初めてコースデビューしてから毎ラウンドのように自己ベストを更新していたのに、急にスコアの成長が止まってしまうのがスコア120台ではないでしょうか。
ゴルフ初心者の方が、最初に感じてしまうスコアの壁が120切りの壁ともいわれております。
そこで、スコア120切りに向けて必要な考え方や練習方法、ラウンドでのコツなどをまとめてご紹介していきたいと思います。
ぜひこちらの内容をしっかりとご確認いただいて、早期にスコア120切りを達成できるように頑張って練習に取り組んでくださいね。
まだ130切りを達成できていない方がいらっしゃいましたら『早急にゴルフ130切りを達成!初心者におすすめなラウンドのコツと上達方法!』もぜひご確認してくださいね。
目次
1. ゴルフスコア120切りに必要なスコアの考え方
ゴルフのスコアは全ホールがダブルボギーの場合は108、全ホールトリプルボギーの場合は126になりますよね。120切りはその中間に位置しております。
ゴルフ120切りに向けては、全ホールダブルボギーでもまだ11打も貯金があります。トリプルボギーやダブルパーを取ってしまっても、ハーフで1・2回ならその貯金から十分に清算することができますよね。
このように考えてみると、ゴルフ120切りは決して難しい数字ではないと感じてきませんか。ゴルフは「これならできそう!」とポジティブな心境を持つことで精神面に余裕があると好スコアが期待できます。
決して120切りに対して難しいイメージを持たず、この条件ならできると思ってコース攻略をしていくと、ラウンド終了時には120切りを達成できるかもしれませんよ。
2. なぜ120切りを達成できないのか
上でご紹介した通り、ゴルフ120切りには比較的余裕がありそうにも関わらず、なぜ初心者のゴルファーの方は最初に120切りの壁を感じてしまうのでしょうか。
それは、必要以上に無駄にスコアを叩いてしまっているからです。上でご紹介した11打の貯金を全て使ってしまい、それ以上に叩いてしまっているから120切りできないのです。
そこで、120切りの障害となっている大叩きの要因を見ていきたいと思います。心当たりがあるものがないかチェックして見てくださいね。
2-1. ドライバーのOBが多い
多少のドライバーOBに関しては、やむ終えないと思って割り切ってしまって構いません。ハーフで多くても2〜3回くらいのティーショットOBでしたら、それ以外のショットで十分にカバーできますので120切りをすることが可能です。
とはいえ、これ以上ティーショットOBを打ってしまうと、ティーショットだけでかなりの打数を叩いてしまいますので、他のクラブで挽回することが非常に難しくなってしまいます。
120切りに挑戦される方は、ラウンド中にドライバーやティーショットで何回OBを打ってしまっているかカウントしておくと良いかと思います。
特にドライバーのOBの回数が多いようでしたら、ドライバーでOBを打たないように練習してくと良いかと思います。
また、OBを打たないドライバーに関しては、『大叩きをなくす!ゴルフ100切りのためのドライバーのコツと練習方法!』で詳しくご紹介しております。
100切り向けの内容ですが、OBを打たないということで120切りと共通する内容ですので、ぜひ確認して見てくださいね。
2-2. クラブがゴルフボールに当たらない
120切りできないゴルファーの方は、最近空振りをした記憶はございませんでしょうか。
もし平らなフェアウェイから空振りしてしまったゴルファーがいましたら、まだまだ体がクラブやスイングに慣れていないと思ってください。
練習場で定期的にゴルフボールを打ち込んで行くことで、自然とクラブやスイングに慣れていきますので、これからも継続して練習していきましょう。
また、傾斜のきつい斜面から空振りしてしまっている方もいらっしゃるかと思います。このような方は傾斜からもフルスイングしようとしていませんでしょうか。
足場の悪い状況でフルショットすることは非常に難しいです。傾斜がきついときは難しいですので、なるべくクラブを短く持ってハーフスイングくらいの気持ちでショットすると空振りを防げますよ。
2-3. 長いクラブの使用頻度が高い
120切りできないゴルファーの特徴として、長いクラブの使用頻度が高いことがあげられます。長いクラブとは5番アイアンやユーティリティ、フェアウェイウッドなどです。
このうち特に5番アイアンとフェアウェイウッドは難しいクラブですので、120切りを目指す段階ではまだ使用する必要はないですね。
120切りを目指す初心者の方が多用している長いクラブはユーティリティですよね。ユーティリティは初心者にも打ちやすいクラブですので大変重宝します。
しかし、傾斜地やラフからでもユーティリティを使用している初心者の方は注意してください。
ユーティリティはシャフトが長くアイアンよりも難しいですので、120切りを目指す上ではフェアウェイの平らな時だけ使用されることをおすすめしますよ。
まだユーティリティを持っていないという初心者の方は、ぜひユーティリティをご用意されてはいかがでしょうか。初心者の方でも失敗しないユーティリティの選び方は『絶対に後悔しない!初心者におすすめなユーティリティーの選び方を紹介!』で詳しくご紹介しておりますので、是非こちらもご確認してくださいね。
2-4. グリーン周りが苦手
120切りできないゴルファーは、おそらくグリーン周りのアプローチやパターに苦戦している方が多いのではないでしょうか。中でも初心者の方は、サンドウェッジのアプローチでトップしてしまって大叩きしているケースが多いかと思います。
そこでおすすめなアプローチが、ランニングアプローチです。ピッチングウェッジなどを使用してゴルフボールを転がすようにアプローチをすることで、大きなミスをすることなく簡単にグリーンにゴルフボールを乗せることができますよ。
ランニングアプローチに関しては『失敗しない!ゴルフ初心者におすすめなアプローチの打ち方!(基本編)』でもご紹介しておりますので、ぜひこちらも併せてご確認してくださいね。
またパターに関してはできれば2パットで沈めたいところですが、2パット目に無理をすると4パットのリスクが高くなります。そこで最初は2パット狙いで行き、状況によっては3パットに切り替えるとパターで大叩きしなくなりますよ。
3. ゴルフで120切りするためにはメンタルも大切
120切りにはメンタルがとても大切です。メンタルが崩壊してしまうと急にゴルフがどうでもよくなってしまいます。今までは冷静な判断ができていたのに急に冷静な判断ができなくなり、さらに傷口を広げてしまうのです。
120切りを目指すゴルフ初心者の方がメンタルを折られやすいのは、ティーショットでOBを打った時やグリーン周りで大叩きしてしまった時です。
しかし、こうした時こそ冷静になりましょう。120切りに向けては上の考え方でご紹介した通り、スコアには比較的貯金がございます。少し貯金を使ってしまったと割り切ってしまい、メンタルを崩さないように気をつけましょう。
またゴルフではスコア120切りも大切ですが、それ以上に楽しくラウンドすることが大切ではないでしょうか。ゴルフのラウンドを楽しむことができればメンタルも崩れずに120切りもしやすくなりますよ。
4. 120切りに向けて正しいスイングを身につけるためには
ゴルフは正しいスイングを教えてもらい、それに即して忠実に練習しているゴルファーほど上達が早い傾向があります。
その証拠に120切の壁を初ラウンドで突破してしまい、半年以内に100切りをしているゴルファーも中には存在します。このような方の大半はゴルフのレッスンを受けているというアンケート結果もございます。
そこでゴルフの腕を上達し、これから先の生涯スポーツとしてゴルフを楽しんでいくためには、今のうちからスイングの基礎をしっかりと確認されることをおすすめします。
とはいえ、独学ではなかなか学習が難しいですよね。そこでおすすめなのがレッスンDVDです。DVD教材ならば、ゴルフラウンド1〜2回分の費用で正しいスイングを習得し上達できると考えれば、凄く良い買い物ではないでしょうか。
ゴルフ初心者の方が効率的にゴルフの基礎を学べ、また短期間で100切りに繋げることのできるおすすめDVD教材は、『絶対に達成できる!ゴルフ100切りに特化したおすすめなDVD教材の人気ランキングTOP10!』でご紹介しておりますので、是非ご確認してみてくださいね。
ゴルフスコア120切りを達成しよう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフ120切りは初心者最初の関門と言われております。
スコア的には決して無理のない数字ですので、余裕を持ってメンタルを崩さずにラウンドしていくことが大事なポイントでしたね。
またドライバーや長いクラブでのミスショットやOBが多いようでしたら、そのクラブを使わないことも大事な120切りのコツです。
次回のラウンドまでの残り時間を有効に活用して、ぜひ次回のラウンドで120切りを達成できるようになりましょう!