4番アイアンの飛距離に興味を持たれている方は、4番アイアンの購入を検討している方ではないでしょうか。
あるいは、テレビでトーナメント中継されている男子プロの試合を見て、4番アイアンの飛距離が気になった方もいらっしゃるかと思います。
そこで、4番アイアンの飛距離に関して徹底的に考察していきたいと思います。海外プロと国内プロの飛距離の違いはもちろん、アマチュアゴルファーの方が使用した場合の飛距離まで幅広くご紹介していきます。
4番アイアンの購入に興味のある方には必見の内容です。また4番アイアンの使用を微塵も考えていない場合でも、ツアープロの飛距離目安がわかれば、一層トーナメント観戦が楽しくなりますよ!
目次
1. ツアープロの4番アイアンの飛距離とは?
ツアープロが放つ4番アイアンの飛距離をみていきましょう。一言にツアープロと表現しても、選手ごとにその飛距離は様々です。
そこで、具体的な選手の名前を元にして、海外と国内別で4番アイアンの飛距離をご紹介していこうと思います。
ただしツアープロの場合、4番アイアンをカット打ちしたりドロー気味にショットすることで、その飛距離を巧みに操っております。ここでご紹介する数値はあくまで番手の参考値としてイメージしてみてくださいね。
1-1. 海外強豪ツアープロの飛距離
海外強豪の男子ツアープロの場合、4番アイアンで尋常ならざる飛距離を飛ばす選手がたくさんいますね。
飛ばし屋で有名な選手としては、ダスティンジョンソン、ジェイソンデイ、ジャスティンローズ、ヘンリックステンソンといった選手たちです。みんな一度は聞いたことのなるツアープロの名前ばかりですよね。
海外のトップで活躍される強豪のツアープロ達は、4番アイアンで240ヤード以上ショットします。これだけ飛ぶとゴルフが凄く簡単に見えてしまいますよね。
1-2. 国内男子ツアープロの飛距離
国内の男子プロの場合、4番アイアンの飛距離は210ヤード弱になります。
海外のツアープロと比較すると、どうしても飛距離に劣っていることが分かりますね。海外の選手はそれだけ体格に恵まれており、ヘッドスピードも早いということでしょう。
ただし、最近では松山英樹選手が日本人離れした体格で海外プロの強豪と肩を並べておりますね。松山プロの4Iの飛距離は推定ですが230ヤード前後になるかと思います。
2. アマチュアゴルファーの4番アイアンの飛距離
続いて、アマチュアゴルファーの場合を確認していきましょう。
アマチュアゴルファーでは、4番アイアンをショットした経験のない方も多いかと思います。そこで、それ以外のゴルフクラブの平均的な飛距離をもとに、4Iではどれくらい飛ぶのかを考察してまいります。
ここでは3パターンにタイプ別して掲載していきますので、ぜひチェックしてくださいね。
2-1. 飛ぶ人の飛距離
飛ぶ人の場合は、4番アイアンで190ヤード弱のショットになることが多いです。
4番アイアンを所有して、190ヤードショットできればゴルフの世界が変わります。190ヤードまではアイアンの射程圏内に入りますので、コース攻略の幅が一気に広がりますね。
アマチュアゴルファーでも飛距離に自信がある方は、ぜひ4番アイアンに挑戦されてみてはいかがでしょうか?
2-2. アベレージの飛距離
アベレージゴルファーの場合、残念ながら4番アイアンを所有していない方が多いです。
そのため、4番アイアンの飛距離のデータはほとんどありません。あくまで理論上の数値ですが、目安は約170ヤードと言われることが多いです。
こちらはあくまで参考値としてイメージするために活用してくださいね。
2-3. 飛ばない人の飛距離
飛ばないタイプに分類される方の場合、そもそも4番アイアンをショットしようという考えにならないと思いますが、あくまで参考値としてご紹介します。
この場合の4番アイアンの飛距離は、150ヤード前後になると言われております。ただしゴルフボールが飛ぶというよりは、ランで転がる状況に近いと思われます。
ヘッドスピード不足でボールの弾道を高く上げづらいですので、番手通りの飛距離を出すことが難しそうです。
3. 男子プロの4番アイアンの飛距離イメージ
男子プロの飛距離はアマチュアと一線を画しており、数字だけではイメージしづらいこともあるでしょう。そこで、ツアープロの4番アイアンの飛距離イメージをご紹介していきます。
まずは海外の強豪ツアープロです。海外のツアープロの4番アイアンの飛距離イメージは、レギュラーティーから見えるゼブラをイメージされると良いかと思います。
海外の強豪プロがレギュラーティーを使用した場合、丁度ゼブラ付近かその奥くらいまで4番アイアンでショットすることになります。
一方の国内男子プロの場合は、200ヤードの残り杭の少し後ろの地点をイメージして見てください。
アマチュアの場合は、そこからフェアウェイウッドでスイングして、やっと飛距離が届くか否かだと思いますが、国内男子プロはそこから4番アイアンでショットしていきます。
海外の強豪プロにしても国内プロにしても、いかに4番アイアンの飛距離に秀でているかが確認できますよね。
4. アマチュアでも番手通りのヤーデージをショットできるの?
一般的にアマチュアの方が番手通りのヤーデージをショットできるアイアンは、4番アイアンが限界と言われております。ヘッドスピードや平均ミート率を考慮すると、確かにその通りなのかもしれません。
3番アイアンはヘッドスピード不足が致命的に響きますし、また少しでもミート率が落ちてしまえば飛距離は期待できません。
だからこそ、このようなことが言われているのではないでしょうか。
またこれに関しては、『3番アイアンの平均的な飛距離の目安はどれくらい?プロとアマチュアを徹底比較!』でも取り上げておりますので、興味のある方はぜひご覧になってくださいね。
5. 4番アイアンの飛距離が出ないときはどうすれば良いの?
読者の方の中には、すでに4番アイアンを所有していて、上でご紹介した飛距離をショットできずに困ってしまった方もいらっしゃるかと思います。
特にゴルフクラブをご家族や友人から譲ってもらった方は、このような悩みを感じているかもしれません。
4Iをショットするためには、コツのようなテクニックがございます。詳しくは『4番アイアンの正しい打ち方のコツを総まとめ!力強いショットの秘訣を大公開!』でまとめていますので、こちらもご参考になさってくださいね。
また4番アイアンの代わりに、代替のユーティリティを使用する方法もおすすめです。
ユーティリティを使用すれば、4番アイアンと同等レベルの飛距離を比較的簡単にショットできます。これに関しては『4番アイアンの代わりにユーティリティを使うべき?おすすめクラブと選び方を大公開!』でまとめています。
UTはとても便利なゴルフクラブですので、まだ所有されていない方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
6. 正しい4番アイアンの飛距離を整理しよう!
いかがでしたでしょうか。4番アイアンの飛距離はご確認いただけましたでしょうか。
上でご紹介した通り、4番アイアンの飛距離はツアープロの間でさえも大きく異なります。
海外の強豪プロの場合は、アマチュアゴルファーのドライバーの飛距離も超えてしまうほど飛びます。国内の男子プロでも、アマチュアゴルファーの方がフェアウェイウッドで狙う地点から4番アイアンを使用する計算になりましたね。
次回ツアープロの試合を観戦する機会があるときは、こうした着眼点でご覧になるとまた違う楽しさが生まれますよ。ぜひ4番アイアンの飛距離のイメージを頭の片隅に覚え置いて観戦してみましょう!