7番アイアンで180ヤードと言えば、完全に男子プロの飛距離というイメージではないでしょうか。
しかし最近では、7番アイアンで180ヤード飛ぶアマチュアゴルファーの方も増えております。この背景には「爆飛びアイアン」と言われるストロングロフトのゴルフクラブの登場が挙げられます。
そこで、人気な爆飛びモデルのご紹介を交えながら、7番アイアンで180ヤード飛んでしまう理由を詳しくご紹介していきます。
また、冒頭では標準的な7番アイアンで180ヤードショットしている男子プロのスイングについても触れております。
7番アイアンで180ヤード飛ばしたい方、ストロングロフトに興味のある方は必見です!
目次
1. 7番アイアンで180ヤードは男子プロの飛距離
冷静に7番アイアンで180ヤードと言えば、これは完全に男子プロの飛距離の世界です。
男子プロは170yd〜180ydを7番アイアンでショットする選手が多い印象を受けます。この飛距離をアマチュアゴルファーの方がショットするのは少し難しそうですよね。
でも安心してください!実際にアマチュアゴルファーでも180ヤードの飛距離を飛ばすことのできるゴルファーの方は、年々増えてきております。
以下でその理由について詳しくご紹介してまいりますので、飛距離アップを目指しているゴルファーの方はぜひ読み進めていってくださいね!
また7番アイアンの平均飛距離は、『プロアマ比較!7番アイアンの平均的な飛距離はどれくらい?』で詳しくご紹介しております。こちらもぜひご覧くださいね。
2. 7番アイアンで180ヤード飛ばすのに必要なヘッドスピードとは?
あくまで目安ではありますが、7番アイアンで180ヤード飛ばすためにはヘッドスピードは45m/s以上は必要になります。
このヘッドスピードは、アマチュアの中でも比較的スイングスピードの速いゴルファーの、ドライバーのヘッドスピードに匹敵します。
この数値をドライバーのヘッドスピードに置き換えると、大体53m/s以上になります。
このヘッドスピードを見ただけでも、7番アイアンで180ヤード飛ばす難しさが伝わってきそうです。
また7Iのヘッドスピードは、『7番アイアンのヘッドスピードの理想と平均はどれくらい?飛距離との関係とおすすめの練習方法!』で詳しく触れております。ぜひこちらもご覧くださね。
3. 7番アイアンで180ヤード飛ばせる爆飛びアイアンの秘密
ここまで7番アイアンで180ヤードショットできるのは、基本的には男子プロに限定されると解説してきました。
しかし、最近では180ヤードを7番アイアンでショットすることができるアマチュアゴルファーの方も年々増えてきているのも事実です。この理由は一体どこにあるのでしょうか?
実は、これにはゴルフクラブのスペックの変化に秘密があります。そこで「爆飛びアイアン」と称されるゴルフクラブの特徴をみていきましょう。
3-1. ストロングロフト
7番アイアンの飛距離アップにつながる最大の要因は、ゴルフクラブのストロングロフト化です。ストロングロフトとは、一般的なロフト角よりも立っているクラブの総称です。
7番アイアンの場合、平均的なロフト角は31度程度になります。しかし市販されている7番アイアンの中には、ロフト角が25度くらい立っているクラブも販売されております。
これは、標準クラブであれば5Iのロフト角に匹敵すします。このように番手のロフト平均より立ったストロングロフトのゴルフクラブを使用することで、男子プロのように7番アイアンで180ヤードショットできる可能性が高まっているのです。
7番アイアンのロフト角は、『7番アイアンのロフトの角度は何度が理想?飛距離の目安や選び方を徹底解説!』で詳しく触れております。ぜひこちらもご覧くださいね。
3-2. 深重心
7番アイアンに5I並のロフト角を採用していたら、ゴルフボールの弾道が低くなってしまいそうですよね。しかしストロングロフトの7番アイアンは、しっかりとボールの高さも出てくれます。
この秘密は、クラブヘッドの深重心化にあります。深重心とは、クラブのソール幅を広くして、ヘッド重心の位置を深くすることです。
深重心化することで、ボールの弾道の高さを上げやすく、またアイアンの芯を外した時でも一定の飛距離を飛ばせるように工夫されているのです。
爆飛びアイアンの深重心設計も、7番アイアンで180ヤードショットするのに一躍を担っているのです。
4. 7番アイアンで180ヤード飛ぶクラブの人気ランキング3選!
爆飛びアイアンに興味を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
そこで、爆飛びアイアンの中でもおすすめな人気モデルをランキング形式で3つご紹介していきます。どれも有名メーカーのゴルフクラブになりますので、ぜひご確認してくださいね。
こちらでご紹介している爆飛びアイアンを使えば、あなたも夢の180ヤードのショットができる日も近いかもしれませんよ!
4-1. Callaway GBB EPIC STAR N.S.PRO
キャロウェイから販売されている爆飛びシリーズが「エピック」です。こちらは7番アイアンのロフト角が26度になっておりますので、十分に180ヤードを狙えます。
また女子プロの藤田光里選手こちらのアイアンを試打して、コンスタントに180ヤード以上ショットしています。
藤田選手の7Iの飛距離は150ydくらいになりますので、通常より30ヤードも飛ぶことが実証されたおすすめな爆飛びモデルです。
4-2. YAMAHA UD+2 17INPRES
ヤマハの爆飛びシリーズ「インプレスUD +2」も7番アイアンで180ヤード狙えます。
こちらの「+2」は2番手上の飛びを意味しております。つまり今ご使用されている標準クラブの5Iで180ヤードショットできれば、こちらの7Iで180ヤード飛ぶ可能性が非常に高いです。
ヤマハのインプレスも人気モデルとなりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4-3. BRIDGESTONE TOUR B JGR HF1
ブリヂストンの人気なツアービーJGRブランドの中でも爆飛びモデルが「HF1」になります。
こちらの7番アイアンのロフト角は26度になります。爆飛びで人気なJGRモデルのロフト角26度ですから、7番アイアンで180ヤードも決して夢ではありませんね。
またこちらのアイアンセットは、6Iの代わりにピッチングウェッジが2本入っておりますので、ぜひご確認してくださいね。
爆飛びモデルを使用すれば7番アイアンで180ヤード打てる!
いかがでしたでしょうか。冒頭でご説明した通り、標準的なロフト角の7番アイアンで180ヤードショットすることは少し難しそうです。
しかし後半でご紹介した爆飛びモデルの7番アイアンを使用すれば、十分に180ヤードを射程に捉えることができます。
ゴルフ場で180ヤード先のグリーンを7Iで狙えたら、飛躍的に選略性が向上しますよね。興味のある方は、ぜひ一度お試しになられてはいかがでしょうか。
また標準的なロフト角の7番アイアンでしっかりと飛距離を出したいという方もいらっしゃるかと思います。そのような練習意欲の強いゴルファーの方は、現状の飛距離レベルに応じて下の関連記事もご確認してくださいね。