打ちっ放しで7Iを練習するのは定番ですが、中級者以上の方は6番アイアンを練習することで効率的にスコアアップできる可能性もあります。
実は6番アイアンもスイングの基礎を作る上で最適なクラブと言われております。6Iの練習がゴルフ上達の肝とおっしゃるレッスンプロの方もいらっしゃいますので、積極的に練習していきたいですよね。
そこで、打ちっ放しで6番を練習することがおすすめな理由や、6Iを重点的に練習した方がスコアのまとまるゴルファーの特徴ををご紹介していきます。
また後半では6番アイアンを練習するときのポイントにも触れながら解説していきます。普段から6番アイアンを練習されているゴルファーの方はもちろん、6Iの練習機会の少ない方にも上達のヒントが見つかると思います。
ぜひこの機会に6番アイアンを練習することの意義を理解して、スコアアップに繋げていけるようにしましょう!
目次
1. 6番アイアンの練習がおすすめな理由とは?
最近では7Iを使用した練習メニューが一般的かと思います。ただ以前は6番アイアンが練習クラブの主流であった時代もあります。
以前はアイアンのロフト角が今日ほどストロング化しておりませんでした。そのため、6番アイアンが丁度ゴルフクラブの中間的な存在であったからです。
とはいえ、今日でも6番アイアンを中心に練習することには大きなメリットがあります。
6番アイアンも概ね全てのゴルフクラブの中間的な立ち位置ですよね。また6Iは、7Iよりも1番手ですが大きなクラブになります。そこで、6番アイアンを集中的に練習していくことで、自然と5Iもショットできるようになります。
初めから5Iをマスターしようと考えると敷居が高いかもしれませんが、6番アイアンを練習すると考えれば精神的にも大分楽になりますよね。
2. 6番アイアンを練習すべきゴルファーの特徴
6番アイアンを集中的に練習した方が良いとされるゴルファーの方の特徴を見ていきましょう。
おそらく多くの方は、練習場でショットするクラブが決まっているかと思います。もしかしたら6番アイアンを重点練習クラブにした方がスコアもよくなる可能性もあります。
ぜひ以下の特徴に当てはまるゴルファーの方は、これから6番アイアンの練習を少しずつ取り入れていってみてくださいね!
2-1. 6番アイアンが苦手な方
当然ではありますが、6番アイアンが苦手な方はたくさん練習された方が上達も早くなりますよね。
7Iはショットできるのだけれど6Iは苦手という方もいらっしゃるかと思います。このような場合はぜひとも6番アイアンを集中的に練習して得意クラブにしていきましょう。
6番アイアンのパーオン率が高くなると、ゴルフのスコアも飛躍的に伸びていきます。ぜひ苦手意識を払拭できるように、しっかりと練習を重ねていきましょう!
2-2. 6番アイアンの使用頻度の高い方
ラウンド中は、それぞれのゴルフクラブの使用頻度というものがあります。例えばドライバーなら14回程度使用しますよね。またパターは40回弱使用されるケースが多いのではないでしょうか。
それでは、6番アイアンはどのくらい使用しておりますでしょうか。
6番アイアンの使用頻度はドライバーの飛距離やコースのヤーデージにも左右されますので、一概には評価できません。
あくまで一般的な話ですが、ドライバーの飛距離が平均的な方や総ヤーデージの長いコースでラウンドされている方は、6Iの使用頻度も高くなってくるのではないかと思います。
このような方はぜひ6番アイアンを積極的に練習して、コースでパーオン率を上げていきましょうね。
3. 6番アイアンを練習するときのポイント
それでは、ここからは6番アイアンを練習するときのポイントについて詳しく見ていきましょう。
ゴルフは闇雲にボールを打ち込むだけでは上達も遠回りになってしまいます。しっかりとポイントを抑えて練習することで、効率的に上達を目指していきましょう。
こちらでご紹介する確認ポイントをしっかり抑えて練習に取り組んでいけば、きっとあなたにとって6番アイアンが得意クラブとなってくれることでしょう!
3-1. アドレスの確認
6番アイアンを練習するときに絶対に確認していただきたい点がアドレスです。
この記事をご覧の方は、おそらくは中級者以上の方ではないでしょうか。中級者にもなると、ついアドレスはできて当たり前と思って疎かにしてしまいがちです。
ただ6番アイアンを練習する上でアドレスに問題があると、どんなに練習してもその効果を発揮できません。
まずはアドレスでボールの位置とハンドファーストの形がしっかりとできているか確認してくださいね。特に6番アイアンはボールの位置も左足寄りになってきますので、ハンドファーストも弱くなりがちです。
できればご自分の正面からアドレスをチェックしてもらったり、スマホで写真を撮ってもらうなどして問題がないかチェックしてみてくださいね。
3-2. フィニッシュで静止する
6番アイアンのスイングは、基本的には他のクラブと大きく異なることはありません。ここで注意していただきたいポイントとしては、フィニッシュの位置でしっかと静止することです。
プロゴルファーのスイングを見ていただくと分かりやすいですが、どのプロもトップでしっかりと静止しておりますよね。これはスイングを安定させるためにとても大切なポイントです。
特に6番アイアンは無意識にボールを飛ばそうとしてスイングが力みやすくなってしまいがちです。
トップで静止できずにフラついてしまう場合は、スイングに力が入り過ぎてしまっております。必ずプロのようにピタッと静止することを意識して練習してくださいね。
また6Iの打ち方の細かなポイントは、『上級者になる!6番アイアンの打ち方の基本を徹底解説!』でもまとめております。ぜひこちらの記事も練習のご参考に活用してくださいね。
3-3. 飛距離の確認
6番アイアンを練習する際は、番手通りの飛距離が飛んでいるかチェックすることも大切なポイントです。
6番アイアン本来の飛距離が飛んでいれば、しっかりとスイングできた証拠にもなります。反対に番手通りの飛距離が飛んでいない場合、スイングに何かしらの問題があるサインでもあります。
番手通りの飛距離が出ない理由としては、芯に当たらなかった・ダフった・フェースが開いた・アウトサイドイン軌道などの要因が考えられます。
できることならどの原因で飛距離が飛んでいないかも考えながら練習されるとより効率的に上達していきますよ。
また6番アイアンの平均飛距離は、『ゴルファー別に見る!6番アイアンの飛距離の目安と平均を徹底解説!』で詳しく解説しております。プロゴルファーの方の飛距離も掲載しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4. 初心者の方はまずは7番アイアンの練習がおすすめ
ここまで6番アイアンを練習するときのポイントを解説してきましたが、ゴルフ初心者の方はピッチングウェッジや7Iの練習をされることをおすすめいたします。
6番アイアンは少し難しいゴルフクラブになりますので、初心者の方はいきなり6Iを握るのは少しハードルが高いです。背伸びをせずにピッチングウェッジや7Iから練習された方が、結果的に上達速度も早くなります。
7Iを練習するときのポイントは、『7番アイアンで上達効果の高い練習方法とは?おすすめレッスンも大公開!』で解説しておりますので、ぜひこちらもご参考にしてくださいね。
ちなみに6Iを難しいと感じてしまう理由は、『6番アイアンが難しいと感じるのは何故?その原因を明確にして上達を目指そう!』で詳しく触れております。6番アイアンが難しいと思っている方もぜひチェックしてみてくださいね。
スコアアップを目指して6番アイアンを練習しよう!
いかがでしたでしょうか。6番アイアンも7Iと同様にゴルフクラブの中間的な立ち位置になります。だからこそ6番アイアンはゴルフのスイングを作っていくためにもおすすめなクラブです。
またコースで6Iのミスショットが多い方や6Iの使用頻度の高い方は、積極的に6番アイアンを練習した方が効率的にスコアアップできます。
ここでは6番アイアンを練習する際のポイントにも触れておりますので、ぜひ練習される際のご参考にしてくださいね。6番アイアンをたくさん練習して得意クラブにすれば、コースで大きな武器となること間違いありません!
もし6番アイアンを練習しても上達する気がしないという方がいらっしゃいましたら、6Iの代わりにユーティリティを使用する方法も有力です。
これに関しては、『6番アイアンの代わりにユーティリティを使おう!そのメリットと上手な選び方!』で特集しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。