ゴルフはスコアで110切りできると一気にゴルフ感が出てきます。それだけにゴルフ110切りを目前に足踏みしてしまっているゴルファーの方もいらっしゃるかと思います。
そこで、ゴルフ110切りに向けて必要な考え方やラウンド中のコツをまとめてご紹介していきたいと思います。
漠然とラウンドするのではなく、ゴルフ110切りのコツを確認しながらラウンドすることで、効率的に110切りを達成することができます。ゴルフ110切りを目指しているゴルファーの方はぜひご参考にしてくださいね。
またまだ120切りを達成できていないゴルフ初心者の方は、まずは『ゴルフ初心者の最初の壁!120切り達成のためのラウンドのコツと上達方法!』をご確認いただけると、より理解度が高まりますよ。
目次
1. ゴルフでスコア110切りできたら初心者卒業!?
ゴルフ場で同伴者に迷惑をかけずにラウンドできるレベルは、一般的にスコア100台と言われております。スコア110切りを達成できたら、ひとまずはゴルフ初心者を卒業できたと考えても良いのではないでしょうか。
ゴルフ110切りを達成できれば、会社の上司や取引先のお客様にも「ゴルフやります!」と言うことができます。
仕事の関係でゴルフをよくやる読者の方なら、まずは110切りを一つの目標に設定されても良いですね。
スコア110切りにはこのような分岐点の意味もありますので、これから練習していくときのモチベーションにしてくださいね!
2. ゴルフ110切りに必要なスコアの考え方
ゴルフ110切りに必要なスコアの考え方を確認していきましょう。
全ホールをダブルボギーでラウンドしていくと、スコアは108になりますよね。
このためスコア110切りは、全コースをダブルボギーでラウンドできれば必然と達成できてしまいます。
しかし、ゴルフ110切りを目指しているゴルファーの方の場合、どこかのホールで必ずトリプルボギーやクワトロボギー、またそれ以上のスコアを叩いてしまっているのではないでしょうか。
そこで110切りを目指す上でのスコアの考え方としては、ダブルボギーを基準に「大叩きコースを極力減らすこと」と「大叩きしてしまったコースを他のコースで挽回すること」の2点がポイントになります。
次章からはこの2点に絞ってラウンド時のコツを確認していきましょう。
3. ゴルフの110切りに必要なコース攻略のコツ
それでは、スコア110切りに必要なコース攻略のコツをご紹介していきます。
ゴルフ場のコースには「パー3」「パー4」「パー5」の3種類のコースがありますので、それぞれのスコアを効率的に組み合わせてゴルフ110切りを達成していきましょう。
3-1. パー3攻略のコツ
パー3はゴルフ110切りを目指す上でチャンスホールと言えます。なぜならドライバーを使用しないため大叩きのリスクが小さく、またボギーを取りやすいからです。
すでにゴルフ110切りを狙う実力のあるゴルファーなら、アイアンもある程度ショットできますよね。
そのため、ティーショットのアイアンでグリーンに極力近づけ、そこから1アプローチ、2パターでボギーを取りに行くようにしましょう。とても現実的なプランですよね。
110切りを目指す上でボギーは貴重な貯金になります。ゴルフ場の4つのパー3を全てボギーでラウンドできれば、110切りに向けた貯金を4打も作ることができますよね。
このコース攻略プランには無理が一切ありません。パー3でリズムを作って、ゴルフ110切りの原動力としていきましょう!
3-2. パー4攻略のコツ
ゴルフ110切りでは、パー4でOBを打たないようにすることがとても大切です。ドライバーでOBを打ってしまうと前進4打になってしまいますよね。
前進4打から2打でグリーンに乗せ、そこから2パターでカップインすると仮定すると、スコアはトリプルボギーになってしまいます。
これでは110切りに向けた負債になってしまいますので、ドライバーのOBだけは極力回避するようにしましょう。
ドライバーでOBの回数が多いゴルファーの場合、ドライバーの代わりに他のゴルフクラブでティーショットを打つ方法も有効です。例えばスプーンでティーショットすれば、それだけで方向性が格段と良くなります。
スプーンでティーショットを打つメリットは、『ティーショットをスプーンで打つメリットとおすすめの使いわけ方法!』で詳しくまとめておりますので、是非こちらもご確認してくださいね。
3-3. パー5攻略のコツ
パー5はフェアウェイが広い場合も多いですので、ドライバーがOBになるリスクも低くなります。そこでパー5の内、少なくとも2つはボギーをとって、110切りに向けた弾みを作りたいところです。
しかし、パー5を苦手にしているゴルファーの方も多いのではないでしょうか。
そのようなゴルファーの場合、セカンドショットで難しいゴルフクラブを使用していませんか。
セカンドショットでスプーンなどの長いクラブを使用すると、OBのリスクやチョロのリスクが一気に増大します。また、傾斜地から長いゴルフクラブでショットする場合も同様なことが言えます。
そのような時は7番アイアンなどのスイングしやすいゴルフクラブを選択し、無駄なミスショットを極力排除していきましょう。
またパー5のドライバーでOBを打ってしまっても、まだ悲嘆するのは早いです。
前進4打からグリーンまでは200〜250ヤードです。これを4打で上がることができればスコアはダブルボギーですので、気持ちを切り替えて前進4打に臨みましょう。
4. 110切り達成のためにアプローチはミスの少ないショットを選択しよう!
ゴルフ110切りにおいては、グリーン周りのアプローチのミスを極力排除していきましょう。アプローチでトップしたり大ダフリしてしまうミスショットは本当にもったいないです。
そこで、ミスショットしにくいアプローチを選択して行くことをおすすめします。ミスショットをしづらいアプローチは「ランニングアプローチ」です。
サンドウェッジではなくピッチングウェッジや9番アイアンなどの番手の大きいゴルフクラブを使用し、ゴルフボールを転がしてピンに近づけるようにしましょう。
この打ち方では振り幅を小さくすることができるのでミスショットしづらく、仮にトップしてもゴルフボールが大オーバーしてしまうリスクがありません。
ゴルフ110切りを目指すゴルファーの方には大変重宝する打ち方ですので、早速取り入れてみましょう。
またアプローチの打ち方のコツについては、『失敗しない!ゴルフ初心者におすすめなアプローチの打ち方!(基本編)』で詳しくご紹介しておりますので、こちらも併せて練習のご確認してくださいね。
5. ラウンド前のちょっとした練習でゴルフ110切り達成!
ゴルフ場ではラウンド前に練習時間を確保していますでしょうか。
ゴルフ110切りを目指すためには、少し早めにゴルフ場に到着して練習されることをおすすめします。
そこで、ラウンド前に効果的に練習方法をご紹介していきたいと思います。
5-1. 110切りに向けてパター練習は必須
ゴルフ場でのラウンド前の練習して、練習グリーンでのパター練習は必須です。グリーンの速さはゴルフ場ごとに異なりますので、その日のグリーンの速さは必ず確認しておきましょう。
また練習グリーンでパターの練習をされる際は、短い距離から練習してくことをおすすめします。
ロングパットの距離感を確認したい気持ちは本当によくわかりますが、スコアを決定するのはショートパットの成否です。特に1メートル以内のショートパットは確実に仕留められるように、入念に練習しましょう。
そして徐々にパットの距離を長くしていき、ロングパットの距離感も確認していきましょう。パターの練習時間は最低でも10分は確保するようにしましょうね。
またパターの打ち方に関しては、『劇的にパット数が減る!パターの上手な打ち方のコツを大公開!』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご活用してくださいね。
5-2. 他のゴルフクラブの練習は必要か?
ゴルフ場には打ちっ放しが併設されているコースが多いです。ラウンド前はパター以外のゴルフクラブも練習した方が良いのでしょうか?これには賛否両論があります。
練習賛成派の意見としては、練習しないでいきなりスイングしても本来の調子を出せないといった意見が多いです。また当日の癖(スライスの程度など)を確認するためにも練習が必要という方もいらっしゃいます。
一方の練習否定派の意見としては、練習して調子が悪いと本番で自信を失ってしまうといった意見があります。
また練習すると疲れるとか、スイングに力が入ってしまって悪影響が出るといった理由で練習しないゴルファーの方もいらっしゃいます。
そこで、ラウンド前にパター以外のゴルフクラブを練習するか否かは、ご自分の判断で決めて良いかと思います。
ラウンド中に絶対に悔いの残らないように、自分にとってベストな選択を選びましょう!
ゴルフ110切りを達成して初心者を卒業しよう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフ110切りに必要なスコアの考え方やラウンド時のコツはご確認いただけましたでしょうか。
ゴルフ110切りに必要なのは、とにかくダブルボギーのペースを死守することです。大叩きしてしまったとしても、他のコースで十分に挽回は可能です。
特にパー3はボギーを取りやすいコースですので、スコアメイクのきっかけにしていきましょう。110切りを達成できたらゴルフ初心者も卒業です。
1日でも早く110切りを達成できるように応援してます!