ゴルファーなら誰しもがスコア100切りの目標を掲げ、また100切りの壁を感じた経験があるのではないでしょうか。このサイトを読んでいる読者の中にもまさに今スコア100の壁を目の当たりにし、100切りのコツを探しているゴルファーもいるかと思います。
ゴルフ100切りは確かに凄く高い壁です。しかしこのサイトを見ている方はおそらくスコア100台前半のゴルファーが多いと思いますので、既に100切りを狙う実力が十分にあります!
スコア100台の方と100切りできる方で技術的な差はほとんどないと言われています。スコアを分けるポイントは、大叩きしそうな状況でリスク回避できるかできないかだけで、ここが大きくスコアを分けてしまっています。
そこでスコア100切りに向けた考え方と、大叩きしやすい危険なショットをリスク回避できるコースマネジメントについて詳しくご説明していきたいと思います。
スコア100切りの壁を感じているゴルファーは必見です!
目次
1. ゴルフ100切りのスコアの考え方
まずは100切りのためのスコア計算をして見ましょう。ゴルフは全てボギーでスコア90、全てダブルボギーでスコア108になりますよね。
ゴルフ100切りのためには基本的にダブルボギーペースで各ホールを回っていき、ボギーを取れそうな時に9回ボギーを取ればゴルフスコアは99になります。しかし、こんなに簡単には行かないのがゴルフですが、この考え方は非常に大切になります。
ゴルフ100切りできない多くのゴルファーの方は、トルプルボギーやダブルパーの回数が多いのではないでしょうか。そんなゴルファーは、もしそのスコア大叩きしたホールが最初からダブルボギー狙いでよかったならどうなっていたか考えてみてください。
おそらくは無理なショットを選択せずに安全にショットすることでスコアは大叩きしなかったのではないでしょうか。
この大叩きしないコースマネジメントがゴルフ100切りの最も大切なコツになります。
そこで次の章からゴルフ100切りの最大の敵であるスコア大叩きしやすい状況をみていきたいと思います。
2. 大叩きしやすい状況を事前に把握して回避しよう
ラウンド後にスコアカードを見直して、もしあのホールで大叩きしていなかったらスコア100切りできたのに!と悔やまれた経験は誰しもがあるのではないでしょうか。ああしとけばよかったと、後悔がたちませんね。
そこでスコアを大叩きしてしまいやすい危険な状況をいくつかご紹介していきます。
大叩きになりやすい状況を事前に知っておくことで、危険度の高いショットの選択を避け、100切りに繋げていきましょう。
2-1. フェアウェイが狭いホールのティーショットのコツ
100切りに向け順調にラウンドしておりましたが、次のホールはフェアウェイが狭いようです。こんな時あなたならどのクラブでティーショットされますか?
ここでいつも通りドライバーを使用すると思ったゴルファーはちょっと待ってください。
フェアウェイが狭い時はドライバーでティーショットするとOBになる可能性が高いです。
もしフェアウェイが狭いホールでもOBを打たない正確なティーショットを打てるのであれば、おそらくスコア100切りの壁を感じていることはないですよね。
このような状況で、ドライバー以外にどのクラブでティーショットすればいいのかというと、おすすめのコツはスプーン(3w)かクリーク(5w)のフェアウェイウッドでティーショットすることです。スプーンでティーショットを打つメリットについては「ティーショットをスプーンで打つメリットとおすすめの使いわけ方法!」に使用状況も含めて詳しく解説しておりますので、こちらも合わせてご確認くださいね。
特に打ち下ろしでフェアウェイが狭いコースはティーショットが非常にOBになりやすいですので、ドライバーを捨ててフェアウェイウッドでティーショットする勇気を持つことが大切なコツになります。
また、ティーショットの際のコツとしては、必ず正しいティーの高さで打つように意識することです。それができていないと、ダフって飛距離が出なかったり、意図しない方向にボールが飛んでいったりしてしまいます。
クラブごとの正しいティーの高さは「初心者必見!ゴルフクラブごとの正しいティーアップの高さを徹底解説!」で詳しくご紹介しておりますので、ぜひラウンド前に一度ご覧ください。
2-2. 距離の長いセカンドショットのコツ
ティーショットを無事にフェアウェイへ乗せることができ、グリーンまで残り200ヤードとなりました。さてあなたは何で打ちますか?
ここでフェアウェイウッドを選択しようとされているうちは、スコア100切りはまだまだ厳しいかもしれません。
200ヤードをフェアウェイウッドで打ってグリーンに乗せるということは、スコア80代のゴルファーでもなかなか難しいため、100切りの壁を感じているうちは控えた方がいいかと思います。
直置きのフェアウェイウッドは大変難しいため、ダフって全然飛ばなかったり、最悪の場合はスライスしてOBになってしまう危険すらあります。
そういう時は、確実にユーティリティーや7番アイアンを使用し、そこから2打〜3打でグリーンに乗せる意識でショットすることが大切な100切りのコツです。
その方が結果的にゴルフのスコアは安定しますので、無理のないゴルフクラブで確実に刻んでいくことをおすすめいたします。
2-3. 林の中からのショットのコツ
ティーショットが曲がってしまい、林の中に入ってしまいました。前方には僅かの隙間があり、うまく打てればグリーンを狙うことができそうです。
あなたならどうしますでしょうか?
ここでグリーンを狙うと思ったゴルファーの方、ちょっと待ってください。確かにグリーンに向かってナイスショットを打てる可能性もあります。
しかし、もしショットしたゴルフボールが木に当たってしまい、林から脱出できなかったらどうなるでしょうか。確実に大叩きしてしまいますよね。
そんな時こそ、ダブルボギーペースでいいということを思い出してください。
パー4でティーショットが林に入ってしまっても、セカンドでフェアウェーへ確実に出し、そこから2打でグリーンへ乗せ、2パットで凌げばスコアをダブルボギーで納めることできますよね。ここが大事なコツの一つになります!
2-4. グリーン周りのアプローチのコツ
順調にグリーン周りまでプレーできていたのに、アプローチで大トップしてしまってグリーンを一往復し、スコア大叩きしてしまったという経験はないでしょうか?
グリーン周りでのアプローチでサンドウェッジを使用すると、どうしても振り幅が大きくなり、トップした時に大叩きに繋がりやすいです。そんな時はピッチングウェッジでゴルフボールを転がすようにショットするランニングアプローチがおすすめのコツです。
さらに、アプローチのコツについてはこちらの「失敗しない!ゴルフ初心者におすすめなアプローチの打ち方!(基本編)」に詳しくご説明しておりますので、ぜひこちらも合わせてご確認してくださいね!
2-5. グリーン上でのパターのコツ
パターで3パットが多くてスコアを悪くしているゴルファーも多いのでは無いでしょうか。
3パットの原因は、ファーストパターを本気で入れにいこうとしたあまり、ゴルフボールがカップを大きく通り過ぎてしまい、返しのパットで入れられず3パットしてしまうケースが最も多いのではないでしょうか。
そこで100切りに向けたパターのコツは初めから2パット狙いでカップを狙うことです!
もちろんアプローチがうまく行ってゴルフボールがカップに近い時は1パット狙いでいいのですが、ある程度距離がある時は最初から2パットの意識を持つだけでも3パットしてしまう回数は減りますので、ぜひ意識して見てくださいね。
3. 100切りの大切なコツは実はメンタル
ここまで読んでいいただいて100切りのためのコツを理解し、目標実現に向けたイメージがかなり湧いてきたのではないでしょうか?
ここで最後に、ゴルフ100切りに向けたメンタルについてご説明いたします。とても大事なコツになりますので、必ず確認してくださいね。
ゴルフに限らずそうですが、人間というものは余裕があるうちは頭で思っている通りに行動できても、余裕がなくなった瞬間に理性をコントロールできなくなってしまいますよね。
例えばゴルフで余裕がなくなってしまうきっかけとして、ティーショットOBが挙げられます。ティーショットがOBになってしまうと、おそらくスコアはトリプルボギーになってしまいます。この瞬間にダブルボギーペースが崩れてしまい、脳が勝手にパーを取らなくてはと判断して今までできていた堅実なゴルフができなくなってしまいます。
こんな時こそまずは落ち着いてください。大丈夫です!あなたはすでに100切りを狙う実力があるのですから、1ラウンドに1回や2回は無理をしなくても自然にパーを取れると信じてください!
無理にパーを狙いに行くとスコアを崩してしまう可能性が高いですので、いつか絶対にパーを取るチャンスがくると信じて、今までのダブルボギーペースを崩さずに残りのホールをプレーして行ってください。
それができれば18ホール終わった時点できっとスコア100切りができていますよ!
ゴルフ100切りのためのコツを習得して結果を出そう!
いかがでしたでしょうか?ゴルフスコアが100台の人と90後半の人ではスイングの技術的な差はほとんどないと言われております。
スコアを分けるコツというのは、上でご紹介したような大叩きしやすい局面でリスク回避できているか、回避できずに大叩きしてしまうかにあります。
ぜひ次回のラウンドの際は上でご紹介した大叩きしやすい状況になったら、リスクを回避する選択をされてみてはいかがでしょうか。
また、100切りを達成するためのコツとしては、メンタル面も非常に重要な要素になります。最後まで平常心を保って、いつも通りにプレーすることだけに専念しましょう。
あなたは既に100切りを狙う実力があるのですから、あとはリスク回避して本来の実力を発揮できればきっと念願の100切りできますよ!