ドライバーのスライスに悩まされているゴルファーの方はたくさんいらっしゃいますよね。ドライバーのスライスを克服できたら、ゴルフがどれだけ楽しく、そして簡単になることでしょうか。
世の中にはスライスしないドライバーというものが発売されています。スライサーの方はこのようなクラブを上手に使えば、簡単にスライスを克服できてしまうかもしれません。
そこで、スライスしないドライバーの中でも特におすすめしたいクラブをランキング形式で5点ご紹介していきます。
またランキングの前に、冒頭でスライスしないクラブの特徴も解説しております。それでは早速スライスしないドライバーを確認していきましょう。スライサーの方は必見です!
目次
1. スライスしないドライバーの特徴と選び方
ドライバーがスライスする場合、インパクトの瞬間にゴルフクラブのフェースが開いてしまっていることが一因です。
ドライバーは全てのゴルフクラブの中で最もヘッド容積の大きいクラブですので、それだけフェースが開きやすいです。
そこで、スライスしないドライバーを購入する時は、少しでもフェースの開きにくいクラブを選ぶことが大切なポイントです。具体的には以下のポイントが指標になってきますので、早速確認していきましょう。
1-1. 重心角度
重心角度とは、ドライバーのシャフトを2本の指で支えた時に、シャフトラインとフェースラインで形成される角度のことを指します。この重心角度は、スイング中のクラブヘッドの返しやすさと密接に関係しております。
重心角度の大きいクラブは、スイング中にクラブヘッドが返りやすく、スライスしない傾向があります。反対に重心角度の小さなクラブは、スイング中にヘッドを返しづらく、スライスしやすいクラブと言えます。
そこでスライスに悩まれているゴルファーの方は、重心角度の大きいドライバーを選ぶことが大切なポイントです。
スライスしないドライバーの重心角度の目安は、24度以上と言われております。この数値は頭の片隅に覚えておきましょう。
1-2. 重心距離
重心距離とは、シャフトの延長線とヘッドの重心位置との距離を指しております。この重心距離もスイング中のクラブヘッドの返しやすさと密接に関係しております。
重心距離が短いクラブは、スイング中のクラブヘッドの返りが良くなり、スライスしない傾向があります。反対に重心距離の長いクラブは、スイング中にヘッドを返しづらく、スライスしやすくなってしまいます。
そこで、スライスしないドライバーを購入する場合は、重心距離の短いクラブを探すことが大事な選び方になります。
スライスしない重心距離の目安は38mm以下と言われております。この数値も頭の片隅に入れておいてくださいね。
またドライバーの重心距離は鉛調整で変更することができます。スライス対策用の鉛の貼り方は、『【悩み別】バランス調整で理想のゴルフクラブに!正しい鉛の貼り方のコツを解説!』で解説しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
1-3. ロフト角
最後にドライバーのロフト角について確認しましょう。ロフト角はフェースの返しやすさとの関係はありませんが、スライスとの相関性は認められます。
ロフト角が大きいクラブはゴルフボールのバックスピン量が多くなります。このため、スライスの原因となるサイドスピンとの相殺効果を期待でき、スライスしないようになります。
反対にロフト角の小さいドライバーの場合は、ゴルフボールのバックスピン量も少なくなり、スライス回転の影響を受けやすいくなってしまいます。
そこでスライスしないドライバーを購入される場合は、ロフト角が10.5度以上あるゴルフクラブをおすすめいたします。こちらも選び方のご参考にしてくださいね。
2. スライスしないドライバーのおすすめランキングTOP5!
スライスしないと言われるドライバーの特徴や選び方についてしっかりとご理解いただくことはできましたでしょうか?
この章では、スライサーの方にぜひお試しいただきたい、スライスしないドライバーをランキング形式で5点厳選してご紹介していきます。
どれもスライスしない構造をしているおすすめ商品ばかりです。また簡単に各ドライバーの特徴も紹介もしておりますので、ぜひドライバー選びのご参考にしてくださいね。
第1位 ヤマハ RMX 218 ドライバー
スライスしないドライバーの映えあるランキング第1位として、ヤマハから発売されているこちらのクラブをご紹介いたします。上でご紹介した全てのポイントでスライスしないスペックに仕上がっております。
ドライバーヘッドをご覧いただくと分かる通り、ヒール側に重りが装着されております。このため重心角度が大きく、そして重心距離が短くなっているのです。
まさにスライスしないドライバーとして発売されている商品です。捕まったボールをショットできるようになりますので、ドライバーの飛距離アップ効果も期待できます。
ぜひこちらのスライスしないクラブをお確かめくださいね。
メーカー:ヤマハ
重心角度:29.5度
重心距離:36.5mm
ロフト角:10.5度
価格:65124円
詳細情報:「ヤマハ RMX」の詳細はこちら
第2位 BRIDGESTONE TOUR B JGR ドライバー
スライスしないドライバーランキング第2位として、ブリジストンから発売されているこちらのクラブをご紹介いたします。
重心角度が大きく、そして重心距離も比較的短いドライバーになりますので、それだけスライスしないクラブと言えます。
また「TOUR B JGR」モデルは、とにかく飛距離の出るクラブとして有名です。スライスしない強い弾道をショットできるようになれば、きっと飛距離革命をもたらしてくれることでしょう。
Amazonでもスライスが出にくくなったと嬉しいコメントが投稿されております。スライサーにおすすめなクラブになりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
メーカー:ブリジストン
重心角度:26.2度
重心距離:38.2mm
ロフト角:10.5度
価格:44064円
詳細情報:「BRIDGESTONE TOUR B JGR」の詳細はこちら
第3位 Callaway GBB EPIC STAR ドライバー
スライスしないドライバーランキング第3位として、キャロウェイから発売されているこちらの商品をご紹介いたします。
重心角度が26度と大きく設計されており、インパクトでクラブが開きにくい設計になっております。
またこちらのドライバーは、その飛距離性能にも定評のあるクラブです。ジェイルブレイクテクノロジーにより、反発係数がルールギリギリまで高められております。
さらにヘッド形状の空気抵抗も工夫することで、ヘッドスピードのアップも期待できます。大人気モデルになりますので、Amazonの商品詳細もご確認してくださいね。
メーカー:キャロウェイ
重心角度:26度
重心距離:39mm
ロフト角:10.5度
価格:34390円
詳細情報:「Callaway GBB EPIC STAR」の詳細はこちら
第4位 プロギア RS ドライバー
スライスしないドライバーランキング第4位として、プロギアから販売されているこちらのドライバーをご紹介いたします。
こちらは「ドローでもっと飛ばす」をコンセプトにしております。これだけでもスライスしないクラブと伝わってきますよね。
その秘密はクラブのスペックを見ていただければ一目瞭然です。大きな重心角度に短い重心飛距離を兼ね合わせることで、ヘッドの返りが良くなり、ドローボールをショットしやすいように設計されております。
またこちらのドライバーでは、重心深度も深めに設定されております。このためドライバーの芯を外したミスショットにも寛容なクラブになります。易しく飛ばせる人気モデルですので、ぜひご確認してくださいね。
第5位 TAYLOR MADE ドライバー M1
スライスしないドライバーランキング第5位として、テーラーメイドから発売されてるこちらの商品をご紹介いたします。
M1は、重心の位置と深さを自在に調整できるモデルになります。このため重心の角度や距離は敢えてご紹介しておりませんが、重心を深く、そしてヒール側へセットすれば、スライスしないクラブに様変わりすることでしょう。
もし調整が強すぎてフックしてしまう場合は、少し重心の位置を戻すことで思い通りのセッティングに変更できます。また重心を深く調整することで、ミスショットの寛容性も期待できます。
このように嬉しいポイントが濃縮されたおすすめなドライバーになりますので、ぜひご確認してみてくださいね。
3. スライスしないドライバーを使用してスライサーを卒業しよう!
いかがでしたでしょうか。スライスしないドライバーの特徴や選び方、そしておすすめな商品ランキングはご確認いただけましたでしょうか。
スライスしないドライバーを購入するときは、重心角度や重心距離に注目してクラブを探すことがポイントです。
上のランキングではこの観点からおすすめな人気クラブを厳選してご紹介しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
またスライスしないドライバーを使用する場合は、アドレスにも注意が必要です。
スライスしないドライバーは、フックフェースになっている場合が多いです。このため、アドレスではフェースの向きが左を向くように構えるのが正解です。
詳しくは『ドライバーのアドレスでの正しいフェースの向きとは?その合わせ方と構え方を解説!』でご紹介しております。ぜひこちらの記事もご参考にしてくださいね。
それではスライスしないクラブを存分に活用して、存分にラウンドを楽しんでくださいね。