突然ですが、皆さんは7番アイアンで何ヤード飛びますか?アイアンの飛距離が飛ばないと悩んでいるゴルファーの方は多いですよね。そもそもアイアンの飛距離が飛ぶ、飛ばないの基準はどこで判断すればいいのでしょうか。
一般的に男性なら7番アイアンで140ヤード、女性なら90ヤードが平均的な飛距離と言われております。まずはこの数字を基準に考えてみましょう。
平均より飛んでいないゴルファーの方は、スイングを改善することで簡単にアイアンの飛距離アップに繋げることができます。また平均以上飛んでいるゴルファーの方でも、今よりもっと飛ばせるようになったらゴルフはもっと楽しくなりますよね。
そこでアイアンを飛距離アップさせるおすすめの練習方法について、なぜアイアンが飛ばないかの理由を交えながらご説明していきます。
よく雑誌なんかでは”ダウンブロー”なんて書いてありますが、ゴルフ初心者の方がダウンブローなんて言われてもよくわからないですよね。
そんな初心者の方でも分かりやすいように、詳しく丁寧に解説していきますので安心してくださいね。アイアンの飛距離が飛ばないと悩んでいるゴルファー、今の飛距離にまだまだ満足していないゴルファーは必見です!
目次
1. アイアンの飛距離が出ない理由の一つは、芯に当たっていないから!
アイアンをはじめ、全てのゴルフクラブには当然芯があります。芯の位置はクラブの丁度センターと思ってください。ゴルフボールを芯で捉えるショットができれば飛距離は出ますが、反対に芯を外してしまうと当然ですがゴルフボールは飛んでくれません。
プロゴルファーは毎回芯を捉えていますが、アイアンの飛距離に自信のない人ほどほど芯を捉える回数が少なくなりがちです。
まずはご自分のスイングがアイアンの芯でインパクトできているかを確認して、もし芯に当たっていないようでしたら改善するよう練習していきましょう。
1-1. アイアンの芯にゴルフボールが当たっているかの確認方法
ゴルフ経験が増えてくるとなんとなく打感からアイアンの芯を捉えたショットができたか否かを判断できるようになりますが、ゴルフ初心者の内は判断するのが難しいですよね。
そこで、まずは実際にアイアンのどの部分のボールが当たっているかを簡単に確認できる方法をご紹介します。それはずばり「ショットマーカー」を使用することです。ショットマーカーとは、アイアンのフェースにシール貼り、そのまま練習場でゴルフボールをショットします。
そうすると、ゴルフボールが当たった部分のシールが着色して色が変わりますので、アイアンのどの部分にゴルフボールが当たっているかを簡単に判断することができます。非常に簡単に判別でき、価格も安価で大変おすすめな商品です。
まずは10回中、何回芯に当たるか回数を調べてみましょう。またショットマーカーはドライバー用のショットマーカーも販売されていますので、是非あわせて使ってみてください。
1-2. アイアンの芯を捉えて飛距離アップさせる練習方法
ショットマーカーを使用していただくとわかると思いますが、初心者ゴルファーの方はアイアンにゴルフボールが当たっている場所がショット毎にずれていると思います。
原因としてはスイングの安定不足があげられます。
ショット毎に微妙にスイングが変わってしまって、その結果イアンパクトの場所もずれてしまっているんですね。これが飛距離が飛ばない理由です。
まずは繰り返し練習して安定したスイングを習得し、毎回アイアンの芯に当てられるようなスイングを習得しましょう。
スイングが安定しない原因と対策方法についてはこちら「ゴルフのスイングが安定しない!その原因を克服する3つのコツと練習方法!」で詳しくご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね!
2. アイアンのすくい打ちを直して飛距離アップ
アイアンの基本はハンドファーストと言って、インパクトの瞬間に手がクラブヘッドよりも前(目標の方向)に出ている形が理想系になります。
ハンドファーストにインパクトすることでフェースのロフト角が立ち、飛距離アップに繋げることができるのです。
プロゴルファーは+8°ほどハンドファーストになっていると言われています。8°といえば番手が2つ違いますので、7番アイアンでも5番アイアン並みのロフト角で打っているということになります。
ところがアマチュアゴルファーの方は、このハンドファーストが正しくできていない方が大変多いです。
それどころか、ハンドレートと言って、インパクトの瞬間にクラブヘッドが手よりも先行し、ロフト角が小さくなってインパクトしているゴルファーの方がとても多いです。これをすくい打ちといいます。
すくい打ちのスイングを直して、飛距離アップに繋げていきましょうね。
2-1. すくい打ちの原因
すくい打ちの原因は主にインパクトからフィニッシュにかけて右足に体重が残ってしまっていることです。
そのためインパクトで右肩が下がってしまい、クラブヘッドが先行するすくい打ちになってしまいます。
右足に体重が残る原因は多々ありますが、ゴルフ初心者の内はボールを高く上げたいという意識が強く、無意識のうちに右足に体重が残ってすくい打つようなショットになっているケースが多いです。
また、中級者でもすくい打ちに悩んでいるゴルファーの方は多いです。中級者の原因としては、スイングの安定性を意識するあまり左右の体重移動が過少になり、結果的に右足に体重が残ってしまうケースが多いです。
ゴルフスイングにおいて、前後の体重移動は絶対にダメですが、左右の体重移動はある程度必要になります。そこで正しく左右の体重移動を行い、すくい打ちを直す練習方法をみていきましょう。
2-2. すくい打ちを直して飛距離アップさせる練習方法
すくい打ちは右足に体重が残ってしまうことが原因なのはもうわかりましたよね。そこで、右足に重心が残らず、正しく左右に体重移動できる練習方法をご紹介していきます。
レッスンプロも推奨しているドリルになりますので、是非練習してみてくだいさい!
右足踵を少し持ち上げてショット
いつも通りにアドレスしたら、その状態で右足の踵を少し持ち上げて、その状態でスイングしてゴルフボールを打ってみましょう。
そうすることで右足に体重が残りづらくなります。その際、フォロースイング〜フィニッシュにかけて、右膝を左足に当てるような意識で、ターゲット方向にしかっかり右膝を向けるように意識して下さい。
またこの練習をする際は、右足が前(ボールの方向)に出やすくなりますが、そうするとシャンクしやすくなってしまいますので、絶対に右膝が前に出ないように注意してください。
3. ステップ打ちのスイングを身につけて飛距離アップ
ステップ打ちは少し難易度の高いレッスンになりますが、左右の体重移動を習得するためにはとても有効です!
ゴルフ中級者以上の方は是非練習に取り入れてみてくださいね!
ステップ打ちの練習方法
- まずは両足の間隔をほぼつけた状態でアドレス
- 右足を後ろ(飛球線の反対方向)へステップしてからテークバック
- 左足を前(飛球線の方向)へ踏み出してからダウンスイング
- フィニッシュでしっかり左足に体重が乗っていることを確認
この練習方法はゴルフスイングがまだ安定していない初心者の内は少し難しいレッスンになりますが、左右の体重移動の感覚を覚えるには絶好のメニューになりますので、中級者以上の方は是非練習メニューに取り入れてはいかかがでしょうか。
4. スイングのヘッドスピードを効率的にゴルフボールに伝えるために
みなさんはご自分のヘッドスピードがどれくらいか、またヘッドスピードが最大になっているポイントは意識していますか?
理想を言えば、ヘッドスピードはインパクトの直後で最大値になるのが最も飛距離が出るスイングになります。
ですが、多くのアマチュアゴルファーの方は、インパクトの前にヘッドスピードが最大になっており、失速する感じでインパクトを迎えております。
そのため、ヘッドスピードのわりに飛距離が飛ばないなんてことが発生しています。インパクトの直後にヘッドスピードが最大になるスイングを身につけ、飛距離アップに繋げていきましょう!
4-1. 自分のヘッドスピードの最大ポイントを把握
まずはヘッドスピードがスイングのどの地点で最大になっているかを把握することから始めましょう。
「そんなこと言われれも分からないよ!」という方も安心してください。簡単に把握できる方法をご紹介します。ずばり、クラブを反対向きに持って、その状態で素振りをしてみましょう。
実際に振っていただくと、”ビュン”って音がします。その音が発生した場所がヘッドスピードが最大になっているポイントになります。
インパクトのかなり手前で音がしているゴルファーの方は、ヘッドスピードを効率的にゴルフボールに伝えられておりませんので、改善することで飛躍的に飛距離アップしますよ!
4-2. ヘッドスピードを効率的にボールに伝えて飛距離アップさせる練習方法
インパクトでヘッドスピードを最大にする練習方法として大変おすすめの練習キットがあります。それが「DAIYA ゴルフ練習器 スイング527」になります。
こちらの練習器具はヘッドスピードが最大になる地点で”カチッ”と音がなるようになっています。
また練習時に意識するポイントもご紹介してありますので、インパクト時にヘッドスピードを最大にさせる練習方法としてはうってつけの商品になります。
この器具を使い、インパクトの瞬間に”カチッ”と音がなるようになるまで繰り返し練習すれば、飛距離アップ間違いなしですよ!
5. アイアンのスイング改善で飛距離アップをしよう!
いかがでしたでしょうか。アイアンの飛距離が今よりも少しでも伸びてくれれば、ゴルフはもっと簡単に楽しくなりますよね。
アイアンの飛距離が出ないと悩んでいるゴルファーの方は、上でご紹介したような原因で飛ばないスイングになってしまっている可能性があります。
まずは、ご自分がどのタイプで飛距離が出ていないかを確認し、ご紹介したレッスンで繰り返し練習をして、正しいスイングを身につけていきましょう。そうすると自然とダウンブローのスイングも身に付けることができます。
どれも即効性のあるおすすめのレッスンになっていますので、飛距離アップ間違いなしですよ!