6番アイアンの飛距離が何ヤードかしっかり把握されておりますでしょうか。またご自分のヤーデージを把握していても、平均的な飛距離までご存知のない方もいらっしゃると思います。
ご自分の6番アイアンがしっかり飛んでいるか確認するためにも、平均飛距離の情報は大変役に立ちます。
そこで、6番アイアンの平均飛距離を詳細に解説していきます。また6番アイアンの飛距離を考察する上で、クラブのロフト角とは切っても切れない関係にあります。そこで6Iのロフト角についても簡単に触れております。
これから練習される際のヒントになる情報がきっと発見できますので、ぜひご確認してみてくださいね。
目次
1. 6番アイアンの飛距離の平均や目安
まずは6番アイアンの飛距離の目安を考察していきましょう。飛距離の目安はご自分のスイングに問題がないかセルフチェックする上でとても大切なポイントです。
しっかり飛んでいるゴルファーの方なら、スイングに自信を持てますよね。反対に飛距離が不足しているゴルファーの方は、スイングを見つめ直す良い機会でもあります。
これからご紹介する6番アイアンの飛距離とご自分のヤーデージを比較してみてくださいね。
1-1. 男子プロの飛距離
男子プロの6番アイアンの飛距離は、大体ですが180〜190ヤードになる選手が多いです。「もう少し飛ぶのでは?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
パー3なら6番アイアンで200ヤード程度ショットする選手も多いです。パー3の方がゴルフボールをティーアップする分、飛距離を出しやすいからです。
もちろん男子プロでもヘッドスピードの速い飛ばし屋の選手なら、フェアウェイからでも200ヤード以上ショットします。
今度男子プロのTV中継を見る機会がございましたら、6番アイアンで何ヤードショットしているか注目してみると面白いですよ。
1-2. アマチュアで飛ぶゴルファーの飛距離
アマチュアゴルファーで飛ぶ方の6番アイアンの飛距離は、160〜170ヤード程度になります。6番アイアンで170ヤード飛ぶと、かなり飛距離の出るゴルファーと言われます。
もちろんアマチュアでも競技レベルの方やプロスポーツ選手の場合は、男子プロ級に飛ぶ選手もいらっしゃます。
ただ6番アイアンで170ヤード以上ショットするためには、ヘッドスピードアップとミート率アップを同時進行で進める必要があります。それだけに今のスイングを崩してしまうリスクがるとも言えます。
そこでこのレベルの方は、現状でも十分に飛んでいることを踏まえつつ、もっとボールを飛ばしたいか、それともショットの精度を高めていくか、どちらの方針で進むか練習の方向付けをされてはいかがでしょうか。
1-3. アベレージゴルファーの飛距離
アマチュアでもアベレージゴルファーの方は、6番アイアンの飛距離が150ヤード程度になります。ご自分の飛距離と比較されていかがでしょうか。
パー3はレギュラーティーから150ヤード前後のゴルフ場が多いですので、6番アイアンで攻めるケースが多いのではないでしょうか。
この層に該当される方は、飛距離アップを求める選択肢と、精度を高めていく選択肢の双方が有力です。特にヘッドスピードのあるゴルファーの方でしたら、簡単にボールが飛んでくれる可能性もあります。
6番アイアンの飛距離が向上すれば、5Iでショットしていた局面で6Iを使用できます。
5Iと6Iは難易度が大きく変わりますので、パーオン率が格段と向上してきます。このため飛距離アップを目指す練習も大いに有力ですよ。
1-4. アマチュアで飛ばないゴルファーの飛距離
アマチュアでも飛ばない方の場合、6番アイアンの飛距離は130ヤード程度と言われるのが一般的です。
この層に該当される方は、おそらくですが7I〜5Iにかけてあまり飛距離が変わらない悩みを抱えていらっしゃいませんか。
番手の飛距離が変わらないと、ラウンドもつまらなくなってしまいますよね。ゴルフが嫌いになってしまう前に、しっかりと対策していきましょう。
番手ごとの飛距離が変わらない場合、スイングに何かしらの問題があるサインでもあります。このサインを見逃さずに練習していけば、しっかりと番手通りにボールを飛ばせるようになります。
この時は、少しでも優しい7番アイアンで練習されるとスイングの基礎を作りやすいです。
7Iのスイングのポイントは、『すぐに上達!7番アイアンのきれいな打ち方のコツと練習方法を徹底解説!』で詳しく解説しております。ぜひこちらもご参考にしてくださいね。
2. 6番アイアンの飛距離はロフト角によっても異なる!
6番アイアンの飛距離を考察する上で絶対に忘れてはいけないポイントがあります。
それは、ゴルフクラブ毎のロフト角の違いです。6番アイアンならロフト角はすべて同じだと思っていたら、ちょっとした事件になってしまいます。
6番アイアンのロフト角の平均は、大体ですが27度位になります。ただ6Iのロフトが23度のクラブもあれば、31度のクラブもあります。これではボールの飛ぶ距離が大きく異なってしまいますよね。
上ではあくまで6番アイアンの標準的なロフト角の飛距離目安をご紹介しております。そこで6番アイアンの飛距離を確認される際は、ご自分のクラブのロフト角もチェックしてみてくださいね。
また6Iのロフト角については、『6番アイアンのロフト角の平均と選び方!角度ごとの飛距離の目安も大公開!』で特集しております。ブランド別の比較も盛り込んでおりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
3. 6番アイアンと7番アイアンの飛距離の差を考察
6番アイアンの飛距離を考察する上でもう一つの切り口が7Iとの飛距離差です。
6番アイアンのロフト角がバラバラである以上、同伴の方の飛距離と一概に比較できませんよね。そこでおすすめな方法が、ご自分の7Iの飛距離と比較する方法です。
ご存知の通り、ゴルフクラブは番手が大きくなる毎に飛距離も伸びてきます。そこで6Iと7Iを比較し、飛距離の階段がしっかりと作れているかチェックしてみましょう。
6番アイアンをしっかりとスイングできている場合、大体7Iよりも10ヤード程度飛距離が伸びます。反対に6Iと7Iの飛距離が変わらない場合、残念ながらスイングに問題がある証拠でもあります。
特に初心者の方は、6番アイアンから急激に難しく感じてきませんでしょうか。まずは7Iプラス10ヤードをしっかり飛ばせるように練習していきましょう。
目標となる6番アイアンの飛距離を決めよう!
いかがでしたでしょうか。ここではゴルファー別で6番アイアンの飛距離を詳細に触れてきました。
6番アイアンの飛距離は、ご自分のスイングをセルフチェックする重要なヒントです。残念ながら平均飛距離よりも飛んでいなかった方は、まだまだ飛距離アップを目指す可能性を秘めております。
決して悲嘆することなく、むしろ飛距離アップできる好機と捉えて練習してくださいね。
すでに6番アイアンで平均以上の飛距離を飛ばしている方は、将来的に何ヤードまで飛ばしたいか目標を作られてはいかがでしょうか。
この際は飛ぶゴルファーやプロゴルファーの飛距離も参考にして、現実的な目標値を設定してくださいね。あとはその目標を実現するために練習を重ねていくだけです。
6番アイアンで思い描く飛距離をしっかりと飛ばせるように、練習に励んでいきましょう!