4番アイアンの正しい打ち方のコツを総まとめ！力強いショットの秘訣を大公開！

4番アイアンをクラブセッティングに追加している方でも、なかなか上手にショットできずに悩んでいるゴルファーの方は多いのではないでしょうか。

4Iなどのロングアイアンには、打ち方のポイントがあります。ロングアイアンで綺麗なショットを打つためには、必須の打ち方の秘訣と言ってもも過言ではありません。

そこで、4番アイアンでナイスショットを放つための打ち方の秘訣をまとめて解説していきます。

4番アイアンに苦手意識を感じてるゴルファーの方は、ぜひこの打ち方のコツを試してみてくださいね。

 

1. 4番アイアンの打ち方はアドレスが重要

アドレスに誤りがあると、綺麗な打ち方を習得することは絶対にできません。そのため、まずは何よりも正しいアドレスを身に付けることが大切です。

特に4番アイアンには、ロングアイアンならではのアドレスの注意点がありますので、しっかりと事前に学んでおく必要があります。

それでは早速、4番アイアンの打ち方について確認していきましょう。

1-1. アドレスでの肩のラインに注意

4番アイアンになると途端にスライスしてしまうゴルファーの方がいらっしゃいます。これはロングアイアンの打ち方に問題があるのではなく、アドレスで肩のラインが開いてしまっているケースが多いです。

4Iなどのロングアイアンのボールの位置は、左足寄りになりますよね。この時に体をボールの正面に向けるイメージでアドレスをすると、自然と左肩が開いてしまいます。

もしイメージできないという方は、実際にゴルフクラブとボールを用意して確認して見てくださいね。

しかし、アドレスで左肩が開くといことは、すでにスライスショットを放つと宣言しているようなものですよね。

ショートアイアンやミドルアイアンでは絶対に起こらない現象ですので、この事実をご存知ないゴルファーの方もいらっしゃるかと思います。

まずは4番アイアンをアドレスした時に肩のラインが開いてしまっていないか確認してみましょう。これだけでもロングアイアンのスライスが治ることもありますよ！

1-2. アドレスで右肩を下げる

ゴルフクラブをグリップするときは、左手よりも右手の方が下に来ますよね。

当然それだけアドレスで右肩が下がります。そして4番アイアンはボールの位置が左足寄りになりますので、他のアイアンよりもさらに右肩が下がるようものです。

この時に敢えて右肩が下がらないようにアドレスしてしまうと、4番アイアンの正しい打ち方ができなくなってしまいます。

アドレスで右肩の位置が高くなってしまうと、アウトサイドインのスイング軌道を誘発してしまいます。これでは絶対に4番アイアンで飛距離を飛ばすことができません。

まずは自然と右肩の下がるアドレスを確認して、4番アイアンをスイングする事前準備をしていきましょう。

 

2. 4番アイアンの打ち方の基本

それでは、4番アイアンの打ち方の基本を確認していきましょう。

ここではロングアイアンならではの打ち方のポイントを解説していきます。ご自分のスイングと照らし合わせながら練習してみてくださいね。

またアイアンの打ち方の基本は、『すぐに上達！7番アイアンのきれいな打ち方のコツと練習方法を徹底解説！』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。

2-1. アドレスで作った背骨の傾きをキープ

4番アイアンをアドレスしたときは、他のアイアンよりも若干右肩が下がるとご紹介しました。このときは、背骨が若干右側に傾いていることになります。

4番アイアンをスイングするときは、この背骨の傾きをキープしたままバックスイングするようにしましょう。バックスイングで背骨の傾きをキープすることで、自然とインサイド軌道の打ち方になります。

ロングアイアンをショットする時にとても重要なポイントですので、必ず習得してくださいね。

もし仮に、バックスイングで背骨の傾きを地面と垂直に戻す動きをしてしまったら、それはスライスショットを打つ宣言をしているようなものです。心当たりのある方は早速練習場で改善していきましょう。

2-2. ボールを結果的に払い打つ

4番アイアンなどロングアイアンをショットするときは、ボールを払い打つと紹介されているケースが多いです。しかしこれは、結果的に払い打つショットになると表現した方が正解だと思います。

4番アイアンはボールの位置を左足よりにセットしますので、自然とクラブの最下点付近でボールをインパクトすることになります。これがロングアイアンの打ち方が払い打ちと言われる所以ではないでしょうか。

この払い打つ打ち方でが、アドレスでのゴルフボールの見方を意識すると簡単にできる場合があります。

ロングアイアンをスイングする際は、ボールの右側を見ると自然と払い打つスイングになりやすいです。

仮にボールの真上を覗き込んでしまうと、上から打ち込むスイングになりやすくなってしまいますので、この点も意識してみてくださいね。

2-3. リズムを大切にする

4番アイアンなどのロングアイアンは、つい力が入ってミスショットしてしまいますよね。このような場合は、4番アイアンを打ち急いでしまっている可能性が高いです。

4Iを他のゴルフクラブと同じ感覚でスイングするために、スイング中のリズムを意識することも大事な打ち方のポイントです。

最も有名なリズムといえば、やはり「チャーシューメン」ですよね。

4番アイアンをうち急いでしまっている方は、切り返しが早くなってしまっているケースが多いかと思います。いわゆる「チャ・シューメン」となってしまっているのですね。

このようなゴルファーの方は、4番アイアンでもいつも通りにスイングできるように”リズム”も意識してみてくださいね。

2-4. インパクトライ角がフラットな場合はトウ側を浮かす

4番アイアンをショットした時のインパクトライ角を確認したことはありますでしょうか。

ロングアイアンでは、アドレスで適正ライ角になっていても、インパクトライ角がフラットになりやすい特徴があります。これはスイング中のシャフトのしなりが影響してます。

4番アイアンのようにシャフトの長いゴルフクラブはしなりも大きくなりますので、それだけインパクトライ角がフラットになりやすいです。

まずはショットマーカーを使用して、4番アイアンのインパクトライ角を確認してみましょう。

そしてもしインパクトライ角がフラットになっている場合は、アドレスでトウ側を少し浮かして構えてみてください。

たったこれだけの打ち方のポイントで、見違えるほど捕まった弾道のボールをショットできる場合もありますよ。

 

3. 4番アイアンのスライスを矯正する打ち方

ここでは4番アイアンのスライスを矯正する打ち方のコツに触れていきます。

この打ち方をマスターすることができれば、あなたもきっとスライスの悩みから解放されるはずです！

ロングアイアンのスライスに悩んでいるゴルファーの方はぜひご確認してみてくださいね。

3-1. アドレスでフェースを被せる

ロングアイアンのフェースの開き癖を解決できず、スライスに悩んでいる方もいらっしゃるかと思います。

それならば、4番アイアンをアドレスした時にフェースを少し被せてみてはいかがでしょうか。今までと全く同じ打ち方をするだけで、捕まったボールをショットできるようになりますよ。

一見荒療法のように思えるこの打ち方ですが、有名なレッスンの先生も推奨しているロングアイアンの打ち方のコツです。ぜひまずは練習場で試してみてくださいね。

3-2. ストロンググリップで握る

フェースが開いてしまう要因としては、グリップにも原因のある場合があります。

ロングアイアンではゴルフクラブを横に振っていく打ち方になりますので、それだけフェースが開きやすくなります。特にウィークグリップでクラブを握っている方は、それだけその影響を強く受けてしまいます。

ウィークグリップはパワーヒッターのプロゴルファー向けのグリップと言われている通り、なかなかアマチュアゴルファーの方が習得するのは難しいことだと思います。

そこで、4番アイアンがスライスする場合は、クラブのグリップをストロンググリップに見直されてみてはいかがでしょうか。

4番アイアンだけグリップを変更する打ち方でも良いですが、他のクラブとのグリップの違いに違和感が出てしまう可能性もあります。

そこでもしウィークグリップを採用しているゴルファーの方がいらっしゃいましたら、この機会にグリップを見直されてみるのも打ち方のヒントになりますよ。

3-3. クローズスタンスで構える

アウトサイドイン軌道がスライスの原因の場合もあります。ボールの出玉が左に飛び出し、右にスライスしていく場合は、このスイング軌道の可能性が高いです。

このような場合は、アドレスで若干クローズスタンスに構えて練習することで、アウトサイドイン軌道を矯正できます。いつも通りにアドレスをしたら、右足を半歩後ろに下げてからスイングしてみましょう。

クローズスタンスはインサイド軌道を体感する練習方法としてレッスンプロも推奨しておりますので、ぜひ練習してみてくださいね。

正しい4番アイアンの打ち方をマスターしよう！

いかがでしたか。4番アイアンはボールの位置が左足よりになることで、スライスしやすい要素が満載のゴルフクラブとも言えます。

だからこそ4番アイアンでナイスショットを打つためには、4番アイアンの打ち方のコツが大事になります。

ここではあまり語られることのない打ち方の秘訣をまともてご紹介しておりますので、まずは練習場で確認してみてくださいね。

また、後半では4番アイアンのスライスを強制する打ち方もご紹介してきました。どれも効果を実感できる方法ですが、それでもスライスが治らない場合は、ユーティリティを使用する選択肢もあります。

詳しくは『4番アイアンの代わりにユーティリティを使うべき？おすすめクラブと選び方を大公開！』でまとめておりますので、ぜひこちらもご確認くださいね。