ゴルフクラブは番手ごとに呼び方がついております。アイアンも含めた全番手の名称まで把握している方は少ないかと思いますが、5番ウッドの呼び方は比較的有名ですよね。
ゴルフ場では、しばし5Wを呼び名で表現することがございます。またプロゴルファーのトーナメントを観戦している時でも、番手の呼び名はたまに使われています。ゴルフを存分に楽しむためにも、5番ウッドの呼び方はしっかりと把握しておきたいですよね。
そこで、気になる5番ウッド(5W)の呼び方をご紹介していきます。またこれだけでは味がありませんので、5番ウッドの呼び名の由来にも触れていきます。
その他にもたくさんの情報を掲載しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。ゴルフ場で5番ウッドを使用されないゴルファーの方でも十分に楽しめる内容ですよ!
目次
1. 5番ウッド(5W)の呼び方とは?
前置きが長くなりましたが、5番ウッド(5W)の呼び方は「クリーク」と表現されています。
プロゴルファーのトーナメント観戦をしていると、たまに解説者がクリークという言葉を使用していますよね。このような表現を聞いたら、それは5番ウッドのことだと思ってください。
またゴルフ場で同伴プレーヤーの方から「クリーク取ってもらえますか」と言われたら、それは5Wのことを指しています。同伴プレーヤーの声掛けにすぐに対応するためにも、クリークの意味はしっかり把握しておきましょうね。
クリークは割と頻繁に使用される5番ウッドの呼び方でもあります。ご存知なかった方は、ぜひこの機会に押さえておきましょう。
2. 5番ウッドの呼び名の由来をチェック!
5番ウッドの呼び方がクリークと知っていても、その由来までご存知の方は少ないかと思います。そこで、クリークという呼び方の語源を詳しく解説していきます。
語源を知っていると、ちょっとした豆知識としても使えますよね。5番ウッドの呼び方を調べたこの機会に、ぜひ語源までチェックしてみてくださいね。
2-1. クリークの由来は”click”
5番ウッドの語源は、英単語の”click”が由来になっています。日本語が語源でないことには、少しだけ寂しさを感じてしまいます。ただもともと英語圏で設計されたクラブになりますので、語源が英語になるのも当然ですね。
clickの意味は、鍵を掛けるときの「カチッ」という音を表しています。ゴルフボールをショットした時に、このような音が発生することから、clickと表現されているのですね。
2-2. クリークの由来は”creek”ではない!
もしかしたらゴルファーの方の中には、小川を表す”creek”を語源と思われていた方もいらっしゃるかもしれません。ゴルフ場にある川のウォーターハザードを「クリーク」と表現する場合もございますよね。
パー5のセカンドショットで、クリーク越えのグリーンを狙う時に、5番ウッドを使用するケースも多々あります。
特にプロゴルファーのトーナメントなら、なおさらそのようなシチュエーションも頻繁にお目にかけます。それだけに小川のクリークを表しているとイメージされるのも自然な発想かと思います。
ただクリークという呼び方の語源は、”creek”ではなく、”click”です。ちょっとした豆知識にも役立ちますので、ぜひ押さえておきましょう。
3. クリークは昔はアイアンだった!
5番ウッドでボールをショットしても「カチッ」という音はしません。どちらかというと「カキーン」という金属音が強いですよね。
実はクリークの形状は、現在と昔では大きく異なっています。そもそも昔は、フェアウェイウッドのような番手のクラブは存在しませんでした。
このためクリークの語源となったクラブは、5番ウッドではないとされています。この音の正体は、鉄製のロングアイアンです。ロングアイアンをショットした時の「カチッ」という音を、clickと表現していたのです。
つまりクリークは、昔はアイアンだったということになりますね。このロングアイアンが時の経過と主に、パーシモンヘッドのウッドに変わり、そして現在の金属ヘッド形状のウッドに変遷しているのです。
こうして5番ウッドの呼び方を見てみると、クリークという言葉からもクラブの進化が伺えますね。
4. クリークという呼び方を耳にする機会は減っている!?
以前はテレビトーナメントを観戦していると、頻繁にクリークという言葉を耳にしました。しかし最近では、この呼び方を耳にする機会が減っている印象も受けます。
そこで、クリークという言葉の使用頻度が減少している理由を考察してみました。ご興味のある方がいらっしゃいましたら、ぜひご確認してみてくださいね。
4-1. クリークの使用率が下がっている!
以前はほとんどのプロゴルファーの方が、5番ウッドを使用しておりました。ただ最近では、5番ウッドをクラブセッティングから外す選手が増えている印象もあります。
5番ウッドをセッティングから外し、代わりにユーティリティを使用する選手もたくさんいらっしゃいますよね。また海外の強豪プロの場合は、2番アイアンやアイアン型の2番UTを使用している選手もいらっしゃいます。
このようにプロトーナメントの世界では、5番ウッド自体の使用頻度が若干ですが、落ちている印象も受けます。このため5番ウッドの呼び方の使用頻度も落ちているのかもしれませんね。
4-2. 番組解説者が分かりやすい呼び方を採用している!
ゴルフは初心者の方にとって、少し敷居の高いスポーツと言われていますよね。ルールやマナーなど、知っていて当然とされている部分もたくさんございます。それは5番ウッドに代表される、ゴルフクラブの呼び方にも同じことが言えるのかもしれません。
このため、以前はプロトーナメントの解説者もクリークという呼び方を当然の用語として使用していたのではないでしょうか。
ただ今日では、若者のゴルフ離れが問題になっている通り、ゴルファー人口の低下が囁かれております。このためかプロトーナメントの解説でも、初心者の方にも分かりやすいような解説が増えてきた印象もございます。
これもクリークという呼び方が減少している理由なのかもしれませんね。
5. 5番ウッドの呼び方はクリークと把握しておこう!
いかがでしたでしょうか。5番ウッドの呼び方はご確認いただけましたでしょうか。
5番ウッドは、別名「クリーク」という呼び方が付いております。ゴルフを嗜んでいると、いつこのような呼び名と遭遇するかも分かりません。それだけに5番ウッドの呼び方もしっかり押さえておきましょうね。
また後半では、クリークの由来などもご紹介してきました。5番ウッドの呼び方の語源までご存知の方は、意外と少ないかと思います。それだけに呼び方の語源を知っていれば、豆知識としても活用いただけますよ。
ぜひこの機会に、5番アイアンの呼び方をしっかりと覚えておきましょうね!