7番アイアンで160ヤードといえば、かなりの飛ばし屋のイメージがあるのではないでしょうか。
実際にアマチュアで7番アイアンの飛距離が160ヤード以上ある方は、かなり限定されている印象を受けます。とはいえ160ヤードを7番アイアンで打てると、ゴルフの戦略性が飛躍的に変わってきます。
そこで、7番アイアンで160ヤードの飛距離を出すために必要なポイントを詳しく解説していきたいと思います。
最低限欲しいヘッドスピードはもちろん、7Iの飛距離を最大限に伸ばすスイングのポイントも解説しております。またヘッドスピードを伸ばすトレーニングメニューも掲載しておりますので、ぜひご参考にしてくださいね。
また、まだ7Iで150yd飛ばないゴルファーの方は、『7番アイアンで飛距離150ヤードを飛ばすには?必要なヘッドスピードとスイングのコツ!』を先にご覧くださいね。160ヤードに向けてより効果的に飛距離アップを目指せますよ。
目次
1. 7番アイアンの平均飛距離について
7番アイアンで160ヤードという飛距離は、ゴルファーにとって少し高い目標になります。まずはその点が分かりやすいように、7番アイアンの平均的な飛距離を確認していきましょう。
7番アイアンの平均的な飛距離は140ydと言われております。このため7番アイアンで160ヤードの飛距離を確保するためには、平均ゴルファーよりも20ydの飛距離を出す必要があります。20ydといえば、番手1つから2つの違いになりますよね。
このように、7番アイアンで160ヤードは少し高い目標となりそうです。これはイメージ通りの結果ではないでしょうか。
7番アイアンの飛距離に関しては、『ゴルファーのタイプ別!平均的な7番アイアンの飛距離はどれくらい?』の記事でより詳しくご紹介しております。
具体的に7番アイアンの飛距離イメージをより具体的にするためにも、ぜひこちらもご参考にしてくださいね。
2. 160ヤード飛ばすために必要な7番アイアンのヘッドスピード
アマチュアゴルファーの方が7番アイアンで160ヤードを目指す上で最大の壁となるものが、ヘッドスピードの壁ではないでしょうか。7番アイアンで160ヤードショットするためには、ヘッドスピードは40m/s以上必要になります。
アマチュアゴルファーの方にとって、7番アイアンでヘッドスピード40m/sは一つの大台ともなる数値ですよね。
この数値は、ドライバーのヘッドスピードで換算すると、大体48m/s以上の数値になります。このように、非常に速いヘッドスピードが要求されるのです。
また7番アイアンのヘッドスピードは、『7番アイアンのヘッドスピードの理想と平均はどのくらい?飛距離との関係とおすすめの練習方法!』の記事でゴルファーのタイプ別に詳しくご紹介しております。
40m/s以上のヘッドスピードを目指すためにも、ぜひこちらもご参考にしてくださいね。
3. 160ヤードに向けて7番アイアンのヘッドスピードを上げるには?
7番アイアンで160ヤードをショットするためには、かなり速いヘッドスピードが要求されました。このヘッドスピードの目標値をクリアしないことには、なかなか7Iで160ヤードショットすることはできません。
そこでゴルフクラブのヘッドスピードが向上するトレーニングメニューをご紹介していきます。ヘッドスピードが向上すれば、7番アイアンだけでなくドライバーの飛距離アップにも繋がります。
ここではご自宅でも簡単にできるトレーニングをご紹介していきますので、ぜひ毎日コツコツと取り組んでみてくださいね。
3-1. スクワット
ゴルフクラブのヘッドスピードを上げる定番とも言えるトレーニングがスクワットです。
スクワットをすることで下半身が安定し、よりキレのあるスイングができるようになります。またスクワットで下半身が安定すれば、スイング軌道の安定でミート率の向上にもつながります。
ヘッドスピードの向上とミート率の改善のダブル効果によって、7番アイアンで160ヤードを現実の世界にしていきましょう。
スクワットの回数の目安としては、毎日20回程度で構いません。一度の回数よりも、毎日コツコツと実施していくことが重要です。
「継続は力なり!」この格言を肝に銘じて、日々のトレーニングにスクワットを取り入れいていきましょう。
3-2. 素振り
ゴルフクラブのヘッドスピードを向上させるためのトレーニングは、何も筋肉トレーニングだけではありません。
ご自宅でもアイアンを使用して素振りをしていくことで、自然とヘッドスピードの向上が期待できます。また素振りはゴルフボールを意識することなくスイングできますので、正しいスイング軌道を習得するためにも絶好な練習方法となります。
ぜひ空き時間を利用して素振りを取り入れ、効率的に7番アイアンで160ヤードを目指していきましょう。
また素振りを活用した練習方法は、『自宅で簡単!ゴルフの飛距離を劇的にアップする素振りの練習方法!』で詳しく取り上げております。
ゴルフクラブ以外を使用した素振りメニューも掲載しておりますので、興味のある方はぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
4. 7番アイアンで160ヤード飛ばすのはヘッドスピードだけではできない!
7番アイアンでヘッドスピードが40m/s以上あっても、必ずしも160ヤードをショットできる訳ではございません。
実際に、このパターンに該当してしまっているゴルファーの方もたくさんいらっしゃるかと思います。
そこで、7番アイアンで160ヤードショットするために必要なヘッドスピード以外のポイントについて詳しく確認していきましょう!
4-1. ハンドファーストでインパクト
7番アイアンで160ヤードショットするためには、必ずハンドファーストでインパクトする必要があります。ハンドファーストとは、ゴルフボールよりもグリップの位置が飛球線方向に先行している形です。
これにはアイアンのロフト角が大きく影響しております。ハンドファーストでインパクトすることで、7番アイアンのロフトの角度をより立たせてインパクトすることができるのです。
実際にプロゴルファーの場合、アイアンはインパクトで8度程度ロフトが立っていると言われております。ロフト角8度といえば、番手二つ分の違いになりますよね。
7番アイアンで160ヤードショットするためには、ハンドファーストでロフトを立たせることが必須となります。
そのためには、まずはアドレスでしっかりとハンドファーストの形を作ることが大切です。ぜひこのポイントも意識して練習に取り組んでいきましょう。
4-2. アウトサイドイン軌道を修正
7番アイアンでヘッドスピードが40m/s以上あるのに、飛距離が余り出ていないゴルファーの方もいらっしゃるかと思います。このような場合は、スイング軌道がアウトサイドイン軌道になっている可能性が挙げられます。
アウトサイドイン軌道は、ドライバーからアイアンまで、飛距離を大きくロスしてしまう打ち方になります。
7番アイアンで160ヤードをショットするためには、必ずインサイド軌道でスイングする必要があります。ぜひともこの点を意識して練習していきましょう。
インサイド軌道でスイングするコツとしては、ご自分から見てゴルフボールの右手前の位置にクラブを通すように意識することがポイントです。場合によってはそこにコインなどを置き、その上をクラブが通過するように意識して練習してくださいね。
アウトサイドインの詳しい矯正方法については、『7番アイアンのスライスを撲滅するために!その原因と直し方を徹底解説!』でも解説しています。ぜひこちらもご参考にしてくださいね。
4-3. インパクトでフェースが開いている
7番アイアンのヘッドスピードの割に飛距離が出ていない場合、インパクトでフェースが開いてしまっている可能性が挙げられます。
しかし、インパクトでフェースが開いてしまうとミート率が大きく減少してしまい、160ヤードの飛距離を出すことができません。
インサイド軌道なのにボールがスライスしてしまう場合、インパクトでフェースが開いてしまっている可能性が高いです。
心当たりのあるゴルファーの方は、まずはグリップを見直してみましょう。
ミドルアイアンでフェースが開いてしまう場合、グリップがウィークグリップになっていう可能性があります。アドレスで左手のグリップの拳が1つ以下しか見えない場合、それはウィークグリップです。
7番アイアンで160ヤードを目指す場合、ここでは飛距離の出やすいスクエアグリップやストロンググリップを推奨いたします。アドレスではグリップが2個程度見えるように構えてみるのもおすすめな方法ですよ。
5. 誰でも7番アイアンで160ヤードを目指せる!
いかがでしたでしょうか。7番アイアンで160ヤード飛ばすために必要なヘッドスピードやスイングのポイントはご確認いただけましたでしょうか。
7番アイアンで160ヤードといえば、かなり飛距離の出るゴルファーに該当します。それだけに速いヘッドスピードと、正確なスイング軌道が必要となりましたね。
ここではヘッドスピードの目安や練習のポイントをまとめて解説してきました。ぜひとも上でご紹介したポイントをもとに、7番アイアンで160ヤードの飛距離を手に入れてくださいね。
7番アイアンで160ヤードショットできれば、周囲のプレーヤーから飛ばし屋として尊敬されることでしょう。また7Iで160ydの飛距離が出るとゴルフの戦略性が飛躍的に向上します。
このように嬉しいポイントが目白押しとなりますので、ぜひとも目標を現実にしていきましょう!