今回は、3番アイアンのロフト角を確認していきたいと思います。この記事をご覧になっているゴルファーは、おそらく3番アイアンに興味を持っている上級者の方ではないでしょうか。
そこで、3番アイアンの購入を検討している方のご参考になるべく、3番アイアンのロフト角の平均やおすすめなロフト角の選び方をご紹介していきたいと思います。
3番アイアンの購入を検討しているゴルファーはぜひご参考にしてくださいね。
またそもそも3Iがアマチュアゴルファーに必要か否かは、『3番アイアンの必要性ってどれくらいある?ゴルフのレベル別に徹底考察!』で詳しく考察しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
目次
1. 3番アイアンのロフト角の平均と目安
まずは3番アイアンのロフトの角度の平均から確認していきましょう。
3番アイアンのロフト角の平均は20度前後です。ゴルフクラブのメーカーやブランドによっては19度や21度くらいの3番アイアンも存在しますが、平均的に考えると20度くらいになります。
3Iのロフト角はメーカーのHPでご確認できますので、ぜひチェックしてみましょう。
2. 3番アイアンのロフト角の選び方
それでは、3番アイアンのロフト角の選び方を確認していきましょう。
3番アイアンは、ご自分の持っているゴルフクラブのブランドに取り揃えがある場合とない場合があります。
それぞれのパターンごとに、絶対に失敗しない3Iのロフト角の選び方を確認していきましょう。
2-1. 同じブランドで3番アイアンがある場合
アイアンセットは5番アイアンまでが一般的ですが、ブランドによっては、別売りで3番アイアンまでラインナップされているケースがあります。
この場合は同じブランドの3番アイアンを購入すれば、3Iのロフトの角度も最適化されますので、同じブランドのクラブを購入するようにしましょう。
3番アイアンのロフト角を選ぶことなく念願の3Iを購入することができますので、ラッキーなパターンですね。
これから3番アイアンを使用する前提でゴルフクラブを購入する時は、3Iのラインナップがあるゴルフクラブのブランドを探してみましょう。
2-2. 同じブランドに3番アイアンが無い場合
3番アイアンを購入したくても、同じブランドに3番アイアンが無いケースもあるかと思います。このような時は、ご自分でメーカーやロフトの角度を判断する必要があります。
3番アイアンのロフト角を検討する場合は、4番アイアンのロフト角を基準に判断されることをおすすめします。
3Iの購入を検討しているゴルファーは、当然4Iも所有されていますよね。ゴルフクラブは番手が上がるごとにロフト角も立ってきます。
3番アイアンと4番アイアンのロフトの角度が同じになってしまうと、両クラブの飛距離がほとんど同じになってしまいます。
そこで3Iと4Iでは、最低でも2.5度、できれば3度のロフト角の違いが欲しいところです。4Iよりも3度立っているゴルフクラブを探してみましょう。
3. ストロングクラブに3番アイアンはあるのか?
アイアンの中にはロフト角の立っているストロングロフトのクラブもあります。例えば5番アイアンのロフト角が23度のクラブの場合、3番アイアンの理論上のロフト角は17度位になってしまいます。
しかしストロングロフトのクラブの場合は、3番アイアンの設定は基本的にはありません。
ストロングロフトのゴルフクラブでは、もともと3Iや4Iのロフト角を5Iに採用しておりますので、3Iまで作っていないことが普通です。
また仮に作ったとしても、ロフトの角度が立ち過ぎてしまい、ゴルフボールの弾道の高さを確保できず飛距離が出ない可能性が極めて高いです。
このような理由からストロングロフトのクラブに3番アイアンの用意は無いのだと推察されます。
また、ご自分の持っているアイアンがストロングロフトか否かは、そのクラブのロフト角を平均と比較してみれば簡単に判断できます。
例えば、5番アイアンのロフト角の平均は『これだけは知っておこう!5番アイアンのロフト角の平均的な目安ってどれくらい?』でご紹介しておりますので、ぜひこちらも確認してみましょう。
4. 実際に3番アイアンをアドレスしてみた感想
3番アイアンは前述の通り、ロフト角がとても立っています。
4番アイアンはまだフェースがゴルフボールを拾ってくれそうなイメージが沸きますが、3番アイアンのロフト角になるとそのようなイメージが全く湧きません。
3番アイアンをアドレスで構えてみると、ほとんど垂直に感じられ、これで本当にゴルフボールが高く上がるものかと不安になってしまいます。それほど3番アイアンのロフトの角度は立っているということです。
初めて3番アイアンを購入されるゴルファーは、この断崖絶壁とも言えるロフト角にびっくりしてしまうこともあるかと思います。
しかし3番アイアンをしっかりとスイングすることができれば、ちゃんとロフト角がボールを拾ってくれ、しっかりとキャリーを確保することができます。
3番アイアンのロフトの角度に気後れすることなく、いつも通りのスイングができるように練習していきましょうね。
5. 3番アイアンはロフト角に適した飛距離が出にくい
ゴルフクラブはロフト角が立っていくほどゴルフボールの飛ぶ飛距離が伸びていくことが普通です。3番アイアンは4番アイアンよりもロフトの角度が立っておりますので、当然4番アイアンよりも飛距離が出ると思いますよね。
しかし、アマチュアゴルファーの場合は、3番アイアンと4番アイアンの飛距離が同じになってしまうケースもあります。
3番アイアンはシャフトが非常に長いですので、それだけアイアンの芯でゴルフボールを捕まえることが難しいです。少しでも芯を外してしまうとミート率が低下してしまい、4番アイアンと飛距離が変わらなくなってしまいます。
このように3番アイアンはシャフトも長く、ロフト角も立っている非常に難しいゴルフクラブです。
しかしながら、それだけゴルファーの挑戦心もくすぐるクラブになりますので、興味を持たれている方はぜひトライしてみてはいかがでしょうか。
ロフト角に注意して3番アイアンを購入しよう!
いかがでしたでしょうか。3番アイアンのロフト角の平均や、3番アイアン購入時のロフト角の選び方はご確認いただけましたでしょうか。
3番アイアンの購入を検討しているゴルファーは、できれば他のゴルフクラブと同じブランドで揃えることができたらベストです。
ただ今持っているブランドに3番アイアンの設定が無いこともありますよね。このような時は4Iのロフト角を参考にして、それよりもロフトの角度が立っている3Iを購入することが大事なポイントです。
メーカーやブランドによって4Iのロフトの角度は大きく異なりますにで、必ず4Iのロフト角も確認してから購入するようにしましょう!