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パターにもバランスがあることをご存知でしょうか。パッティングにおいてパターのバランスは重要な役割を果たしております。
このバランスですが、パターのグリップを交換したときにバランスが変わってしまう可能性があります。パターのグリップ交換は太さに焦点が当たっておりますが、このバランスも決して忘れてはいけない交換時のポイントです。
そこでパターのグリップ交換をした時のバランスについて詳しくご紹介していきたいと思います。
パターのバランスを変えたくない時のグリップの交換方法を始め、この性質を逆手にとってグリップ交換で意図的にバランスを変える方法まで幅広くご紹介していきます。ぜひパターのグリップ交換のご参考にしてくださいね。
目次
1. パターのバランスとは？
バランスというとドライバーやアイアンのゴルフクラブに使用することが多いですが、パターにもバランスがあります。
バランスの意味を簡単にご紹介すると、「ゴルフクラブのヘッド側の重量とグリップ側の重量のバランス」とイメージしていただけると良いと思います。パターはヘッド側の重量が重くなっておりますので、バランスが「E」になることもありますよ。
ゴルフクラブのバランスは、『ゴルフクラブのD◯の意味って何？バランスの仕組みを徹底解説！』で詳しくご紹介しておりますので、こちらでバランスの意味を整理してみてはいかがでしょうか。
またパターのバランスはメーカーのホームページにご紹介されていないこともあります。
ご自宅で簡単にできるゴルフクラブのバランスの算出方法は、『誰でも簡単に測定！自宅でできるゴルフクラブのバランスの測り方と計算方法！』でご紹介しておりますので、興味のあるゴルファーはこちらもぜひご確認してくださいね。
2. パターのバランスがパッティングに与える影響
パターのバランスは、パッティングのストローク方法と密接な関係があります。
一般的なパターのストローク方法は、ヘッドの重量を感じながら肩でストロークする方法ですよね。そのため、ストローク中にヘッドの重量を感じられるように、パターのヘッド側の重量が重いバランスの方がパッティングしやすいです。
一方で、パッティングの時は手首でゴルフボールを弾くようにタップするゴルファーもいらっしゃるかと思います。
このような場合はゴルフクラブを手首でコントロールしやすいように、グリップ側の重量が重いバランスのパターがストロークしやすいクラブと言えます。
ご自分のストローク方法とバランスが真逆の組み合わせになってしまっていると、使いづらいパターになってしまうので注意が必要ですよ。
3. グリップ交換でパターのバランスが変わる
パターのバランスがパッティングに重要な点はご確認いただけたかと思います。このバランスは、グリップ交換したときに変わってしまう可能性があることをご存知でしょうか。
その理由はとても簡単です。ゴルフクラブのグリップには重量があります。そして、グリップの重量は商品ごとに異なっております。
そのため、グリップ交換時に純正パターのグリップ重量と異なるグリップをパターに装着すれば、当然パターのバランスも変わってしまいますよね。
4. グリップ交換でパターのバランスを変えない方法
それではパターのグリップ交換をするときに、純正バランスを変えたくない時はどのように対応すれば良いのでしょうか。
では早速、グリップ交換でパターのバランスを変えないための方法を確認していきましょう。
4-1. 純正と同じ重さのグリップを購入
グリップ交換する時のパターのバランスはグリップの重量で決定します。
そのためグリップ交換時はグリップの重量を純正と同じ重量にすると、だいたいクラブのバランスを同じようにすることができます。ここで「だいたい」と表現したのは、厳密にはグリップの長さも影響するためです。
そこで、次はグリップの長さの選び方を確認していきましょう。
4-2. 純正と同じ長さのグリップを購入
全く同じ重量のグリップでも長さが異なるとバランスが微妙に変わってきてしまいます。
重量の同じ短いグリップと長いグリップの2つのグリップがあるとします。この時、短いグリップをシャフトに装着した方が、グリップエンド側の重量が重くなりますよね。
このため純正のパターと同じバランスを取りたい場合は、交換するグリップの長さにも注目してみてくださいね。
4-3. 鉛でバランス調整する
実際にパターのグリップを交換したいときに、純正と全く同じ重量と長さの商品があるとも限りません。そんなときにおすすめな方法が鉛調整です。
鉛調整とは、ゴルフクラブのヘッド側やシャフト側に鉛を貼ることでバランスを調整する方法です。
グリップ交換でパターのバランスが変わってしまったら、鉛で元のバランスに戻してみてはいかがでしょうか。
またパターの鉛調整のコツは『【悩み別】バランス調整で理想のゴルフクラブに！正しい鉛の貼り方のコツを解説！』で詳しくご紹介しておりますので、是非こちらもご参考にしてくださいね。
パターヘッドのバランス調整するときにおすすめな商品が「ダイヤ バランスプレート パター用」です。2グラム、3グラム、7グラムの鉛が2枚ずつ入っておりますので、自由にヘッド側の重量を変更することができますよ。
5. パターのバランスを変更したい場合のグリップ交換の方法
パターのグリップ交換でバランスが変わってしまうことを逆手に利用すれば、グリップ交換でご自分の好きなバランスにパターを改造することができますよね。
この点を上手に活用すれば、より自分にぴったりと合ったパターを作ることができますので、是非ご確認してくださいね。
5-1. ヘッドの重みを感じたい場合のグリップ交換
一般的なストローク方法は、ヘッドの重量を感じながらストロークする方法ですよね。
そこでおすすめなグリップ交換の方法は、純正グリップよりも軽いグリップに交換することです。このことで相対的にヘッド側の重量が重くなり、ヘッドの重みを感じやすくなりますよ。
肩でストロークしているのに出玉が真っ直ぐに出ないゴルファーの方は、一度試してみる価値は十分にありますよ！
5-2. 操作性を良くしたい場合のグリップ交換
パターの操作性を大切にしたいゴルファーにとって、パターのヘッド側の重量が重いと操作性が悪くなってしまいますよね。
そこでおすすめなグリップ交換の方法は、純正グリップよりも重いグリップに交換する方法です。グリップ側の重量が重くなればそれだけ操作性が良くなりますので、是非試してみてくださいね。
グリップ交換で自分に合ったパターのバランスを手に入れよう！
いかがでしたでしょうか。パターのバランスの大切さやストローク時の影響はご確認いただけましたでしょうか。
グリップ交換の際は大事なパターのバランスが大きく変わってしまう可能性もありますので、ここでご紹介したポイントもぜひご参考にしてくださいね。
ゴルフ上級者の方には、グリップ交換でバランスを意図的に変える方法もあります。こちらも上手に活用して、自分だけのベストなパターにカスタムしてみてはいかがでしょうか。
また、パターのストロークにはグリップの太さも密接に関係しております。グリップの太さを生かした交換方法は『パターのグリップの太さを変えるとミスが減る！正しい選び方のポイントをご紹介！』で詳しくご紹介しておりますので、是非こちらも併せてご活用してくださいね！
