ゴルフのスイングを練習する上で、捻転はとても大きなポイントになります。ゴルフでは捻転を上手に使うことで、ボールの飛距離を最大限に飛ばすことができます。レッスンプロも捻転の重要性は盛んに提唱していらっしゃいますよね。
もちろん捻転の効いたスイングを習得するためには、練習が必要です。ただ筋トレに上手に取り組むことで、ゴルフに求められる捻転の土台を強化することができます。
そこで、ゴルフ上達に向けて捻転を強化する筋トレメニューを厳選してご紹介していきます。捻転について詳しくご存知ないゴルファーの方へも分かりやすく解説していきますので、情報を整理してみてくださいね。
それでは、ゴルフに必要な捻転の筋トレメニューを調べていきましょう!
目次
1. ゴルフに必要な捻転とは?
まずは捻転という言葉の意味から確認していきましょう。捻転とは、身体の「絞り」とイメージしてください。ゴルフでは、バックスイングで上半身と下半身の間に身体の絞りが発生しますよね。このパワーが捻転です。
そしてこの捻転を大きくするほど、ダウンスイングのパワーが増大します。この結果ヘッドスピードが向上し、ドライバーのさらなる飛距離アップに繋がるのです。
この捻転を効率的に生み出すためには、筋トレやストレッチを通じて、捻転の使える身体を作る必要がございます。
ちなみに捻転は、腰の回転とは少し異なります。バックスイングで腰を回転しても、上半身と下半身の間に絞りが生まれていない場合、それは捻転ではございません。
バックスイングで捻転を活用するためには、右股関節に重心を「入れる」イメージで腰を回転することがコツです。こちらはスイングを練習する際のご参考になさってくださいね。
2. ゴルフに特化した捻転の筋トレメニュー
それでは、ゴルフに必要な捻転を養う筋トレをご紹介していきます。
どれもご自宅でできる効果的な方法から厳選して掲載していきますので、ぜひ筋トレのご参考にしてみてくださいね。
2-1. 肩入れ
ゴルフの捻転を鍛える上でも肩入れは代表的なトレーニング方法です。
まずは両足のスタンスを広めにとり、中腰になるように両手を膝の上にのせます。この状態から、まずは右肩が左膝の上に来るように、捻転させていきます。そして次に左肩が右膝の上に来るように、捻転させていきます。
この筋トレは、反動をつけても問題ありませんので、テンポよく実施することがコツです。反動をつけて深く捻転させることで、ストレッチ効果も期待できます。
また下半身へも負荷がかかりますので、下半身の筋トレ効果も期待できます。回数の目安としては、まずは左右10回ずつ程度から初めていきましょう。
2-2. 腿上げツイスト
これは直立した状態で捻転を強化できる筋トレです。
まずは直立した状態で、両手を頭の後ろで組みます。この状態から、右太ももを左方向へ持ち上げると同時に、上体を右方向に絞ります。そして次に、左太ももを右方向へ持ち上げながら、上体を左方向へ絞ります。これを左右10回ずつを目安に筋トレしてみてくださいね。
また身体の軸を固定させるように意識して腿上げツイストに取り組めば、体幹の強化にも繋がります。ご自宅で横になるスペースのないゴルファーの方でも取り組みやすいメニューですので、ぜひトライしてみましょう。
2-3. ツイスト運動
こちらは地面に仰向けになりながら捻転を強化する筋トレです。
まずは地面に仰向けになり、ふくらはぎと地面が平行になるように、腿の付け根と膝を折り曲げます。この際は両方の膝を密着させるように固定しましょう。
この状態から、右足が地面に接触するように、右方向へ身体を回転させて絞っていきます。そして次に左足が地面に接触するように、左方向へ身体を回転させて絞っていきます。
この時は、両肩が自慢から離れないように密着させることが大切なコツです。もちろん体が硬い場合は、多少肩が浮いてしまっても仕方ございません。
またこの際は、腹筋に力を入れるように意識すると、腹筋も同時に鍛えることができます。これをまずは左右10回ずつを目安に筋トレしてみてください。
2-4. トランクエクステンション
これはいわゆる「背筋」の筋トレです。バックスイングのトップでは、背中の筋肉が絞られていることも体感できるかと思います。
背中の筋トレを実施することで、より強い捻転を生み出すことができるのです。背筋はゴルフの飛距離アップとも密接したトレーニングですので、ぜひ着手してみてくださいね。
筋トレの方法は、体育や柔道の授業で実施してきた背筋運動と同じです。地面にうつ伏せの状態になり、上半身がえびぞりになるように持ち上げていきます。
またこの際は、両腕を顎の下に組まれることを推奨いたします。顎の下で腕を組むと、肩甲骨のストレッチ効果も期待できるためです。飛距離アップに向けては、肩甲骨の柔軟性も大切なポイントですよね。
回数の目安としては、まずは10〜20回を目標に着手してみてくださいね。
3. ゴルフで捻転を活かすには下半身の強化も必須!
上では捻転を強化する筋トレを中心にご紹介してきました。ただスイングで捻転を最大限に活用するためには、下半身の強化が必須と言えます。
どんなに捻転を生み出す筋肉と柔軟性を持っていても、そのパワーを受け止める下半身がなくては、パワーを絞り出せませんよね。
そこで、ゴルフに必要な下半身の筋肉を強化するおすすめな筋トレ方法が、「スクワット」です。
ゴルフ上達に向けて、スクワットは定番中の定番ともいえる筋トレです。スクワットに取り組むことで、ドライバーの飛距離アップや、スイングの精度を向上させる効果を期待できます。
まずは10回ずつでも効果を体感できるはずですので、毎日欠かさずスクワットに取り組んでみてくださいね。
4. 捻転を鍛えるのにおすすめなトレーニング器具まとめ!
この章では、ゴルフに必要な捻転の筋トレをサポートするおすすめなアイテムをご紹介していきます。
リーズナブルに購入できるトレーニンググッズから厳選して掲載していますので、ぜひ日々の筋トレに活用してみてくださいね。
4-1. GronG バランスディスク
これはゴルフに必要な捻転を鍛えると同時に、体幹も養えるトレーニング器具です。
この2つのバランスボールの上に立って素振りをすれば、捻転と同時にバランス力や体幹を鍛えられます。またボールの上に立ちながらスクワットに取り組むことで、下半身と体幹を同時に強化できます。
毎日のトレーニングをエキサイティングに進める上でも効果のある器具になりますので、ぜひチェックしてみてくださいね。空気入れ用の器具もセットになってお届けされますので、ご自宅に届いたその日からお使いいただけますよ。
4-2. LICLI トレーニングマット
ゴルフに必要な捻転を鍛える時は、地面に横になるケースも多いです。そこで、フロアトレーニングを快適に進める上でも、こちらのマットがあると大活躍してくれます。
マットの厚みも10mm確保されクッション性もありますので、体へのフィット感もよくて使いやすいですよ。縦幅もたっぷり確保されていますので、身体の大きな男性ゴルファーの方でもお使いいただけます。
また裏面には滑り止めも施されており、快適な筋トレをサポートしてくれます。マットがあると筋トレのモチベーションアップにも繋がります。マットは体幹トレーニングにも活用できますので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
5. 筋トレで捻転を大きくして更なるゴルフ上達を目指そう!
いかがでしたでしょうか。ゴルフで捻転が大切な理由や、捻転を強化する筋トレの方法はご確認いただけましたでしょうか。
捻転の大きなスイングを身につけると、それだけ飛距離アップの効果も期待できます。日々の練習と合わせて筋トレに着手することで、効率的に捻転の効いたスイングを習得できます。
上では捻転を強化できる筋トレを厳選してご紹介していますので、ぜひ日々のトレーニングのご参考にしてくださいね。
また捻転を最大限に活かすためには、下半身を強化することも必須です。ゴルフ上達の上でも下半身の筋肉は大切なポイントですので、こちらも意識的に鍛えてくださいね。
それでは、筋トレで上手に捻転を強化して、更なるゴルフの上達を目指していきましょう!