アマチュアゴルファーの誰しもが目指すゴルフスコア100切り。100切りは目指しているけれど、練習方法は意識せずに闇雲にゴルフボールを打ち込んでいるゴルファーも多いのではないでしょうか。
ひたすらドライバーショットばかりするような練習方法では、残念ながらゴルフ100切りは非効率的になってしまいます。ゴルフ100切りを目指す上では特に重点的に練習すべきショットがあるのです。
そこで、100切りを効率的に実現できる練習方法を詳しくご紹介していきたいと思います。
ぜひこの練習方法を取り入れて、早期のスコア100切りを実現してくださいね。
目次
1. 100切りに向けて!スコアの40%を占めるパターのおすすめの練習方法
ゴルフスコアの40%を占めるのがパターです。パターを徹底的に練習すればスコアを大きく縮めることができますので、ゴルフスコア100切りも大きく前進します。
そこでスコア100切りに向けて、自宅でも簡単にできるおすすめのパターの練習方法をご紹介していきたいと思います。ぜひ今日からこのパターの練習方法を取り入れてくださいね。
1-1. パターの中でも特に大事なショートパット
パターは大きく分けると「ロングパット」と「ショートパット」がありますよね。この中でも、ゴルフ100切りを大きく左右するのはショートパットです。
反対に言えば10mを越すようなロングパットはゴルフスコア100切りにそれほど影響はありません。仮に3パットしてしまってもそれは仕方がないことと、割り切ってしまいましょう。
プロゴルファーでも10m以上のロングパットが入る確率はそれほど高くありません。反対に2m以内のショートパットは確実に入れてきます。
ゴルフ100切りを目指すにあたってはショートパットが大きな鍵となりますね。
1-2. ショートパットの重要性
ショートパットの重要性を確認しましょう。ゴルフ100切り目前のゴルファーでも1m以内のショートパットを外してしまうケースはよくあるのではないでしょうか。これは非常にもったいないことです。
ゴルフはショットした打数を数えるスポーツです。そのため、ショートパットの1打もドライバーの1打も同じ1打になります。ショートパターのミスは、例えて言うならドライバーで1ペナを受けてしまうほどもったいないミスと思っていただいて構いません。
でも安心してください。ショートパットは練習すれば誰でも必ず上達することができます。
そこで、ショートパットの練習方法をみていきましょう。
1-3. ショートパットの練習方法
ショートパットで最も大切なのはゴルフボールの出玉の方向性です。そこでゴルフ100切りに向け、パターの方向性を上げる練習方法をご紹介していきたいと思います。
ショートパットに限らず、パター練習はゴルフ場でのラウンド前にしか実施していないゴルファーも多いのではないでしょうか。しかしこれでは練習量が少なく、なかなかパターが上達しませんよね。
そこでおすすめな練習方法が、自宅でパターマットを敷いて行う練習方法です。
練習する距離は長くても1m程度で十分です。その際、パターマットのカップを狙うのではなく、パターマットの上に別のゴルフボールを置いて、そのゴルフボールを目標にパターしていきましょう。
カップを狙うよりも目標が小さいですので、集中してやらないと意外に難しいですよ。しっかりと狙った方向へパターできるようになるまで、繰り返し練習してくださいね。パターの方向性が驚くほどよくなりますよ!
また、100切りに向けたパット数の目安は『ゴルフの100切りに必要なパット数の目安は?パター上達のコツを大公開!』でも詳しくご紹介しております。ぜひ練習方法のご参考にしてくださいね。
2. グリーン周りからのアプローチのおすすめな練習方法
ゴルフスコア100切りに向けてはアプローチも徹底的に練習する必要があります。グリーン周りのアプローチでゴルフボールが行ったり来たりしていては、ゴルフ100切りは難しいです。
練習場で練習する時も、短いアプローチの練習時間を確保していないゴルファーも多いのではないでしょうか?30ヤード程度のアプローチショットの練習はつまらないですし、ゴルフボールももったいない気がしますよね。
しかし、アプローチの上達なくしてゴルフスコア100切りを達成することはできません。なので、練習場に行ったら、必ず短い距離のアプローチを練習するようにしましょう。
練習方法としては、ご自分で近場の目標を決めて、そこを目掛けてアプローチできるようになるまで繰り返し練習していきましょう。
また、アプローチに関しては『失敗しない!ゴルフ初心者におすすめなアプローチの打ち方!(基本編)』でも詳しくご紹介しておりますので、ぜひ練習方法のご参考にしてくださいね。
3. 100切りに必須!60ヤード以内の飛距離の練習方法
ゴルフスコア100切りに非常に大切なショットが60ヤード以内のハーフショットです。これが1球でグリーンに乗るか否かがゴルフ100切りの明暗を大きく分けてしまいます。
そこで、60ヤード以内のハーフショットの重要性と練習方法を確認していきましょう。
3-1. 60ヤード以内のハーフショットの重要性
アイアンのショットはグリーンに近づけば近づくほど簡単になりますよね。
特に60ヤード以内の距離は、フルスイングしなくてもグリーンまで届く飛距離になりますので、ハーフスイングで狙うことができます。ハーフスイングはフルスイングよりもミスショットしづらく、また方向性も出しやすくなります。
60ヤード以内の飛距離はハーフショットで確実に1回でグリーンへ乗せて、そこから2パットで上がる技術を習得できれば、ゴルフ100切りにとても大きな武器になります。
そこで、60ヤード以内のハーフスイングの練習方法を確認していきましょう。
3-2. 60ヤード以内のハーフショットの練習方法
ハーフショットが苦手というゴルファーがたまにいらっしゃいますが、そのような方は練習場でフルスイングの練習しかされていない場合が多いのではないでしょうか。
ハーフスイングが簡単と言えど、練習しなければ上達することはありません。
そこで練習方法ですが、これもとにかく練習場で球数を打つことから始めましょう。球数の目安としては、100球中50球はハーフスイングの練習に費やしても構いません。
それほど60ヤード以内の飛距離は大切になります。
また、ハーフショットでゴルフボールの飛距離を調整する時は、スイングの力加減ではなくスイングの振り幅で調整するように意識してください。ご自分のスイングの振り幅と飛距離がイメージできるようになるまで繰り返し練習してくださいね。
肩から肩までのスイング振り幅で、サンドウェッジとアプローチウェッジのそれぞれで何ヤード飛距離が出るかを把握しておくと、実戦で非常に役に立ちますよ。
4. ドライバーの方向性を向上させる練習方法
ドライバーは230ヤード以上飛ぶように練習しなさいと言った意見もあります。もちろん90切りを目指す上ではこの位の飛距離が欲しいですが、ゴルフ100切りを目指すなら、ドライバーは180ヤードも飛べば十分です。
スコア100切りにフォーカスして言えば、ドライバーは飛距離よりも方向性の方がはるかに大切です。
もちろんドライバーの飛距離を上げる練習方法を取り入れても構いませんが、それ以上に方向性も意識した練習方法も試してみてくださいね。
また、100切りに必要なドライバーの条件に関しては『大叩きをなくす!ゴルフ100切りのためのドライバーのコツと練習方法!』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらも併せてご確認してくださいね。
5. 100切りにはその他のクラブの練習はあまり必要ない!?
上記でご紹介した以外のゴルフクラブもたくさんありますよね。練習場ではフェアウェイウッドやユーティリティーを一生懸命練習されている方もたくさんいらっしゃいます。
しかし、ゴルフ100切りに向けた練習方法としては、これらのゴルフクラブはあまり練習する必要がありません。なぜなら、200ヤード近くの飛距離は練習してもなかなか一発で乗せることが難しいからです。
また、ユーティリティーなどは練習しなくても、まあまあのショットを打つことができる方が多いのではないでしょうか?
練習場でフルスイングの練習をするゴルフクラブは、100切り達成までの間は7番アイアンまでで十分と言っている方もたくさんいらっしゃいます。
ゴルフスコアを大きく左右するのは、ユーティリティーや7番アイアンでグリーンに近づけた後の、アプローチやハーフショットの方です。ぜひそちらを重点的に練習してくださいね。
ゴルフスコア100切りに特化した練習方法を取り入れよう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフ100切りを目指すにあたり、100切りに特化した練習方法を取り入れることは大変有効的です。
練習場で練習される際は、60ヤード以内のハーフスイングを重点的に練習されると、スコアも劇的によくなりますよ。もちろんハーフスイングはフルスイングのベースになりますので、フルスイングの上達にも効果の高い練習方法です。
また、パターはご自宅でも簡単にできます。上でご紹介した練習方法はショートパットの上達に大変効果の高い練習法になりますので、ぜひ試してみてくださいね。
ゴルフスコア100切りに特化した練習方法で、早期に100切りを達成しましょう。
また、ゴルフスコア100切りに向けた練習方法を考えるにあたり、100切りの考え方はとても参考になります。『これだけで劇的に変わる!ゴルフスコア100切りに必要な考え方とは?』で100切りに考え方を詳しくまとめておりますので、ぜふこちらもご確認してくださいね。