の角度を伸ばすように構えるのもおすすめな対策ですので是非試してみてくださいね。
3. パターで膝の角度を曲げた方がいいタイプのゴルファー
次に膝の角度を曲げた方がパターショットしやすいゴルファーの特徴を見ていきましょう。膝の角度を曲げた方がいいゴルファーは、アドレスした際に足の裏全体でどっしりと体重を支えるタイプのゴルファーになります。
このタイプのゴルファーは膝を曲げた方が下半身が安定しますので、膝の位置がつま先よりも前に出ない範囲で膝を曲げて見てください。
4. 自宅でも簡単に打ちやすいパターのアドレスは確認できる!
自分にあったパターのアドレスの膝の角度を見つけるに、実際にゴルフボールをパットしてみるのが一番いい方法です。しかし、練習場ではショットのスイングの練習はできても、パターの練習はできないことが多いですよね。多くのアマチュアゴルファーはパターの練習なんてラウンド前のグリーン練習場でやるくらいだと思います。
でもこれでは自分にあったパターの膝の角度を見つけることは難しいでしょう。そこで、自宅でも簡単にアドレスの確認とパターの練習ができる商品をご紹介したいと思います。それが「パターマット」になります。
こちらの商品はカップが付いていないため、ゴルフボールがカップに落ちる際の「ゴト」っていう音は発生せず、騒音の心配のありませんので、マンションにお住まいの方は心強いですよね。是非、パターマットでゴルフボールをパッティングしながら自分に合ったアドレスを見つけ、自宅で繰り返し練習し、本番でもナイスパットできるように練習してみてはいかがでしょうか。
自分にあったアドレスの膝の角度でパット打数を減らそう
いかがでしたでしょうか。パターの膝の角度に正解はありません。膝の位置がつま先より前に出ない範囲内で、自分が違和感なく構えられるアドレスが理想と言えるでしょう。但し、本番の前の練習グリーンで理想の膝の角度を見つけるのは結構大変です。そんな時はパターマットを有効に使用し、自宅でもゴルフボールをパッティングしながら確認、練習するのも一つの方法です。
またパット数を減らすためには、自分に合ったパターを選ぶこともとても大切です。パターの選び方については、こちらの「絶対に失敗しない!ゴルフ初心者におすすめなパターの選び方のコツを徹底解説!」にて詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧ください。ドライバーの1打もパターの1打も同じ1打です。パットの打数を減らしてスコアアップに繋げていきましょう。