ドライバーのOBが連続してくると、ユーティリティでティーショットした方がスコアがまとまる気がしてきますよね。
ドライバーに苦手意識のある初心者の方は、ユーティリティのティーショットがおすすめな場合もあります。UTは初心者の方にも扱いやすいクラブですので、ぜひともティーショットにも活用していきたいところです。
そこで、ゴルフ初心者がユーティリティでティーショットする魅力について詳細にご紹介していきます。
冒頭では、初心者の方にユーティリティでのティーショットがおすすめな理由を分かりやすく解説しています。またUTの使用がおすすめな状況や、ティーショットの注意点にも触れております。
ゴルフ初心者の方に必見の内容ですので、早速確認していきましょう!
目次
1. ユーティリティでのティーショットが初心者におすすめな理由
ティーショットでドライバー以外のクラブを選択するにしても、ウッドからアイアンまで様々な選択肢がございますよね。
数あるクラブの中でも初心者の方は、ユーティリティでのティーショットがおすすめです。そこでまずは、初心者の方がUTでティーショットする魅力を整理していきましょう。
1-1. 十分な飛距離を稼げる!
初心者のうちは、どうしてもドライバーで少しでも飛距離を稼ぎたいですよね。そのお気持ちは本当に共感できます。つい気持ちが入り過ぎてしまって、OBを打ってしまったりしますよね。
意外に思われるかもしれませんが、ユーティリティでも十分に飛距離を出せます。初心者の方に限らず、ユーティリティを使用している方は21度のロフトを採用しているケースが多いかと思います。
ロフト21度のユーティリティの飛距離の目安は、170〜190ヤードです。いかがでしょうか。ドライバーと比較しても十分に飛んでいる印象はありませんでしょうか。UTは意外に飛距離も稼げるクラブなのです。
21度ユーティリティの飛距離は、『ユーティリティーの飛距離の目安はどれくらい?レベルごとの平均距離を解説!』でゴルファーのタイプ別でご紹介しております。
また他のロフトの飛距離も確認したいという方は、『必見!ユーティリティーのロフト角ごとの飛距離とおすすめの選び方!』も確認してみてくださいね。
1-2. フェアウェイウッドよりもスイングしやすい!
ドライバー以外のクラブでティーショットする場合、まず候補に上がるのがフェアウェイウッドかと思います。
スプーンでティーショットする魅力は『ティーショットをスプーンで打つメリットとおすすめの使いわけ方法!』の記事でもご紹介しております。ただ初心者の方にとって、フェアウェイウッドは少し難しいゴルフクラブではないでしょうか。
フェアウェイウッドはシャフトが長いため、どうしてもチョロなどのミスが増えてしまいがちです。またフェアウェイウッドでスライスしてOBを打ってしまっては、何のためにFWを使用したか分かりませんよね。
ユーティリティは、フェアウェイウッドよりもシャフトが短く、初心者の方でも扱いやすいクラブです。このためミスの確率を抑えてティーショットを放てるのです。
1-3. アイアンよりもミスの許容性が高い!
プロゴルファーなどは、ティーショットで3Iや4Iを使用する選手もいらっしゃいます。またアマチュアの方でも、5Iでティーショットする方もいらっしゃいますよね。
ただ初心者の方にとって、ロングアイアンでティーショットすることは、少しレベルが高いですよね。
ロングアイアンはスイートスポットも狭めですので、芯を捉えないと飛距離を稼いでくれません。また初心者の方が5Iでティーショットすると、大ダフリで全然飛距離が出ない事態も想定されます。
そこでユーティリティの出番です。UTはスイートスポットの広いですので、ミスヒットでも十分に飛距離を稼ぎ出してくれます。
2. 初心者がティーショットでユーティリティを使うべき状況
もちろん全ホールをユーティリティで対応する戦略も立派なコースマネジメントです。ただゴルフ場ではドライバーでフルスイングするのも醍醐味の一つですよね。
特に初心者のうちは、ドライバーを使用しないだけでストレスではないでしょうか。そこで、ドライバーの代わりにUTでのティーショットがおすすめな状況を確認していきましょう。
2-1. フェアウェイの狭いホール
ユーティリティはドライバーと比較して格段と方向性が良くなります。このためフェアウェイの狭いホールでは、UTでのティーショットがおすすめになる場合が多いです。
特に初心者のうちは、どうしてもドライバーの生存率が低くなりがちですよね。このような状況でドライバーでティーショットするのは、かなりハイリスクと言えます。
そこで飛距離を多少犠牲にしてでも、ユーティリティでティーショットする方法が有力になります。
ティーグラウンドに立った時に嫌な予感がする場合は、イエロー信号です。このような場合は無理にドライバーにこだわらず、UTでのティーショットに挑戦してみてくださいね。
2-2. 距離の短いホール
飛距離の短いホールは、ユーティリティでティーショットする絶好のホールです。
ゴルフ場には、300ヤード前後のパー4もたくさんありますよね。こうしたホールでは、ティーショットでユーティリティを使用しても、セカンドをショートアイアンで狙うことができます。
飛距離の短いホールをドライバーで攻めて、大きくスコアを崩してしまっている初心者の方もたくさんいらっしゃいますよね。心当たりのある初心者の方は、ぜひUTで安全に攻略してみてくださいね。
3. ユーティリティでティーショットする時の注意点
ユーティリティでのティーショットを成功させるためにも、初心者の方に必ず押さえていただきたい注意点をご紹介いたします。
どれも欠かすことのできない大切なポイントですので、早速確認していきましょう。
3-1. ゴルフボールのティーアップの高さ
ユーティリティでティーショットする時は、基本的にはゴルフボールをティーアップするようにしましょう。ボールをティーアップすることで、直置きよりも簡単にショットできますよね。
この時に大切なポイントが、ティーアップの高さです。ティーアップする時は、ゴルフボールがヘッドから半分顔を出す程度にティーの長さを調整しましょう。
初心者の方の中には、かなりティーが高めな方もいらっしゃいます。ただティーが高いとテンプラの原因になりますので要注意です。
またゴルフクラブごとのティーアップの高さは、『初心者必見!ゴルフクラブごとの正しいティーアップの高さを徹底解説!』で詳細に掲載しています。こちらもぜひ初心者の方にご確認いただきたい内容ですので、この機会にチェックしてみてくださいね。
3-2. すくい打ちは厳禁
ユーティリティでティーショットする時は、絶対にすくい打ちにならないように注意してください。すくい打ちとは、インパクトで右肩が下がってゴルフボールをすくい上げるような打ち方です。
ティーショットでボールを高く上げようとすると、自然とこのような打ち方になってしまいがちです。ただこのような打ち方が染み付いてしまうと、アイアンで綺麗にショットできなくなってしまいます。
特にスイングの安定しない初心者のうちは、ティーアップが高いとすくい打ちになりやすいです。ぜひ意識して練習してみてくださいね。
3-3. 打ちっ放しでユーティリティのティーショットを練習
ゴルフ場でぶっつけ本番でユーティリティのティーショットを採用すると、チョロなどのミスショットをしてしまいがちです。
フェアウェイからのショットと、ティーアップしたボールのショットは違いますよね。特に初心者のうちは、この些細な違いを大きく感じてしまうものです。
そこで予め打ちっ放しで、ティーアップしたボールをUTでショットする練習をしていきましょう。数球だけでも事前に練習しておけば、ゴルフ場で大きな成果となって結果に現れてくれますよ。
4. 初心者のうちはユーティリティでティーショットしてスコアをまとめよう!
いかがでしたでしょうか。ユーティリティでティーショットすると「ダサい」と感じる初心者の方もいらっしゃるかもしれません。ただスコアをまとめていくにあたり、UTは初心者の方にとって大きな武器になります。
UTは初心者の方でも比較的簡単に、そして安定的にボールを飛ばせるクラブです。特にフェアアウェイの狭いホールや距離の短いホールは、UTのティーショットを積極的に狙ってみてくださいね。
また初心者の方がゴルフ場でいきなりUTでティーショットすると、ミスしてしまう可能性もあります。必ず事前に打ちっ放しでティーアップしたボールをショットする練習もしていきましょう。
それでは、ユーティリティをティーショットに最大限活用して、効率よくスコアアップを目指してきましょう!