ゴルフは男性よりも女性の方が飛ばないスポーツですよね。
一見周知の事実に思えることですが、女性が飛ばない原因を考えていくと、女性が効率的に飛距離アップを目指す秘訣も見えてきます。
そこで女性が飛ばない原因と、飛距離アップに向けて今から意識できるポイントを詳しくご紹介していきます。また冒頭では、男女間でのドライバーやアイアンの飛距離の違いにも触れております。
ゴルフボールが飛ばないと悩んでいる女性ゴルファーの方に是非お伝えしたい内容ですので、早速確認していきましょう!
目次
1. 女性と男性ゴルファーの飛距離の差を徹底比較
まずは、女性ゴルファーと男性ゴルファーの間で、ゴルフボールの飛距離にどのくらいの違いがあるのかを見ていきましょう。
ここでは、代表的な3本のゴルフクラブの飛距離の違いを徹底比較していきましょう。
1-1. ドライバーの飛距離
女性の平均的なドライバーの飛距離は175ヤードと言われております。一方で男性のドライバーの平均飛距離は230ヤードと言われております。
なんとドライバーでは女性の方が55ヤードも飛ばないという統計結果になっておりますね。
実際にゴルフ場では、レディースティーが60ヤード近く前からショットできるケースが多いのではないでしょうか。これは男性よりも飛ばない女性へのアドバンテージの飛距離になりますね。
まだラウンド経験が無くレディースティーの意味がわからない女性の方は、将来のコースデビューに備えて『初心者必見!ゴルフ場の色ごとのティーマークの種類と意味を徹底解説!』も確認しておきましょう!
1-2. 7番アイアンの飛距離
次に7番アイアンの飛距離の違いを確認していきましょう。
女性の平均的な7番アイアンの飛距離は90ヤード前後と言われております。一方で男性の7番アイアンの平均飛距離は140ヤードと言われております。
つまり、7番アイアンでは女性の方が50ヤード近く飛ばないことが言えそうですね。7番アイアンでもドライバーと同じくら女性の方が飛ばないということになりますね。
また女性の7番アイアンの飛距離の目安については、『女性の7番アイアンの平均的な飛距離の目安はどれくらい?もっと飛ばすにはどうするの?』で女性の運動経験別にご紹介しております。是非こちらもご参考にしてくださいね。
1-3. ピッチングウェッジの飛距離
最後にピッチングウェッジの男女間の飛距離の差を確認していきましょう。
女性ゴルファーの方の平均的なピッチングウェッジの飛距離は60ヤードと言われております。一方男性ゴルファーの場合は、ピッチングウェッジで100ヤードが平均飛距離と言われております。
両者を比較すると、女性ゴルファーの方がピッチングウェッジで40ヤードも飛ばないことが分かりますね。
ピッチングウェッジではドライバーや7番アイアンの男女間の飛距離差が少し詰まっておりますが、それでも女性ゴルファーの方が飛ばないことがよくわかります。
また上記でご紹介したクラブ以外での女性の飛距離の目安は、『女性のゴルフの平均飛距離はどれくらい?クラブごとの目安を徹底解説!』で詳しく解説しております。
女性に重宝するフェアウェイウッドやユーティリティの飛距離目安も載せておりますので、是非ご確認してくださいね。
2. 女性が男性よりも飛ばない原因とは
何となくラウンド中に女性の方が飛ばないとわかっていても、こうして数字を比べてみるとその差は歴然ですね。
女性の方が飛ばない原因として、男女間のヘッドスピードの違いを挙げられます。
そこで、このヘッドスピードの違いをもう少し深掘りし、女性の方が飛ばない原因を詳しく考えていきたいと思います。
2-1. 女性の方が力が弱い
女性の方がゴルフボールが飛ばない最大の原因は、筋肉量の違いです。
当然、男性の方が筋肉が多いですよね。筋肉はそのままクラブやボールへ伝わるパワーに変化していきます。女性ゴルファーの場合は筋肉量が少ない分、それだけパワー不足でボールが飛ばない原因になってしまいます。
ハードな筋肉トレーニングを実施している女子プロでさえ、ヘッドスピードは男性のアベレージゴルファーよりも遅いと言われております。
ゴルフにおいて男女間の体格の違いだけは、どんなにトレーニングや練習を積んでも埋めることができません。
ただ女子プロの場合、男性よりもドライバーのヘッドスピードが遅いにも関わらず、男性よりも飛距離を飛ばすことができます。
しっかりと練習すれば飛距離アップを目指すことは十分に可能な証拠ですよね。その秘密は次章でご確認くださいね。
2-2. 身長が低い
女性の方が飛ばない原因としては、男女間の身長の違いも背景にあります。これは男性と女性の平均身長を比較すれば明らかですよね。
ヘッドスピードは、スイングアークを少しでも大きくした方が速くなります。
身長の高い男性の方がスイングアークが大きくなるのは必然です。反対に身長の低い女性の場合は、それだけスイングアークが小さくなってしまいます。このため、ヘッドスピードが遅くなってしまい、ゴルフボールも飛ばないです。
これは同じ女性間の場合でも同じことが言えます。プロアマを問わず、身長の低い女性の方がよりボールが飛ばないというケースはよくある話ですよね。
3. 飛ばない女性でも飛距離アップするためのスイングの秘訣とは?
女性は体格の問題で男性よりも飛距離が飛ばないことは当たり前ですよね。
女性ゴルファーの方が飛距離アップするためには、女性ならではの体の柔軟性を活かしたスイングをする必要があります。
女性の場合は体の可動域が大きいことを活かして、ゴルフクラブのヘッドが描く弧を少しでも大きくすることで、効率的に飛距離アップにつなげられます。
そこで、女子プロのように少しでもスイングアークを大きくして、柔らかい体を最大限に活かしたスイングを練習していきましょう。
女性は力が弱いことから、ゴルフクラブを担ぐような縮こまったスイングになってしまいがちですので、注意して練習してくださいね。
女性が飛距離アップするスイングについては『女性でも簡単にゴルフの飛距離アップ!女子に特化したスイングの方法をご紹介!https://golf-magic.com/article/2541』で詳しくご紹介しておりますので、もう少し詳しく知りたい方はぜひこちらもご覧くださいね。
女性が飛ばないのはスイングで改善できる!
いかがでしたか。女性は男性よりも体格で不利になりますので、ゴルフボールが飛ばないのは仕方のないことですよね。
しかし女性の場合は、体の柔軟性を活かした大きいスイングを練習することで、効率的に飛距離アップを目指せます。
この飛距離アップ効果と、レディースティーのアドバンテージを活かすことができれば、十分に男性との飛距離のギャップを埋めることができますよ!
ぜひ女子プロのような大きいスイングアークを練習してみてはいかがでしょうか。
また女性の体の柔軟性を活かしたスイングを詳しく知りたい方は、女性に特化したレッスンDVDがおすすめです。
詳しくは、『女子のゴルフ上達におすすめ!女性に特化したDVD教材の人気ランキング!』で厳選してご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。