ゴルフが80台を常に出せるようになってくると、ゴルフがとても楽しくなりますよね。そして更なる高みを目指し、次のステップへ挑戦していきたくなるものです。
80台の方は、今までボギーで妥協していたホールでも、パーを取るスキルが要求されてきます。果たして80台の方は、どのような練習に取り組むと効果的なのでしょうか。
そこで今回の記事では、80台のゴルファーの方におすすめな練習方法を詳細に解説していきます。ここでは、「ドライバー」「アイアン」「アプローチ」「パター」のゴルフクラブ毎に、練習のポイントを交えながらご紹介していきます。
きっと今後の練習のヒントになる箇所も見つかるかと思いますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
目次
1. ゴルフ80台の方のドライバーの練習方法!
ドライバーは、その飛距離が一つの目安になります。ゴルフで80台が出るまでは方向性も大切でしたが、更なる高みを目指すためには、飛距離も重要なファクターとなってきます。
そこで、ドライバーの飛距離に着目しながら、おすすめな練習方法を解説していきます!
1-1. ドライバーの飛距離アップを目指そう!
ゴルフで安定的に80台でラウンドできるようになると、ドライバーのOBなどのミスショットもかなり少なくなってくると思います。
そこで80台の方は、更なるドライバーの飛距離アップを目指されることをおすすめします。ゴルフで80台より上のスコアをマークしようとすると、ボギーを減らしパーを増やす必要があります。距離の長いパー4でも、パーを拾っていく必要性が生じるのです。
それには、ドライバーの飛距離を底上げして、セカンドショットの距離を短くする方法が有効的です。
また80台になると、ゴルフ場のバックティからラウンドする機会も出てくるかと思います。このためドライバーの飛距離が不足してしまうと、どうしても好スコアをマークできません。
あくまでドライバーの飛距離の目安としてですが、平均飛距離で250yd以上を目標に練習されてみてはいかがでしょうか。
1-2. ドライバーの飛距離アップに向けた練習方法!
ゴルフで80台が出るようになると、ドライバーのMax飛距離で250ydくらいは飛ぶかと思います。ただ、それを安定的にショットしようとすると、かなり難しいですよね。
これはスイング毎のミート率のバラツキが大きく影響しています。ドライバーはシャフトが長くてスイングがブレやすいクラブでもありますので、ミート率を安定させるのも大変です。
そこで80台の方が安定して250ydをショットする方法として、筋トレで下半身を強化してスイングの土台を作る方法をおすすめいたします。筋トレの中でもスクワットは、必ずゴルフ上達に効く鉄板のメニューと言われています。
日々筋トレをしながらドライバーのミート率が向上するように練習を重ね、平均で250yd以上の飛距離を手に入れてくださいね。
2. ゴルフ80台の方のアイアンの練習方法!
ゴルフのスコアを縮める上で、アイアンの上達は必須事項です。80台の方はアイアンも安定しているかと思いますが、さらなる精度向上を目指していただければと思います。
ここでは、ラウンドで重宝する簡単なインテンショナルショットも交えてご紹介していますので、ぜひご確認してくださいね。
2-1. ショートアイアンの精度を向上させよう!
アベレージ80台になると。基本的には100yd以内でグリーンを外すことはあまりないですよね。
とはいえ、まだまだシングルの方と比較すると、100yd以内の精度は低いかと思います。そこで80台の方は、さらに100yd以内の精度を向上させていく必要があります。
ボールをグリーンに乗せるだけでなく、グリーンに乗せる場所まで狙えるレベルに練習を重ねていきましょう。特にハーフショットはピンに近づけるチャンスですので、ハーフショットも積極的に練習してくださいね。
100yd以内の距離は、ゴルフが上達すればするほど打数が減る距離とも言われています。100yd以内から最高2打で上がれるように、短いクラブのスイング練習を大切にしていきましょう。
2-2. ミドルアイアンのグリーンオン率を上げよう!
ゴルフ80台になると、ミドルアイアンでも基本的にはグリーン周りまでボールを運ぶことができるかと思います。
今後さらにスコアを縮めていくためには、ミドルアイアンのスイングの精度向上が必要です。まずはミドルアイアンでのグリーンオン率が50%以上を達成できるように練習していきましょう。
打ちっ放しではフラットなマットからスイングできますので、なかなか実践的な練習は難しいかもしれません。ただ1球毎に目標を左右に変えてスイングするだけでも、ミドルアイアンの精度向上に繋がります。
また10球中9球は成功させるつもりで練習に取り組まれると、集中力も高まって効果的ですよ。
2-3. 100ydを複数の番手でショットしよう!
最後に100yd以内のトラブルショットをご紹介いたします。今までは安全にボギーを取っていた状況でも、今後はパーを狙っていかないといけない場合もあります。
そこで、100ydの距離を複数の番手で打ち分ける練習方法をご紹介します。1例としては、100ydをウェッジ、7I、5Iの3本のクラブで打ち分けて狙う練習方法がおすすめです。
ゴルフ場では、常に前方の視界が拓けているとは限りませんよね。前方に木などの障害物があるときに、7Iや5Iの低いボールのショットを練習しておくと、大きな武器になります。
またこの練習を通じてハーフショットの精度が向上し、ウェッジの上達効果も期待されます。球数をこなす必要はありませんが、100球中5球程度はこの練習を取り入れてみてはいかがでしょうか。
3. ゴルフ80台の方のアプローチの練習方法!
ゴルフの腕前が80台になると、アプローチも腕前もかなり上達しているかと思います。状況に応じては、寄せワンも取ることができているはずです。
今後さらにスコアを伸ばしていくためには、今まで3打必要としていた局面から、2打で上がっていく必要があります。
そこで求められるアプローチが、ピッチショットやロブショットなどの高い弾道のショットです。こうしたショットはトップしたときのリスクも大きいですが、だからこそ練習して習得していく必要がございます。
打ちっ放しのマットの上だと練習が難しいですので、ゴルフ場のアプローチ練習場なども活用して、たくさん球数をこなしていただければと思います。
4. ゴルフ80台の方のパターの練習方法!
パターであと数打縮まると実感している80台の方も多いかと思います。
パターの打数を減らす時は、ショートパットとロングパットに分けて考えることが上達のコツです。このうち練習効果の現れやすいのは、ショートパットの精度向上です。
特に2メートル以内のショートパットの場合、インパクトの瞬間のパターのフェースの向き次第で、カップインするかしないか決まるとまで言われています。
そこで、ショートパットではインパクトの際に必ずターゲット方向にフェースを向ける練習に取り組まれることをおすすめいたします。
ご自宅のパターマットや絨毯を活用して、50cm程度先に目標をセットし、必ずその目標のど真ん中にゴルフボールが当たるようにパッティングの練習をしていきましょう。
この練習をひたすら繰り返すことで、自然とゴルフ場でも2m以内のパット数が改善され、さらなるスコアアップが期待できますよ。
5. 80台に特化した練習方法でさらなる上達を目指そう!
いかがでしたでしょうか。80台のゴルファーの方におすすめなレッスンはご確認いただけましたでしょうか。
アベレージ80台の方は、ボギーなら比較的簡単に取ることができると思います。今後さらにスコアを上達していくためには、そのボギーをパーに変えていく必要があります。
上ではボギーをパーに変えるための練習方法をゴルフクラブ別に詳細に解説してきましたので、ぜひ今後の練習のご参考にしていただければと思います。
それでは、ゴルフ80台の方に特化した練習を上手に活用して、今後のさらなる上達に繋げてくださいね!