スコア100切りではゴルフクラブを効率的にセッティングすることがとても大事なポイントです。
セッティングという言葉に馴染みのない初心者のゴルファーの方は、まずは「ウッド」「ユーティリティ」「アイアン」「ウェッジ」のクラブ本数とロフト角の組み合わせと思ってください。
100切りを目指すゴルファーは、ご自分のスイングのレベルに合った効率的なクラブセッティングをすることで、より簡単にスコア100切りを目指すことができます。
そこで、ゴルフ100切りに向けおすすめなクラブのセッティングのコツをご紹介していきたいと思います。
ここでご紹介する方法はあくまで一例ですが、スコア100切りに向けて大変参考になる内容かと思いますので、ぜひご確認してくださいね。
目次
1. 14本以内のゴルフクラブで効率的にセッティングしよう
クラブセッティングを考えるにあたり、まずはゴルフバッグに最大で何本クラブを入れられるかを確認しましょう。すでにご存知のゴルファーも多いかと思いますが、初心者の方もご覧になっているかと思いますので、念のためご紹介します。
コース内のラウンドで使用できるクラブの本数は14本までとルールで決まっております。
そこで、スコア100切りを目指すクラブセッティングもこの14本以内という縛りの中で、いかに効率的にクラブを選んでいくかが肝です。
14本のうち、ドライバーとパターの2本は絶対に必要になりますので、残りの12本以内のクラブを効率的にセッティングしてスコア100切りに繋げていきましょう。
初心者の方や100切りを目指している方は、14本もクラブを持っていない方も多いと思います。もちろんスコア100切りを目指す上でクラブを14本揃えないといけないという訳ではないですので、ご安心してくださいね。
2. クラブセッティングの考え方
クラブセッティングでは、14本のゴルフクラブをいかに効率的に揃えてゴルフスコアを最小化するかがとても重要な鍵です。
そのため、クラブセッティングはプロゴルファーの場合とスコア100切りを目指すアマチュアゴルファーの場合では全く異なってきます。例えばプロゴルファーの場合は、3番アイアンをセッティングに追加している場合が多いですが、アマチュアゴルファーはその必要はありませんよね。
このように、ご自分のスイングの技術に応じて、ベストなクラブを揃えていくことが100切りに向けて非常に大切なクラブセッティングのポイントです。
別の言い方をすれば、ご自分のスイング技術では手に余るクラブをセッティングから外し、打ちやすいクラブに置き換えることが大事なポイントになります。
次章からは100切りを目指すアマチュアゴルファーに特におすすめなセッティングをご紹介していきますので、ぜひご参考にしてくださいね。
3. アイアンとユーティリティーのクラブセッティング
初心者やスコア100切りを目指している方がまず見直して頂きたいクラブセッティングが5番アイアンです。
アイアンセットは5番アイアンまで入っている商品が一般的ですので、ほとんどのゴルファーが5番アイアンもクラブセッティングに追加しているのではないでしょうか。
しかし、5番アイアンは『今の時代に5番アイアンの必要性ってある?ゴルファーのレベル別に徹底解説!』でご紹介している通り、とても難しいゴルフクラブになります。
5番アイアンを使用して、肝心な場面で大きなミスショットをしてしまった経験はございませんでしょうか。
このような経験のある方は、5番アイアンの代わりにショットしやすいユーティリティーを選択することが大事なクラブセッティングのポイントです。
5番アイアンの代わりとなるユーティリティは、5番アイアンのロフト角を基準にして選ぶことをおすすめします。詳しくは『5番アイアンの代わりにユーティリティを使うメリットとおすすめな選び方!』でご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
4. グリーン周りのクラブセッティング
グリーン周りからのアプローチは、全スコアの25%を閉めると言われているほど大切なショットになります。
グリーン周りで使用するクラブはウェッジですよね。このウェッジを上手に選択することが、100切りに向けてとても大切なセッティングになります。
4-1. ウェッジの本数
ウェッジは何本ご用意されていますでしょうか。おそらく多くのゴルファーは2本のセッティングになっているかと思います。
しかし、ウェッジを2本しか入れてはいけないというルールはありません。プロゴルファーでも、ウェッジを3本入れたクラブセッティングをしている選手はたくさんおります。
特にゴルフ100切りを目指すアマチュアゴルファーの方は、ウェッジを3本使用することを提唱しているレッスンプロもたくさんおります。
ウェッジを3本使用したセッティングにするメリットは、ロフト角とバンス角を使い分けることができる点です。そこでこの2点の違いを考慮した効率的なセッティングを確認していきましょう。
4-2. ウェッジのロフト角の違いを活かしたセッティング
ウェッジのロフト角は、そのウェッジがフルスイングで何ヤードショットできるかを示したとても大切な指標です。
ロフト角の違いによるフルスイングの飛距離の違いは『サンドウェッジのおすすめの角度は?飛距離の目安と正しい選び方!』でご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
ウェッジのロフト角のセッティングを決める際は、空白の飛距離を作らないことがとても大切なポイントです。そこで、効率的なセッティングをするためには、ピッチングウェッジのロフト角を基準にしてロフト角が等間隔になるウェッジを使用することが大事なセッティングのコツです。
この時ストロングロフトのアイアンを使用しているゴルファーは、空白の距離を作らないようにウェッジを3本使用するセッティングが大変おすすめです。
これに関しては『絶対に上達する!サンドウェッジの上手なロフト角の選び方を解説!』で詳しくご紹介しておりますので、ぜひこちらもご確認してくださいね。
4-3. ウェッジのバンス角の違いを活かしたセッティング
ウェッジのセッティングでは異なったバンス角を選択することも大事なポイントです。
バンス角の言葉に馴染みのない初心者ゴルファーの方は『サンドウェッジで大切なバンスとは?その役割と効果的な使い方をご紹介!』を事前に確認いただけると、より理解できますよ。
特にバンカーショットが苦手な方は、ハイバンスのクラブを1本ゴルフバッグに入れておくことが、スコア100切りに向けた大切なセッティングのコツになります。
バンス角はハイバンスとロウバンスの双方を選択したクラブセッティングにしておくと、100切りに向けたアプローチの大きな武器になりますよ。
またバンス角の違いがショットに与える影響は『ミスショットが激減!サンドウェッジの正しいバンス角の選び方を徹底解説!』で詳しくご紹介しております。とても大切なポイントになりますので、ぜひご確認してくださいね。
5. 難しいゴルフクラブを敢えて抜くセッティング
先ほどスコア100切りを目指す上では、難しい5番アイアンの代わりにユーティリティを選択することが100切りに向けたクラブセッティングのコツと申しました。しかし、これは必ずしもユーティリティを購入しないといけないという意味ではありません。
100切りを目指す上で最もやってはいけないミスショットは、難しい5番アイアンでスイングして取り返しのつかないミスショットをしてしまうことです。
とはいえ、ラウンド中のコース内で残り距離が5番アイアンの飛距離になってしまったら、つい5番アイアンを使用したくなってしまいますよね。
しかし、ここで迂闊に難しい5番アイアンでスイングして大ポカをしてしまい、100切りがお預けになってしまうことは何としても回避したいものです。
このようなケースになってしまった時に5番アイアンの誘惑を払拭するためには、敢えて5番アイアンをゴルフバッグから抜くことも大事なセッティングの一つになります。ぜひご参考にしてみてくださいね。
上手にクラブセッティングしてゴルフ100切りの近道をしよう!
いかがでしたでしょうか。スコア100切りに向けたクラブセッティングの考え方はご確認いただけましたでしょうか。
100切りに向けたセッティングでは、5番アイアンの代替えユーティリティーとウェッジの選び方がとても大事なポイントになります。
100切りに苦戦しているゴルファーはぜひこの機会に、ご自分のクラブセッティングを確認してみてくださいね。効率的なセッティングができれば、ゴルフ100切りの大きな近見になること間違いありませんよ!
今までクラブセッティングをあまり意識して来なかったゴルファーの方は、ぜひこの機会に自分のゴルフクラブを見直して、一気に100切りに向かって走っていきましょう!